• 【xismo】ペン・カッター・押出機能を使って家を建てよう

    2016-04-27 23:30
    前回の前のめりな感じからトーンを落としつつ、今回はタイトルの通り、主にペン・カッター・押出機能を使ってシンプルな家を建ててみましょう。




    まずは前回と同様、立方体>シェーダ>材質割り当て>ポリゴン化、を行います。

    ここで、カッターツールに切り替え、立方体にマウスカーソルを持って行くと赤い線が現れて、クリックすることでその線に沿ってループ状にカットされます。

    思わずカットしてしまった場合、いったん戻って(Ctrl+Z)、ツールパネルにある「切断幅を固定」にチェックを入れて、数値を50%の状態で先ほどのようにマウスカーソルを持って行きましょう。


    ちょうど真ん中でカットされるようになります。


    クリックして確定し、ユニバーサル、もしくは移動ツールに切り替えて上面の真ん中の辺を選んで上に持ち上げます。


    次に押出ツールを使います。


    屋根の部分にあたる面を(Shiftキー押しながら)複数選択し、押出ツールに切り替え、選択した面を右側にドラッグしてみましょう。



    屋根部分が押し出されました。しかしこのままでは見た目が蔵のようなので、押出ツールで軒先に当たる部分も作ります。


    面を選択して押し出し


    選択して押し出し



    家っぽい形になりました。

    次に煙突部分を作ります。押出ツールのまま、ツールパネルで「オフセット」に切り替えます。切り替えた後に、煙突をつけたい側の面を選んで、先程と同様右側にドラッグします。


    すると今度は、選択した面の内側に新しい面が作成されました。この作成された面を煙突部分にしていくために、ユニバーサル、拡縮ツールでできるだけ正方形になるように形を整えましょう。

    次に、押出ツールで煙突を作って完成、といきたいところですが、押出ツールでは面の向いた方向(法線方向)に押し出されてしまうため、斜めの煙突になってしまいます。


    ユニバーサルツールで向きを直していくという方法でもいいですが、別の機能を使って作成します。


    煙突部分に当たる面を削除(バックスペース)して、削除した部分の辺を選択して選択部処理>ループ選択(Tキー)


    ループ選択の状態で辺を押し出し(Nキー)して、ユニバーサル、移動ツールで上に持ち上げ。


    y軸の拡縮を使って頂点の高さを整えます。向こう側の面が分かりづらいと感じたら前面化を解除してみましょう。(※拡縮ハンドルはバージョン105よりハンドルの方向にドラッグすることで調整する仕様に変更されました)

    煙突の形になりました。ただしまだ上の面が空いたままになっているので、今度はペンツールを使ってここに面を張ります。

    ペンツールを選択し、ツールパネルで「辺から面貼り」を選びます。


    辺をひとつ選択し面を貼りたい方向へドラッグしていきましょう。貼りたい辺の近くまで移動させ、そのままの状態でCtrlキーを押すことで、頂点にスナップさせることが出来ます。




    これでひとまず家の形は完成しました。

    最後に、屋根と煙突のシェーダを追加してみましょう。



    シェーダノードを追加して分かりやすいように色を変更し、ユニバーサルツールで屋根に当たる部分を選択した状態で、選択部処理>材質割り当て。

    次に煙突部分のシェーダも追加しましょう。ただし今度はペンツールの材質割り当てを利用します。


    煙突のシェーダを追加、選択し、ペンツール、材質割り当てを選択し、煙突部分をクリック。


    完成です。


    更に…、






    今回説明した機能を使ってちょっとだけ追加。

    もしも、自分だったらここをこうする…ここはこうした方がいいんじゃないか、と思ったら実践してみましょう。そして自分の思い通りの家を建ててみましょう。





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  • xismoでサイコロを作ってみよう

    2016-04-24 16:491
    mqdl氏製作の3Dモデリングソフト xismo
    非常に軽快な動作にとっつきやすいUI。
    ボーンやモーフにも今後対応されるそうなので期待ですね!

    ご本人による解説生放送もされておりましたが、それでも

    ( ゚д゚)ポカーン

    という方がいらっしゃるかもしれません。

    そんな方はとりあえず何か作ってしまおう!

    機能解説はマニュアルを参照下さい。作り上げることをできるだけシンプルに!

    というスタンスでまずはサイコロの作り方を解説。

    用意するもの
    • xismo(記事執筆時点でのバージョンは104)
    • (Windows標準の)ペイント、もしくは使い慣れているペイントソフト

    xismoを起動して、立方体、シェーダーノードをクリックし、ノード処理メニューから材質割り当てを選択


    ポリゴン化をクリック、前面表示を解除して、立方体全体をドラッグして選択状態に。


    UVメニューからUV自動展開を選択。


    何も起きてないように見えますが、表示から二画面を選択。


    このような表示になると思います。ちなみに辺が緑色の四角がUV展開された立方体の面。


    UVメニューからクリップボードへ画像出力を選択。


    ペイント(お好みのペイントソフト)を起動。貼り付けしてトリミング。四角の中にお好みで描き込んで保存。


    テクスチャタブを選択し、先ほど製作したテクスチャをドラッグしてくるか、編集>開くで選択。


    シェーダタブに戻り割り当てるシェーダを選択し、プロパティのテクスチャで先ほど製作したテクスチャを選択。

    完成!

    出来ましたか?数字の位置ガ~、数字の向きガ~、とかは後々こだわればいいのです。まずはサイコロを完成出来た自分を褒めてあげましょう!

