こんにちは、苫米地英人です。
 いよいよ明日の4月23日(火)21時から、株式会社ドワンゴの取締役、夏野剛さんとのスペシャル対談を行います。



 今回、夏野さんのご好意により対談できることになり、非常に感謝し、また私自身とても楽しみにしています。トークのテーマは暫定ですが、
・ブロマガの未来について
・私がサイゾーのオーナーになった理由
・私の著作「電通 洗脳広告代理店」について
・夏野氏はiモード、私はKeyHoleTVと、互いの画期的な仕事についてのエピソードや知られざる裏話

 こういったことを語らせていただけたらと考えております。ぜひ会員登録して視聴してください。

 そして、このブロマガ専用の公式twitterを立ち上げました。ドクター苫米地ブロマガ委員会という名前です
 https://twitter.com/tomabechiblomag
 ブロマガや生放送、その他に関する情報などをツイートしていきますので、ぜひフォローお願いいたします。
 今のところ生放送を3回行い、たくさんの方に見ていただき、たいへん手応えを感じているところです。皆さんから感想や質問のメールを頂いたり、皆さんが書き込んでくださるコメントを拝見したりもできて、私にとっても素晴らしい体験です。心から御礼申し上げます。
 悩み相談のメール、下記にいただけたらありがたいです。
drtomabech@gmail.com
このメールアドレスがメルマガ運営部のアドレスになります。こちらにいただいたメールは、運営部が管理しますのよろしくお願いいたします。


 さて、今回はダイエットについてです。
 皆さんから来る質問を見ていますと、私が今まで出版した本に付属しているCDやDVDに入った「やせる音源」についての質問が多いので、それについてご説明を。


人間の太る理由は遺伝子に
すり込まれた「原始脳」にあった!!




 やせる音源が入ったCDを聴く、またはDVDを観るとなぜ痩せるのか。詳しく解説していきましょう。
 それを説明するには「なぜ人は太るのか?」というところから解説せねばなりません。
 人間が太る理由としては、加齢のせい、運動不足、過食、ストレス…原因は色々ありますが、実は、「人間は皆、脂肪とタンパク質を好む」から太るのです。
 人類は誕生以来400万年、古くはマンモスなどを獲ったりと狩猟生活を続けていました。そして明日死ぬかもしれないという飢餓と闘っていた。そのような歴史があるため遺伝子に「飢えへの恐怖」がすり込まれており、脳は今でも本能的に「飢え死にせぬように脂肪をたくわえなければ」と思っている。この「原始脳」が太ってしまう原因なのです。
 しかし、今わたしたちが生きているのは21世紀の日本であり、コンビニも歩いていける距離にあるし、飢餓におびえる必要はありません。
 にもかかわらず、やはりムダに脂肪とタンパク質を蓄えてしまう傾向にあるのです。現代人は、いいかげん「原始脳」から進化して、飢餓の恐怖から自由になってもいいはずです。



メディアや中毒性の高い食品が
私たちを過食にさせる


 私がCDやDVDに入れている音源は、これは「痩せる音源」というより「太らなくなる音源」と言った方が正確です。
 人間のみならず動物の肉体は、必要に応じて太るようにできています。それは、ある期間、どうしても食べ物を食べることができなくてもすぐに死なずにいられるように太るわけです。栄養を摂取できなくても、脂肪やたんぱく質を体に蓄えておけばある程度は生きていられるわけです。クマはエサをたらふく喰って、脂肪を十分に蓄えてから冬眠します。食べ物がない冬を生き延びるための工夫です。
 ところが、いまの日本は、24時間365日、いつでも食品を買うことができます。それどころか、1日3000万食も捨てているほど食料が有り余っている状態です。私たちは体に脂肪を蓄える必要は全くないのです。
 それなのに、どうして日本人は食べ過ぎ、太るのでしょう。それは「ついつい食べ過ぎてしまうから」というような単純な話ではありません。
 先ほど人間は本質的に脂肪とタンパク質を好むと言いましたが、太る原因はそれだけではありません。
 私たちは食べ過ぎるように仕掛けられているのです。
 私たちが食べれば食べるほどお金を儲けている人たちがいます。それは消費経済と言い換えてもいいでしょう。消費経済によって食べずにはいられないように洗脳されてしまっているのです。消費経済はテレビをはじめとしたあらゆるメディアを通じて「食べろー、もっと食べろー」と私たちに洗脳を仕掛けているのです。
 空腹を感じたら何かを食べたくなるのは、動物も人間も一緒です。本来はその日の最低限のカロリーと栄養素を摂ればそれで満足するはずです。
 ところが消費経済はメディアを利用して「美味しいものをたらふく食べたい!」という欲求を煽りに煽ってきます。


