夏場に外でガリガリ君を食べようとしたらすごいスピードで溶けてきて もち手の部分がベトベトになり嫌な気分になりがちな人間の皆さんこんにちは。 あなた達人間は、御存知の通りカミ様がお創りになられました。 いったい、どのようにして人間は誕生したのでしょうか？ 本日はその時の様子を、出来る限り分かりやすくご説明したいと思います。 「じゃ、今日は人間を創ろうと思います」 「はいカミ様。人間ってどういうやつですか？」 「生き物です。頭が３つ、腕が８つ、脚が４つくらいの感じでいこうと思います」 「ちょっと待って下さい。人間の納期って来年の３月ですよね？ さすがにちょっとプログラミング間に合わないので頭はせめて１つにして貰えませんか？」 「えっ、でも頭が１つだと先月創った馬とか猫とかシーモンキーとかぶっちゃう。 カミ様そういうとこコダワるタイプなの知ってるでしょ」 「いや、でもちょっと頭３つだとプログラム複雑すぎて… ていうか今まで作ってきた生き物、全部頭１つしかないじゃないですか。 何がコダワりだブン殴られたいのか表に出ろ」 「そんな怒らんでもいいやん… でも頭は絶対奇数でいくから。これだけは譲れないから。カミ様本気だから」 「だから１でいいじゃねえかこの野郎、この野郎」 「痛い痛い、やめてやめて。指はその方向には曲がらないからやめて」 「お困りのようだな…」