この世界を知るための探求的フィロソフィー 生とはなにか、死とは…存在とは… そんな生命の神秘を感じる作品。
肉体的苦悩からの解放 物質を離れた精神世界に迷い込む男は 永遠を手にする。
究極の憧れ、欲望、それを手にした途端 世界は色褪せ始めた。
移り変わる瞬きの美しさを取り戻し 失われる愛しい時間に生命の躍動と歓喜を味わう。
(レビュー:向日水ニャミ子)

バックトゥザフューチャーして、ネバーエンディングストーリーな妄想癖のある
南方系の雑食中年女。コミック原作邦画多め、生と死がテーマになっていたり、
地味めなファンタジー作品を好む傾向。
親からは「オマエの頭には“666”の文字が刻まれている」と恐れられていた。
繰り返し見る映画「ヴィタール」「奇蹟の輝き」「空気人形」「美女缶」「下妻物語」「コンセント」
TOKYOHEADZ 「サイレント映画」特集
【3週目】1/24(日)~1/30(土) 「Equipoise」10分24秒 監督:由浩 俊
配信URL→https://sp.nicovideo.jp/watch/1607574004
※期間外は表示されませんのでご注意下さい
※登録料(550円/月)
<あらすじ> 主人公の肥えた中年の男に「死」が迫っていた。「死」から逃れようと男は懸命にもがいていた。男は何もかも逃れようと疾走していた。そこに、スーツの細身の男が一人、優しい微笑みを浮かべ立っていた。 彼こそは死神だった。彼は男に問いかける。「永遠の命を差し上げましょうか」 死神との提案を受け入れ契約を結んだ男。 男は死から逃れ永遠の命を授かったが、人間としての実感がまるでなかった。 霊体のような体になっていた。嗅覚と聴覚と味覚と虹彩と触覚、全てが削ぎ取られていたのだ。 男は生きる実感がなく、生きることの辛さを悟った。男は死から逃げていたが、人間として再び生きる為に、「死」を選んだ。死神は男の願いを聞き入れた。やがて男に痛みと熱と音楽と匂いと色彩が蘇った。 男は己の脆い体を愛おしく抱きしめ、跪く。全てを拒否してきた男は全てを受け入れたのだ。 死神は彼を最後まで見届ける。男は人間として「ここから」から生きていくのだ。 男は己の脆い体が果てるまで、どこまでも続く砂浜を歩くのだった。
<キャスト> マトバシュウ、水沼信行
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