グランプリ神戸2015レポート デッキ選択編
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グランプリ神戸2015レポート デッキ選択編

2015-12-23 08:06
    グランプリ神戸いってきたで!!(なおスタンダード)
     皆さんご機嫌いかがでしょうか?トリコスキーです

     次回予告で第三回神挑戦者決定戦のレポートを上げるといったな?アレは嘘だ
     いや、なんというか何もいいところがなく負けて、レポートを上げる気力もありませんでした
    申し訳ありません……
     こんな気まぐれなブログですが、たまに目を通してくださる人がいたならば幸いです
     というわけで、グランプリ神戸2015の参加レポート、まずは今回私が使用したデッキについての解説からさせていただきたいと思います(カナリイマサラ

    ・グランプリ参加への決意
     デッキ解説といいながらいきなり話が脱線しますが、今回私が何故モダンではなくスタンダードで行われるグランプリ神戸へ参加したかという経緯からお話させていただければと思います
     あまりにも記事を書くのが久しぶりになってしまったので改めて確認いたしますと、私トリコスキーはモダン好きのプレイヤーであり、もっぱらモダン構築でマジックを楽しんでおります
     しかしながら他のフォーマットはどの程度プレイしているのかというと、これがもう全くプレイしておりません
     毎回パックを剥かなければいけないリミテッドは貧乏性の私には中々継続的なプレイは難しく、レガシーは参入するにはまだまだパーツが足りておらず(主にデュアルランド)、パーツは折を見て特価品を集めるものの、未だにデッキを持つにはいたっておりません
     スタンダードはローテーションにあわせてデッキを変え続けなければやはり金銭的に厳しいものがあり、モダンでも使いそうなものに関しては買い足しているものの、デッキを組めるほどのスタンダードカード資産には足りていませんでした
     そのような状態で、何故今回スタンダードで開催されるグランプリ神戸2015に参加することを決意したのか?
     その答えは、来年の日本のグランプリスケジュールと、来年最初のプロツアーのそれぞれの開催フォーマットにあります
     来年日本にて行われる四つのグランプリ……
     多くのプレイヤーがご存知の通り、日本国内では来年モダンのグランプリがありません(涙
     去年のグランプリ神戸2014を最後に、2015年度に続き2016年も日本国内のモダングランプリは開催されないことが今年の中ごろにウィザーズから告知されました
     私を含め、モダン構築が大好きなプレイヤーがどれだけ落胆したことか……押して知るべきというべきでしょう
     国内のグランプリがダメならほかに国外でモダンのプレミアイベントはどうかと調べてみても、ブラジル、アメリカ、フランスと遠方ばかりで、私の職場のシフトなどを考えるに海外のモダングランプリへの参加は日程的にほぼ絶望的でした
     もっとも近場での開催は中国の広州での開催もありますが、今年のグランプリ北京2015参加者の帰還後の体調報告などを聞くに、中国に行くのは非常に怖いものがあり、どうにも二の足を踏んでしまいます
     グランプリ神戸2014を最後にモダンのプレミアイベントに参加できないという寂しさ……何か方法はないかと考え、一つの無謀な方法に思い至りました
     それが、モダン構築のプロツアーへの参加権利の獲得です
     国内グランプリもなく、国外グランプリの参加も絶望的なら、いっそプロツアーを目指せばいいじゃない(錯乱
     何を言っているのかわからないかもしれませんが、私にもよくわかりません
     まぁ、どの未知無理なら夢は大きく、という感じで、プロツアーの権利を得るためにまずはPPTQに参加したのですが、これがもう全く勝てない
     仕事の都合で3,4回ほどしか出られませんでしたが、Top8に残るどころか通算成績で勝ち越しすらできないとあってはよいところなどまるでなく、プロツアー参加権利を得る機会は失われてしまった……
     かに思われた!
     プロツアーの四半期シーズン前のグランプリで上位成績を残せば、プロツアーへの参加権利を手に入れることができます
     普段プレイしていないスタンダードとはいえ、プロツアー参加のわずかながらな可能性にむけて、スタンダードのグラン栗神戸2015への参加を決意するわけです
     前置きなげぇな……

    ・デッキ選択難航
     とは言ったものの、普段スタンダードなどプレイしていない私からすれば、どんなデッキを作ればいいかわからないわけです
     そもそもグランプリ参加のためだけにモダンでほぼ使わないスタンダード用のカードにおおきな金額を投資するつもりはありませんでしたので、当時かなりの高額であった搭載歩行機械等は買うつもりはありませんでした(とはいっても、モダンでも結果を残し始めていたヴリンの神童、ジェイスに関しては5000円で4枚購入し、購入後1、2週間たつころには1枚10000円を超えたときには戦々恐々としておりました
     なるべく予算を掛けず、自分の楽しいデッキをさがすものの、グランプリ参加を決めたのはモダンのPPTQのシーズンが終わり、戦乱のゼンディカーのスポイラーが公開され始めた時期
     環境がどうなるかもわかっておらず、デッキ選択は迷走しておりました

     最初はジェスカイを組もうかと思いましたが、新環境はタルキールのカードが丸々残るアブザンは多くいることがほぼ約束されていましたし、そこに勝ちにくいジェスカイをそのまま使うのもためらわれました

     次に考えたのはそこに一色緑を足して、カマキリの乗り手と凶暴な拳刃を集合した中隊で場に出し、さらにそれをヴリンの神童、ジェイスでフラッシュバックすると言うデッキを考えました
     ジェイスは集合した中隊からも場に出すことができ、これは相性がいいかとも思いましたが、あたりとなるクリーチャーがカマキリとサルだけではいささか爆発力に欠けました
     後にこのジェイスと中隊のシナジーは、4色ラリーというデッキで結実し、グランプリ当日でも数名のプレイヤーが二日目に進出していましたが、それはまた別の話