    応用編
    上記の方法では、UV展開についてかなり端折ったやり方をしております。立方体などのシンプルな形ならこの方法でも問題ないのですが、メッシュが複雑になればなるほどこのやり方でテクスチャを描くことは立ちゆかなくなるでしょう。



    xismoで製作中の頭部を全て選択状態でUV展開した図

    最近では3D-CoatやSubstancePainter等々メッシュに直接ペイントできるソフトも増えてきておりますが、それはまた別のお話。

    というわけでUV「展開」という名の下に、縫い目を意識した展開をしてみましょう。

    理想的な展開図



    Shiftキーを押しながら縫い目をいれたい辺を選択。選択した辺を解除したい場合はCtrlキー(Windowsの場合)。辺を選択してからの展開、テクスチャ製作は先程と同じ。

    どうでしたか?ここまで5分で出来るようになればあなたも立派なサイコロモデラーです!
    (モデリング作業してなくね?)


  • blenderで学校の時計を作ろう(テクスチャ編)

    2015-12-18 00:32

    Blender Advent Calendar 2015、18日目・・・



    「あ、時計を作りたい(blenderで)。」

    あなたは思い立ち、時計のモデリングを始めます。

    進めていくと、問題発生。

    「文字盤ってどうやって作ればいいんだろう?」

    画像編集ソフトを使用して作るにもインストールしたまま眠っている、同時起動できるマシンスペックではない、起動するのが億劫だ、そもそも作り方がわからない。それならいっその事、blenderで作ってしまえ!

    このチュートリアルの要点は以下の3つ

    • テクスチャ製作用のカメラセッティング
    • 配列複製モディファイアエンプティを使って円形に配列
    • チャイルド・回転コピーコンストレイントエンプティを使って回転をコントロール

    NOTICE:モデリング、UV展開に関する内容は含まれておりません(テクスチャの作り方のみ)。

    カメラの設定

    まずはテクスチャを製作するためにカメラのセッティングから。
    キューブとランプを削除しましょう。(Xキー)
    レンダーのタブで、解像度を正方形に(今回は1024x1024,100%


    ワールドタブに移り、ワールドの水平色を白に
    カメラの位置と回転を一度リセット(Alt+G,Alt+R)した後、Z軸方向に移動させましょう。


    そのままカメラのオブジェクトデータタブで透視投影から平行投影に変更します。これにより、いわゆるパースを切った状態となり遠近感をなくすことが出来ます。
    追加(Shift+A)>平面


    ここで一度レンダリング(F12キー)してみましょう。このような感じになると思います。



    配列複製(Array)モディファイアとエンプティを使って目盛り部分の作成

    次に目盛りを制作しましょう。3Dビューに戻ります。(F11キー)

    ここからは、カメラビュー(0キー)もしくは、平行投影(5キーで切り替え)のトップビュー(7キー)の視点で作業を進めていきます。

    先ほど追加した平面を選択し、編集モードに切り替えて目盛りとなる細長い長方形に形成、y軸に沿って12時の位置まで移動させます。


    これに、配列複製モディファイアを追加します。


    しかしこのままだとx軸方向に複製されただけですね。


    エンプティを追加しましょう。追加>エンプティ>(どれでもいいですが今回は十字

    時計は秒針、分針ともに一周するには60回の時を刻みます。
    360(度)÷60(回)=6(度)
    つまり6度ずつ移動するように設定します。

    エンプティをz軸に沿って(今回はわかりやすく時計方向に)-6度回転させます。


    目盛りとなる平面を選択し配列複製モディファイア上のオフセット(倍率)のチェックを外し、オフセット(OBJ)にチェック、有効になった下のボックスでエンプティを選びましょう。メモリひとつ分移動しました。


    後はモディファイアの数を60に変更することで一周分の目盛りが作成されます。


    今度は時間の目盛りを作ります。同様の手順、もしくは複製したものを利用して先程より目盛りの形を大きめにして、エンプティを-30度回転、数は12。


    レンダリング(F12キー)


    チャイルド、回転コピーコンストレイント、エンプティを使って数字部分の作成

    お次は数字の部分を作っていきましょう。今回もエンプティを利用するので、混乱を避けるためにも目盛りのモディファイアを適用し、エンプティを削除しましょう。


    追加>テキスト


    編集モードに切り替えて、数字の12、段落の整列を中心、オフセットを数字の真ん中に原点が来るように調整した後、オブジェクトモードに戻して12時の位置に移動させましょう。


    今回は3時間毎に数字を配置します。

    複製して(Shift+D)、編集モードで数字の3に変更します。


    このまま3時の位置に移動させても問題は無いのですが、今回はコンストレイントを用いてみます。

    中心にエンプティを配置して、数字の3にオブジェクトコンストレイントチャイルドを指定。ターゲットにエンプティを指定しましょう。


    この状態でエンプティを回転させると、エンプティと連動して子である3も回転します。


    数字に戻り、コンストレイントに回転コピーを追加、ターゲットに同じくエンプティを指定して、z回転の反転にチェック、使用空間をどちらもローカル空間に変更します。


    この状態でもう一度エンプティを回転させましょう。以下のように回転したら成功です。


    後は数字とエンプティを複製して6時の位置、9時の位置に配置するだけです。回転、複製させるエンプティを間違えないように気をつけて下さい。


    数字を直してレンダリング


    画像>画像を別名保存で終了です。お好きな形の時計をモデリングして貼り付けちゃってください。

    以上です!

    明日はpsi_ni_phiさんの「過去作一点をセルルックにすんぞー♪」です。

    それでは、HAPPY BLENDING!!