【第11回東方ニコ童祭】『文果真報ができるまで』あとがき
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【第11回東方ニコ童祭】『文果真報ができるまで』あとがき

2019-07-05 20:45
    どうも、サンクタスです。

     第11回東方ニコ童祭がやって参りました。今年も無事このイベントがされましたことについて、東方ニコ童祭に関わる全ての方々にお礼と感謝を申し上げます。
    今年の東方ニコ童祭の詳細はこちらから⇒https://nicodosai.com/11th/

     さて私はというと、今年は色々と時間も精神も削られまくり、EDイラスト企画にも参加できず、動画も今年は無しかと考えていたくらいでしたが……。

     結局投稿しました。やったあ(しかし満身創痍)
    ヘカーティアの忠告【予告】(本編の前日譚)


    文果真報ができるまで 本編(あやはた)

     まさかの1週間クオリティです。昨年のExからまるで成長していない。そして第9回Exから作る作ると言っている手書き動画はどこに行ったんだ。ごめんなさい、ネタはほぼ固まっているので、次以降には必ず……!


     それはともかく。ここからがこのブロマガの本編です。投稿した動画について、ざっくりざくざく適当に書いていきますよ。


     今回のコンセプトは、立ち絵メインに1枚絵を加えた東方手書き劇場、でした。
     東方手書き劇場を作りたい作りたいと言っているものの、ではどんな形式で作るべきか。漫画形式だとたくさん書かなくてはならず自分の遅筆では作業が追い付かなさそう、かといって立ち絵紙芝居では表現の幅が制限されてしまう……と色々悩んだ結果、じゃあ合いの子にしようと考えたワケです。こういう間を取るやり方はよくや。

     ということで今回は、基本は立ち絵パート、メインシーンでは1枚絵表示の漫画風パート、という形式にチャレンジしてみました。
     普通に漫画書いている人には「その程度のこともできないのか」と言われてしまいそうですが、漫画どころがイラスト制作もままならぬ私にとっては大きな第一歩なのです。
     結果こじんまりとした動画が完成しましたが、満足のいくものができたと思っております。この経験を糧に、より長い作品を作って行ければなあと。何より作るのが楽しかったので、頑張れば行けるはず。がんばれ自分。

     なお、立ち絵パートの動画形式は、東方手書き劇場作者としておなじみ、私も大大大ファンんの、ふみ切さんの動画形式をパk…リスペクトさせていただきました。あの方の溢れんばかりの尊さもあやかりたかったのですが、闇属性の私には到底たどり着けるものでなかった。この場をお借りしてひっそりとお詫びと感謝を申し上げます。


     ストーリーは射命丸文ちゃんを中心としたストーリー。もっと言えば『東方文果真報』を元ネタにしたものです。もう古いネタとなってしまいましたが、私的にあの書籍で描かれた文ちゃん像がドツボでして。なんとか妄想を形にしたく、制作しました。
     実はもともと別な短編の終盤シーンのはずでしたが、書いているうちにボツになってしまい、今回はそれを再構築しています。

     何がメインって、そりゃあもう文ちゃんがへこんでるってところです。これが見たかったがために作ったようなものです。では、東方文果真報で描かれた物語の何が文ちゃんを追い詰めたのか。そんな文ちゃんのどこがかわいいのか、東方文果真報の内容について触れながら考えていきます。

     彼女はいつも上から目線の不遜な態度をしてくるかわいい人ですが、単なる猪武者ではなく、自分の行動や信条についてきちんと思考を巡らせられる人なのです。それが初めに如実に表れたのが花映塚の文ED。詳細は省きますが、映姫様に新聞の意味、マスコミという立場の人間の在り方について説かれ、文ちゃんは彼女なりに考えます。どのキャラもしっとりしていることの多い花映塚EDですが、その中でもよりシリアスに映姫様の説教に向き合ったのが文ちゃんなのではないかと私は思うのです。まあ考えた結果もExでダメ出し受けちゃうんですけど。
     私はこの花映塚・文EDが大のお気に入りなのです。ああやって普段は自信満々にふるまっている彼女ですが、その自信もまた彼女の思索によって裏付けられているものであるということ。そして、記事を書くということについてはかなり真剣に思考を巡らせているということ、総合するとつまり、彼女のあの調子に乗った態度も彼女が記事を書く故であり、記事を書くことが彼女のアイデンティティなのです。

     彼女にとって記事の正当性は自分そのものの正当性につながる。だからこそ、東方文果真報でヘカーティアから文ちゃんが月の民に利用されている可能性があることを指摘された際、露骨に反発し、話を逸らそうとした。

     結果として文ちゃんは自分の書いた週刊誌を闇に葬り去りました。それは、月の民に利用されていたから、というだけでは言葉が足りません。もし彼女自身が月の民によって扇動されてしまっていたのなら、書いた記事は彼女自身のものでなくなってしまう。それは彼女にとってのアイデンティティの喪失を意味するのです。

     自分があまりに荒唐無稽な記事を書いてしまったことを、すべて月の民のせいにして自分の過ちから目を背けようとしている文果真報の後語り。普段の余裕を感じさせない切羽詰まったその語り口が、私には彼女の尋常でない焦りを感じて仕方ないのです。そしてそういうところで地が出てしまう底の浅さがかわいい


     もう一つ、文ちゃんにとってダメージだったと考えられるのは、自分の作ったものを世に出ないまま葬ってしまったことです。
     彼女が幻想郷を飛び回り幻想少女たちの生を写し取る。そしてそれを記事にする。それこそが文ちゃんのすべてなのであれば、その行為が無駄になるのはすなわち彼女が彼女自身を否定することに繋がりかねない。彼女が新聞を書くことに精魂を傾ければ傾ける程、そのダメージは大きくなる。
     何せ文々春新報はほぼほぼ完成していました。しかもかなり多くの協力者も得て、文ちゃんも気合を入れて制作していたことが伺えます。それが無駄になったとしたら……彼女の落胆は想像しえぬほどであり、まさしく「断腸の思い」であったのではないでしょうか。
     私自身イベントの運営とかに関わったりもしますが、自分たちがやってきたことが土壇場で灰燼に帰すとか考えただけでも恐ろしいので……。


     と、色々妄想してみると、明らかに文ちゃんのメンタルはボロボロ。辛うじて強がるのがやっと。そんな状態から、今回私が投稿した動画『文果真報ができるまで』が始まります。

    【現在執筆時3時なので、まだ書きたいことがありますが先行投稿します。東方ニコ童祭終了まで随時追記で投稿するつもりです。】


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