• インセインTRPGシナリオ【死霊図書館】

    2016-11-23 14:01

    動画化したオリジナルシナリオ【死霊図書館】を公開します。
    ただし、ここでは『繰り返される惨劇』のワールドセッティングを使用しない、4人用のシナリオとして公開します。

    概要
    【プレイ人数】4人
    【サイクル数】3サイクル
    【シナリオタイプ】狂騒の20年代・特殊対立型
    PC1&PC3vsPC2&PC4

    【プライズ】
    『アミュレット』『西洋甲冑』『図書館長の手記』『目的の本』の4つ
    本に関しては名称は自由決定してください。

    【舞台】
     動画ではアーカムのミスカトニック大学の図書館を舞台にしましたが、山奥の洋館なら現代でも可。(参考にした小説『殺人を読んだ本』準拠)
     背景として最近他殺とは思えない変死事件が多発しており、警察も動けない状態であること。なお、被害者は金に困っている浮浪者または債務者、犯罪者ばかりであり亡くなる前に舞台の図書館から逃げ出していることにすれば、PCはそこに向かう動機の裏付けができます。

    導入
    PC1・・・金に困っているあなたはマフィアのお偉方に高額の依頼として1冊の本の奪取を頼まれた。その本はどうやら「曰くつき」らしく預けられた図書館から情報が一切降りてこない。そのため深夜にその図書館に忍び込み、その本を探すことにした。

    PC2・・・あなたはPC1の知り合いであり、PC1に頼まれor脅迫され、共に深夜に図書館に忍び込んだ。

    PC3&PC4・・・あなたたちは変死事件の調査として腰の重い警察に代わって深夜の図書館に調査にきた。消灯・施錠後にあなたたちは窓から侵入してきた怪しげな人物を目撃した。《暗闇》の判定に成功することでハンドアウト『侵入者』の-2修正はなくなる。

    ここで窓の音に気付いて全員が合流することになる。

    ハンドアウト
    PC1・推奨職業『ギャング・泥棒』
    使命・・・あなたは高額で本の奪取を依頼されている。あなたの使命は図書館から本を盗み出すことである。

    秘密・ショックPC4 拡散情報
    あなたは変死事件の被害者の同僚に図書館の地下に「曰くつき」の本ばかりが収められている禁書庫があると教えられている。なお、その同僚の死に際を目撃しており、犯人に【居所】を知られている。

    PC2
    使命・・・あなたはPC1の協力者だ。あなたの使命はPC1の受けた依頼に協力することである。

    秘密・ショック全員
    あなたは探している本が非常に凶悪な魔導書であると知っている。その本が流出したら非常に危険な事態になる。あなたの本当の使命は魔導書を盗み出させないことである。

    PC3・推奨職業『探偵・刑事・記者』
    使命・・・あなたは変死事件の調査をして、この図書館にたどり着いた。あなたの使命は変死事件の真相を突き止めることである。

    秘密・ショック全員
    あなたは魔術師の家系であり、魔導書は使ってこそ価値があるものであるという考えを持っている。そして、マフィアに依頼した張本人である。あなたの本当の使命は魔導書を奪取することである。※PC1が奪取しても使命達成である。

    PC4
    使命・あなたは知り合いが変死事件に巻き込まれ、PC3の調査に無理やり同行している。その最中友人のPC2に再会した。これ以上、知人が被害に遭うのに耐えられない。あなたの使命はPC2を生き残らせることである。

    秘密・ショックPC
    あなたはこの図書館長から司書カウンターに何かがあることを教えられている。そして、被害者の死に際を目撃しており、変死事件の犯人に【居所】を知られている。

    初めから公開されているハンドアウト
    ・オカルト棚
    魔術やオカルトに関する書物が多く収められている
    秘密を獲得するには《魔術》で判定すること

    秘密 情報共有は起きない
    中世ヨーロッパの怪異について記されている
    ・人狼は夜に姿を現す
    ・吸血鬼は鏡に映らない
    ・首なし騎士は忠誠を誓ったものを襲わない
    本の間に『アミュレット』が挟まっている
    この秘密を得た最初のPCはプライズ『アミュレット』を獲得する

    ・文学図書棚
    ヨーロッパから東洋まで世界中の文学作品が収容されている
    わずかに時計の音がする

    秘密 拡散情報 ショック・シーンに出ているPC
    薄暗い棚の隅に爆弾が仕掛けられていた
    シーンに出ているPCは《驚き》で恐怖判定
    ※『侵入者』の追加情報を得ているPCは恐怖判定を回避できる
    爆弾の解除をしなければ3サイクル1シーン目の終了時に爆発し、全員に1D3のダメージを得る

