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『渚~another sea~』-0-0
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『渚~another sea~』-0-0

2020-09-09 19:00

    ※・本作は艦隊これくしょんの二次創作です。
     ・原作と異なる設定を含む可能性があります。
     ・本作に登場する“潮田渚”は暗殺教室に登場する潮田渚の姿をしています。しかし、原作の
      キャラ設定は存在しません。お先に潮田渚の容姿を調べることをお勧めします。
     ・それでもよろしければご覧くださいませ。

    僕は・・・、僕達は、誰に望まれたんだろう。

    0-0『プロローグ』
    ドオォォン。
    ドゴォォォン。
    遠くから戦いの喧噪が聞こえてくる。
    きゃあぁぁぁぁぁ!
    それに加えて無垢な悲鳴も。
    少年は暗い洞窟の岩場に横たわっていた。
    目が見えない。
    血が眼球にこびりついているのだ。
    しかし、その少年にはその目を拭うことのできる手は既になかった。
    少年「あっ・・・、がふっ!」
    声の代わりに血反吐が出る。
    少年(戦わなきゃ・・・。僕が・・・。)
    意識は混濁しているが、自分のすべきことはわかっていた。
    少年(守らないと・・・、彼女を!)
    ズリィ・・・。
    少年(!)
    物音がした。
    自分に向かって何かが這ってくるような音が聞こえる。
    何かが、近くにいる。
    ??「・・・は、・・・る。」
    その何かはブツブツと呟きながら自分の方に近づいてくる。
    明らかに仲間の気配ではない。
    逃げなければ。
    しかし、逃げようにも体に力が入らない。
    さらに声が近づいてきた。
    ズリィ・・・。、ズッ・・・。
    少年(・・・止まった?)
    そして、その何かは自分の耳元で囁いた。
    ??「お前は、俺の心になる。」
    その瞬間、意識が急激に遠のいていく。
    微睡みゆく意識の中、辛うじて瞳に映ったのは、おぞましい姿をした黒い化け物だった。




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