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この世にツキはない


皆さんは自分に「ツキがあれば」と思ったことはありませんか?
 「競馬で大勝負に出た時は、いつも負けてしまう」
 「大事な場面では、なぜかツキに恵まれない」
 確かに、人生には運・不運に左右される場面があるように見えるかもしれません。むしろ最近では、そう信じている人が多いようにも見受けられます。
 しかし、「ツキたい!」「運をまねきよせたい」と思っている人は、成功を収めることはできないでしょう。きっとこの先もツキに見放された人生を送るに違いありません。
 なぜなら、この世にツキはないからです。
 このように断言してしまうと、「ツキはない? そんなことはないだろう」と否定する人がいることでしょう。
 「ツキがないから、結婚できない」「ツイてたら、もっと幸せな人生が送れた」と、人生の岐路をツキのせいにする人がいるかもしれません。
 残念ながら、それはツキのせいではありません。
 ただ、あなたが知らなかっただけです。
 例えば、あなたがある会社の株が上がるという確信を持っていたとしましょう。当然、あなたはその株を購入します。実際、株価は上がり、あなたは大儲けしました。すると、あなたが大儲けした様子を見て、何も知らないあなたの友人が「お前はツイているなあ」と羨みました。
 果たして、あなたはツイていたのでしょうか。あなたはラッキーだったのでしょうか。
 違います。あなたがツイていたわけではありません。
 あなたはただ知っていただけです。その会社のこれまでに業績を見て、株価が上がることがわかっていたので、株を買っただけ。至極当たり前の行動であって、ツキでもなんでもありません。
 あなたをツイていると思った友人は、ただその会社の株が上がることが分からなかっただけです。
 成功する人は、成功するきっかけが見えています。
 ツキがあったから、成功したのではなく、皆さんがツキだと思い込んでいるものが「見えている」から成功したのです。
 私の知り合いで年商150億円の会社を経営している人がいるのですが、なんとその人の高校時代の同級生も年商100億円の会社を経営しています。2人が経営している会社は、それぞれ何の関係もありません。
 高校の同級生が2人揃って年商100億円以上というのは、確率的に見ればまず考えられないでしょう。人によっては2人ともツイていたと思うかもしれませんが、2人ともツイていたから成功したわけではありません。
 2人とも成功する方法を知っていた、それだけです。
 これも私の知り合いですが、競馬にはまって奥さんと離婚した人がいます。彼は競馬で大金をスって家計に負担をかけていたので、離婚されたのは仕方がないかもしれません。ただ、彼は負けるためにお金をつぎ込んだわけではありません。あくまでも勝つことを前提に競馬に手を出していました。
 ということは、彼はただツイていなかっただけなのでしょうか。
 競馬、競輪、競艇と、日本には公営のギャンブルがいくつもあります。ギャンブルは、勝てば「ツイていた」、負ければ「ツイていなかった」の世界だと思われがちです。しかし、それは違います。
 ギャンブルは、胴元が勝って当たり前の世界です。あらかじめ、胴元の利益を確定させた上で成り立っています。でなければ、ギャンブルを運営する意味がないでしょう。
 ですから、期待値からいえば「負けてもともと」の世界で「ツイている」「ツイていない」と思うこと自体が間違っているのです。
 競馬にハマって離婚した彼もツイていなかったのではありません。「競馬で勝つ」という考え方が間違っていただけです。
 この世にツキは存在しません。
 ツキを信じている人は、何も知らない人です。
 皆さんがツキだと思っているものは、ただ成功のきっかけが「見えていたか」「見えていなかったか」だけのことです。
 「あとほんの少しのツキ」ではなく、あなたが成功するために必要だった条件が見えていたかどうかなのです。
 幸せに生きるための「ツキ」は、引き寄せることができます。
 次回から、その方法をお教えしていきます。