なんだろうと思ったらRPGツクールアドバンスのカセットでした。
調べてみたらだいたい15年前に発売されたソフトらしく、私が始めてガチで作り込んだツクールがそういえばこれだったなぁと思って化石みたいになってるアドバンスで何となく起動してみると、当時作ったゲームがそのまま残っていました。
動画としてキャプチャしたら面白いかなと思ったのですがゲームボーイなので出力手段がありません。
いや、もしかしたら調べたらあるのかもしれないけど面倒臭いのでいいです別に。
ちなみにタイトルは『魔界クエスト』でした。
脳みそをカケラも使っていないタイトルでいきなりテンションが上がります。
一応補足しておくと本当の本当に全く覚えていません。
そもそもどんなゲームだったっけと思って起動したら急にゲーム始まってビビったくらいだし。
(ツクールアドバンスはゲームが完成すると、電源ONにしたら作ったゲームがいきなり始まるように設定できる)
なので今日は、私が実際に15年前の私が作ったゲームをプレイした感想を認める壮大な計画で記事をひとつ水増ししようと思います。予めご了承ください。15年前の私ありがとう。
15年前の私(以下、過去の僕略して過去僕)は、プログラミングの知識が全くありません。
なので、ツクール独特であるスイッチ(フラグのON、OFFをスイッチに見立てた分かりやすいシステム)すら使いこなせていません。
また、簡単な変数すら使いこなせておらず、バグの温床でした。
まず、始まると勇者が自宅で目を覚ますところからスタート。
一階に降りるとお母さんらしき人がいたので声をかけると闇市場の商人でした。なんで俺の家にいるんだお前。
スタートしていきなり伝説っぽい武器が法外な値段で売られていますが当然お金がないので買えません。
仕方ないので諦めたら「そう言えば今日は勇者選抜試験の日だろう?頑張って行ってこいよ」と役割的にはお母さんポジの人でした。
闇にさえ染まっていなければ………
その後、外に出ると屈強な男たちが道を塞いでいて、城へ行く以外の道が全て封鎖されていました。
屈強な男たちに話しかけると「筋トレ中」としか言いません。
雑な一方通行に従って城へ向かうと、王様がいました。入り口の前に。
「おぉ、そなたも勇者になりたい若者か。なげかわしい。では入りなさい」
なぜ嘆かわしまれたのか全く分かりませんし、何で王が受付やってるのかも分かりません。
この辺でいったんセーブして電源を切ってコーヒーを入れてきました。頭痛がしたからです。
コメント
コメントを書くまさかの展開で文章だけでもめちゃくちゃ面白かったです。小学生でこの物語作るなんてとわこさん凄い!
読んでて普通に「えっすごい」って独り言言っちゃいました
アドバンスが配信とか出来る環境のやつだったら私もプレイしたかった…、!
突っ込みどころ満載で途中まで笑いながら読んでましたが、
最後の方、真剣になって読み込んでしまいました!!
またなにか発掘したら教えてくださいね♪
ラストの部分
よく考えられてますね!なるほどってなりました( ・∇・)遊んでみたい
過去towacoさんすげぇ!ラストの展開面白い!!
王様が嘆かわしい言ってるの笑いましたw
面白いお話作れるの本当に尊敬します!!
勇者とわこが嘆かれてる理由って、魔物に取り憑かれているのに覚えてない状況に同情したとかそんなんじゃないですかね(適当)
あ、ストーリー展開は普通に好きです
久しぶりに読んでみて、王様の嘆いている理由が「(この街に居れば聖なる力に守られていて無事なのにわざわざ死にに行くなんて)嘆かわしいことだ」ということなのでは?と思いました。