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バンガードETFがETF市場でシェアNo.1になってない訳
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バンガードETFがETF市場でシェアNo.1になってない訳

2014-10-21 14:03
    海外投資を低コストでやる、最も最良な方法は、
    ノーロードのインデックス投資信託をドルコストで毎月積み立て、
    全世界にまたがったポートフォリオを組むことです。

    これは、一昔前ならばスイスのプライベートバンクに何十億と積まなければ実現できませんでしたが、
    今ならばSBI証券などのネット証券で10万円ぐらいあれば誰でもできます。

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    そして、一定額になったら低コストのETFに乗り換えます。
    本当ならば日本にあるETF(1680、1681、1550、1581、1582、1583など)を使用すれば良いのですが、
    流動性が心もとなく、乖離率も安定しません。

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    そこで、ほとんどのインデックス投資家は日本の証券会社を通じて、
    米国のバンガード社のETF(VTI、VGK、VWOなど)を購入しています。

    コストの面では、バンガード社のETFが他(iSharesなど)を圧倒しています。
    バイ・アンド・ホールドをするならば、最良の選択肢でしょう。

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    しかし、出来高を比較すると、最大のものは下記で、バンガード社のETFは入っていません。
    なぜ最良の商品が一番売れていないのでしょうか。

    米国株ーSPY(スパイダー社)
    米国以外の先進国ーEFA(iシェアーズ社)
    新興国ーEEM(iシェアーズ社)

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    「アメリカ人がバカだから?」
    ーいいえ、違います。世界で最も愚かな投資家集団は間違いなく日本人です。
    「実はコストが高いから?」
    ーいいえ、違います。実績ベースで見てもバンガード社のETFが最もコストが低いです。

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    正解は、オプション取引という要素を考慮に入れると分かります。

    日本ではオプション取引は事実上日経225指数しか機能しておらず、
    ポジションは指数の1000倍、つまり約1500万円のポジションなので、
    個人では基本的には、文字通り億万長者しか取引できません。

    しかし米国ではETFや個別株の結構な数のオプション市場が機能しています。
    このオプション市場の流動性が主な理由です。

    バンガード社のETFはオプション市場の流動性が低い、
    先に触れたETFはオプション市場の流動性が高い。

    つまり、米国の個人投資家はオプション取引をインデックス投資と組み合わせて投資している、ということです。

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    例1:ETFを買いたい場合
    ETFを指値で買えば、証券会社の手数料を超えて上昇すれば儲けになり、
    値下がりすれば損になります。
    当たり前です。

    しかし、オプションのプット(売る権利)を売った場合、下記のようになります。
    仮にオプション料を1ドルにしましょう。
    【権利行使された場合】
    オプション料1ドル+ETFの値上がり分-証券会社の手数料=儲け
    【権利行使されなかった場合】
    オプション料1ドル丸儲け

    ・・・はい、どこからどう見ても普通に買うよりプット売りの方が得です(笑)。
    これを「キャッシュセキュアードプット」といいます。

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    例2:ETFを売る場合
    ETFを持っておく場合も、オプション取引で利益を上乗せできます。

    ETFを売る代わりに、コール売りをします。
    またオプション料を1ドルにしましょう。
    権利行使された場合】
    オプション料1ドル+約定価格-証券会社の手数料=儲け
    権利行使されなかった場合】
    オプション料1ドル丸儲け

    ・・・はい、どこからどう見ても普通に売るよりコール売りの方が得です(笑)。
    これを「カバードコール」といいます。

    持っておくようにしたくても、
    「この日までにこの値段にはならないだろうなぁ」という値段でコール売りをしておきます。
    大体権利行使する前に期限が来るので、オプション料丸儲けです。
    アメリカ人ずるい!(笑)

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    そりゃバンガードより他のETF選ぶでしょ。
    コストが少し高くてもオプション料で儲けられるんだから(笑)。

    ちなみに日本の証券会社ではこれは出来ず、単純に現物買いしかできません。
    やろうと思えば海外の証券会社で出来ないことはないですが、
    今度は確定申告が非常に面倒臭い(笑)。
    基本、海外の金融機関を使うと税申告が面倒臭くなります。

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    実はこのオプション取引、数年前に日本にも導入されています。
    かぶオプと呼ばれるものがそうです。
    ネット証券が全く参入しなかったので、ほとんど死んだ市場ですが・・・・。

    ※当たり前ですが、個人の意見です。参考にするのは勝手ですが、
     これで損したからといって文句言われても責任は持てません。

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