     3つ目に考えたのは、ジェスカイから少し離れて前環境にあった青白コントロールに戦乱のゼンディカーからの新カード、ハリマーの潮呼びを使って覚醒スペルの風への散乱、次元の激高を使いまわすデッキを組んでみました
     使いまわす動きは中々に面白かったのですが、使い回しは既にジェイスで十分で、ハリマーの潮呼びそのものが動きとしてかなり重く、次元の激高も対ビートダウンとして速度が間に合っておらず、いまいちよい感触がつかめませんでした

     上記、いくつかのデッキを組んでは試しては見たもののどれもぱっとせず、そんなことをしていたらもうプロツアー戦乱のゼンディカーが始まり、「結果見てからデッキ考えればよかね……」と思考を放棄してニコ生をみたりタイムシフトを見ていました
     そして、出て来ました
     これぞ俺が使いたいデッキ、びびっとくるジェスカイの新たなる姿が……!!

    Jon Finkel - 「ダーク・ジェスカイ」
    プロツアー『戦乱のゼンディカー』 トップ8 / スタンダード

    1 《平地》
    1 《島》
    2 《山》
    1 《沼》
    2 《大草原の川》
    1 《窪み渓谷》
    1 《燻る湿地》
    4 《溢れかえる岸辺》
    4 《汚染された三角州》
    4 《血染めのぬかるみ》
    4 《神秘の僧院》
    1 《遊牧民の前哨地》
    -土地(26)-

    1 《竜使いののけ者》
    4 《ヴリンの神童、ジェイス》
    2 《魂火の大導師》
    4 《カマキリの乗り手》
    3 《黄金牙、タシグル》
    -クリーチャー(14)-
    2 《払拭》
    2 《焦熱の衝動》
    2 《乱撃斬》
    4 《はじける破滅》
    3 《コラガンの命令》
    3 《オジュタイの命令》
    1 《完全なる終わり》
    2 《時を越えた探索》
    1 《龍語りのサルカン》
    -呪文(20)-
    1 《竜使いののけ者》
    3 《アラシンの僧侶》
    1 《フェリダーの仔》
    2 《強迫》
    3 《軽蔑的な一撃》
    1 《焙り焼き》
    2 《光輝の炎》
    2 《影響力の行使》
    -サイドボード(15)-

     ダークジェスカイじゃねぇか!!

     悪いか(開き直り
     純正のジェスカイを使っていた玉田さんのリストもありましたが、こちらのリストがぴんと来ました
     何よりギデオンやハンガーバックが入っていないリストで、モダン用に集めていたグリクシスのパーツが丸々流用できることで費用を抑えられるというのが決めてとなり、このダークジェスカイを組んでまわしてみることに

     そしたらこのデッキが強い強い!
     某店舗の平日トーナメントにコピーデッキをそのまま持ち込んで回してみれば、あれよあれよと勝ち星を量産
     流石プロツアートップエイトに二人も送り込むだけのことはあります
     普段コピーデッキ等を使うことはほぼないのですが、そのビルダーの意図を汲み取ってプレイするというのは中々に新鮮でした(ありがとうチャネルファイアボールパンテオン

     こうしてグランプリで使用するデッキはダークジェスカイへと決定し、引き続き某店舗にて細部の調整へと移るのですが、その段階で思わぬ問題点が浮上します
     その問題とは

     アブザンに勝てない

     ある日六回戦を戦ってそのうち4回アブザンと当たるというアブザンデーがあったのですが、その全てに敗北
     リストが出回った時点では相性は悪くない、むしろダークジェスカイが微有利という下馬評でしたが、実際に戦ってみるとそこまで有利でもないという印象
     何が悪いのかと自分で検証してみると……
    ・乱撃斬、焦熱の衝動等の計火力を引いたときにほぼ無駄牌確定
    ・アナフェンザ、包囲サイといったクリーチャーを対処できるカードが実質的にはじける破滅4枚しかなく、いかにジェイスで使いまわそうとも枚数が足りていない
    ゴリラギデオンが場に出るとほぼ対処不可、しかもオジュタイの命令が効かない
     といった具合で、アブザンのクロックを裁ききれずに負け母子を重ねる状態でした

     皆様も知ってのとおり、前環境でも最有力でありプロツアー優勝デッキでもあるアブザンはグランプリ当日の最大勢力になることがほぼ確実であることが予想され(実際、当日の使用率は40%をこえる高いものだったとのこと)アブザンに弱いデッキを持ち込むというのは自殺行為もいいところでした
     しかしこの時点で11月の頭に入り、他のデッキを模索している時間はありません
     俺は一体どうすれば……
    後編へ続く

     次回予告
     ダークジェスカイを選択したトリコスキーだが、その前にアブザンアグロという強敵が立ちはだかり、苦戦を強いられる
     何とか策を練ろうとするが、グランプリ一週間前に風邪を引きデッキ調整もままならない状態へと陥ってしまう
     そして当日の朝デッキを組み上げ、試合に臨むトリコスキーにあのプレイヤーが立ちはだかる!?
     果たしてトリコスキーは初日を突破できるのか!?
     そして念願の初プロツアーは!?

     次回、トリコレ!MTGモダンプレイヤーの独り言
     グランプリ神戸2015レポート 実践編

     年内公開予定!

     ……多分

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