    ・侵入者
    PC3とPC4が目撃した怪しげな人物
    導入の《暗闇》の判定に失敗したPCとPC2は判定に-2の修正が付く

    秘密 拡散情報
    この人物は(ランダム命名表)という名で、殺し屋兼運び屋として活動している
    最近、姿を消していたのだが…

    PC1のみ追加情報
    この人物は爆弾製作にも長けており、爆弾の解除には《分解》と《化学》の判定に成功しなければいけない

    ・司書カウンター
    蔵書目録や貸し出しカードがまとめられている
    ※以下は秘密を探ると宣言した時に出る情報
    引き出しの中に錆びた鎖に繋がれた本が入っている
    ここでは秘密の獲得ではなくプライズ『図書館長の手記』の取得ができる
    《破壊》もしくはそれに類する自然な特技で判定ができる

    ・西洋甲冑
    2mあろうかという巨大な甲冑
    握っている剣の刃先は少し赤黒い

    秘密
    足元の床に細い穴が空いている
    それを見つけた途端に甲冑が動き出した
    《魔術》で恐怖判定

    ここでシーンプレイヤーがシーンを消費せずに戦闘に入るか、別のプレイヤーがシーンを消費して感情判定をするか選んでもよい
    +の感情を結ばせた場合、感情を結ばせたPCは『西洋甲冑』を使い捨てのプライズとして所有できる
    加えて、地下禁書庫へ向かう階段が現れ、『地下禁書庫』のハンドアウトを公開する

    追加ハンドアウト
    ・地下禁書庫
    「曰くつき」の本ばかりが収められた地下書庫
    何かに見られている気がして背筋が凍りつく

    秘密
    ホラースケープ4-5『罠』
    目的の本を見つけた

    プライズ
    ・アミュレット
    オカルト棚の本の間に挟まっていたお守り
    この秘密は所有者が自由に確認してもよい

    秘密
    強い魔術効果を持つお守りで何度も使用可能
    効果は『狂気』を1枚得る代わりに『怪異』のエネミーが持つ情報一つを未取得にする

    ・図書館長の手記
    一見普通の手記だが、ところどころ言い回しや単語の綴りがおかしいところがある
    秘密を探るには《整理》で判定すること

    秘密
    これは暗号だ
    解読してみると儀式の詳細が書かれていた
    参加条件は儀式の情報を知っていることで統一

    なお、このプライズの解読をしたPCは《教養》で恐怖判定を行う

    ・西洋甲冑
    ダメージを肩代わりできる使い捨てのプライズ

    ・目的の本
    魔導書

    マスターシーン
    ・謎の出血
    各サイクルの終わりにエネミーに【居所】を所持されているPCが吐血を起こす
    1ダメージを受けて1サイクルのみ《死》で恐怖判定を行う
    アミュレットを使用することで、ダメージを回避できる

    ・爆破
    文学図書棚の爆弾を解除していない場合、3サイクルの1シーン目終了時に文学図書棚で爆発が起きる
    全員が1D3のダメージを受け、《破壊》で恐怖判定を行う

    クライマックス
    目的の本を見つけた時、その本を『侵入者』に横取りされクライマックス1が開始する
    エネミーデータは『ドッペルゲンガー』の単体のみ
    止めを刺したPCが『目的の本』を獲得し、その時点で一旦戦闘は中断し、次サイクルに移る
    次サイクルからはクライマックス2として『死の運命』との戦闘を行う
    『死の運命』は基本的に目的の本の所持者を狙うことにする
    儀式が完了した時点で『死の運命』は脱落し、その後から『目的の本』の奪い合いが始まる
    クライマックス2では戦闘から逃げ出すこともできるが逃走判定が発生、成功しても地下から出る扉が閉められており、《破壊》の判定で成功しないと逃げられない

    エピローグはGMが自由に演出してください

    ゾーキング
    ・司書カウンター
    蔵書目録で本を探した場合、確かにこの図書館の地下禁書庫に目的の本があることを伝えてください
    禁書庫の本の特徴を聞かれた場合、動画で挙げたような「人の死に関与したこと」を強く伝えて、《死》で恐怖判定を行ってください
    床に違和感がないか聞かれた場合、一部が鉄であることを伝えてください
    それについて調べたいと言ってきた場合は、取っ手がない扉であること、何かの仕掛けで開くのではないかと言って、無理やりには開かないことを伝えてください

    ・文学図書棚
    ゾーキングで爆弾が設置されていることを言い当てた場合、爆弾を公開し恐怖判定を免除してください

    補足
    動画では5人用のシナリオにしていたので大部分を変更しています
    5人用としてプレイする際は立場を中立にして仲間集めに肝を置かせてください
    動画ではその立場をこいしにしてました
    あとコメントで流れましたが、赤川次郎さんの作品『殺人を読んだ本』の設定をリスペクトしてます
    赤川次郎さんの作品はインセインに詰め込みやすいと思うのでぜひ読んでみてください

    初の自作シナリオということもあり、匙加減がわかってない部分もありますが、そこらへんは自由に改変して構いません
    設定だけ借りたい方も「これ動画化したい」という方も許可は必要ありません
    一言コメントをくれたら見に行きますのでよろしくお願いします
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