メディアと中毒性食品からの
「肥満への罠」と闘う方法



 本来「美味しいものを食べたい」という欲求は、毒があるかないかを見分けたり、もっと栄養があるものを見つけるための動物的な能力でした。
 しかし、その欲求を消費経済は利用し、取り込むことに成功しました。その結果、今や美食は文化といえるものにすらなっています。
 過食の仕掛けは、メディアによるものだけではありません。
 さらに恐ろしいことに、私たちは肉体的にも仕掛けられているのです。
 私たちは、肉体的に依存性の非常に高い食品を食べることによって、中毒患者にされてしまっているのです。「食べずにはいられない」というのは中毒症状ともいえるのです。
 あまり知られてないのですが、人間が死ぬ理由は、「酸素」と「栄養」です。酸素と栄養は、細胞死を早めてしまうのです。
 さらにいえば、栄養の多過ぎる肉はあきらかに健康に悪い。とくに牛肉は発がん性も確認されています。牛肉は火を通すと発がん性が高まることを、2008年にノーベル生理学・医学賞を受賞したドイツのハラルト・ツアハウゼン氏が確認しています。
 先ほど、私の機能音源は「痩せる音源」ではなく「太らなくなる音源」だと申しました。種明かしをすると、それは「肉食うな!」と強力に脳に働きかけることなのです。したがって、音源を聴くだけで肉を食べる欲求が抑えられるのです。
 ですので、皆さんは無理に肉食をやめようと思う必要はありません。
 音源を聴けば、肉への欲求を抑えられ、太らなくなります。
 太ることをやめれば適正な体型になり、結果的にそれが痩せた状態といえるのです。



脳をよく働かせば
人は自然と痩せまくる!!


 皆さん、真剣に脳を使ったりして疲れると甘いものが欲しくなったりしますよね?
これは脳みそが疲れると糖分を求めるからなのです。脳は働かせると大量にエネルギーを使います。人間は物事を真剣に考えると、体を動かさないのに空腹になる生き物です。脳は、それほどまでにエネルギーを消費する器官なのです。
 実は、人間は脳を全開で動かしたら一瞬で飢死してしまいます。私たちは、脳の本当の能力の3%しか使っていません。
 つまり、頭を良く使っている人は、脳でエネルギーが消費されるため太らないのです。太っている人はボーッとして、その人の持つ脳の力に見合う使い方をしていないのです。脳をしっかり使ったらそれだけで自然と痩せてしまうのです。
「やせる3D映像」や「部分痩せ映像」などは、半強制的に脳機能を活性化させてエネルギー消費を促したり食欲を沈静化させる効果があります。そのメカニズムは28ページで詳しく解説しています。
 他のダイエット本では、満腹中枢がどこだとか、脳の解剖学的な説明をすることがありますが、肥満はそういった一時的な満腹中枢に対する働きかけなどで解決できる問題ではなく、高次脳まで含んだ脳と心のカラクリが関係していますので、そんな単純な話ではありません。

私の機能音源は気温や日照時間、
体に当たる太陽光線の量などの
情報を組み込んだものもある



 私が今まで発表してきた機能音源は、特に冬に効果が出るように製作したものなどもあります(もちろん、フルシーズン使えますが)。季節による機能音源の違いは、過去色々製作してきましたが、痩せるということと組み合わせるのは画期的なことと言えます。
 そのカラクリは、「冬は寒い」ということ。人間のみならず動物の身体は季節で変わっていきます。例えば、冬になれば体毛濃くなったりしますね。
 そして、クマが冬眠するように、人間も冬になれば体内に栄養をたくわえたがるのです。それはほ乳類としての遺伝的特徴で、まさしく無意識レベルの脳の作用なのです。だから人間は冬になると太りやすくなるのです。
 ということは、「太ってはいけない」という情報がより効果を上げやすくなるというわけです。
 私のリリースした音源は気温や日照時間、体に当たる太陽光線の量などの情報を組み込んでいますので、脳と体は「冬」をさらに強く感じることになるます。
 冬を強く認識させた上で、「太らない音源」を仕掛けるわけですから、効果は絶大になっていたりしました。


コンフォート・ゾーンを「太っている自分」から
「痩せた自分」にとか、「貧乏な自分」から
「金持ちの自分」にとか
書き換えるのは、私の音源を聴けばより簡単


 ここまで読んで下さった読者の中には、「私の機能音源があればダイエットは簡単だ!」と気付いた人もたくさんいるでしょう。
 その通りでして、ダイエットやバストアップ、美肌といった「美しい自分」になるための目標はもちろん、今まで説明してきた方法は、その先にある「本当の夢」の実現にも役立ちます。
 なぜかというと、機能音源を聴くと脳の前頭葉が活性化し「思考の抽象度が上がる」からです。少し難しいかもしれませんが、こういうことです。