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男の生き方男の流儀(平治・有事編) 第3回
連載第3回男の生き方 男の流儀 (平治・有事編)
大日本エイ政塾代表 川口エイ大

彫なか 船橋第一章 男学
男の道を突き詰める思考術(3)男の敵は我が身なり
男には一歩外に出ると七人の敵がいるとよく言われる。「おいおい、最近は家の中にも最強の敵が独りいる」と男のユーモアに富む方が中にはいるかもしれない。敵と一言で言うが、実際敵として識別しているのは自身の心であると私は思う。仮に幼児が喧嘩を仕掛けてきたとしよう。それを大人気も無く真剣に相手にするだろうか? 力の差が余りに歴然としたなら、人はその相手を恐れることも敵視することもない。つまり、日々の努力により日進月歩する人々にとって今日の自分こそが敵であり、その敵を打破して明日の自分は更に進化して行かなければならない。
つまり、周囲に競争相手がいるうちはまだ自分の精進が足りぬということであり、戦いに勝利したその先にあるのは、孤高の境地としての自分自身との戦いである。
突き詰めれば敵はわが身という所以である。
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【哀悼】麻原二審の弁護人だった松下明夫弁護士のご冥福を心よりお祈り申し上げます
【哀悼】麻原二審の弁護人だった松下明夫弁護士のご冥福を心よりお祈り申し上げます
文・吉原美姫
先日、麻原裁判の二審でご苦労された松下明夫先生が亡くなられました。報道が全然されてないので、詳細は書きませんけれども、まだ五〇代です。
松下先生はこの弁護に絡んで懲戒請求まで出され、そのストレスが寿命を縮めたのではないかと関係者のお話でした。懲戒請求を出した弁護士会関係者もおくやみに来ていたそうで、「あいつらが殺したようなもんだ」と陰でぶーぶー言う方もいたとかいないとか。
そもそも麻原裁判は、一審段階で引き受けてくれる弁護士さんがいなくて、『私は悪者に味方する』というご本まで出されていた虎ノ門の親分こと故遠藤誠弁護士ですらお断りした経緯があります。それでヨコベンとか出てきちゃって、最後は日弁連某幹部が「土下座」して安田好弘先生に決定。二審は松下先生と松井武先生です。
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特別企画 遠い夜明け 現役ヤクザたちは叫ぶ、「俺たちに未来はあるのか?」
特別企画顔の無いヤクザ
別働隊として生きる男が語る衝撃の真実「抗争事件ゼロ」の裏側で頻発していた「見えない抗争」の実態とは? そして、いまを生きるヤクザたちはどこへ向かおうとしているのか?
ホントのことを言おう。
暴力団抗争は減っていない。
警察庁の発表をみると減少しているじゃないか、と考えるがいるかもしれないが、あれはただのまやかしだ。現場の刑事でさえ信じていない統計など、いかようにでも操作できる。あんなものを鵜呑みにするなんて、間抜け呼ばわりされてもしかたないだろう。
しかし、抗争事件での検挙率は低下する一方だ。ここまで書けば、勘のいい読者ならそのからくりに気づいたのではないか?
抗争が減っているのではない。抗争事件での検挙率が減っている。単に抗争は見えなくなったと言い換えてもいい。
暴力を信奉している限り、抗争はなくならない。現代暴力団は本当の意味で、暴力の信奉者となったのである。
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