桜庭統/After all...
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桜庭統/After all...

2015-06-03 23:54
    2枚目は
    桜庭統さんの「After all...」です。

    桜庭統さんと言えばゲームミュージックに詳しい人はほとんど知ってるでしょう。
    テイルズシリーズやヴァルキリープロファイル、スターオーシャンシリーズなどで名を馳せている作曲家さんです。
    「もとい」って読むんですねお名前。知りませんでした。

    CDデータ
    CD名:After all... SNS-2003
    発売日:2011年03月20日
    発行元:ストレンジ・デイズ 発売元:株式会社日興企画
    中身はこちら。

    Tr1. Sorrow
    Tr2. Megrim
    Tr3. Try again
    Tr4. Not here
    Tr5. Stand still
    Tr6. Shade inside groping
    Tr7. Lie
    Tr8. After all…
    Tr9. The way
    Tr10. Suffering mind

    作曲・演奏はすべて桜庭統さん。

    静かな、そして不安さから始まるTr1を経て
    いきなり桜庭節全開の変拍子プログレ変態曲のTr2が嬉しい。
    ちょっと聞いただけで「ああ、桜庭さんの曲だ」と分かる怪しく光るプログレベースにシンセが被さりそこにエレキが走ります。こういうのを聞きたくてこれ買ったんだよ!
    Tr3.はギター&ベース主体だったTr2からガラッと変わりシンフォニックさと不協和音が入り乱れるシンセロック!同音連打からうねるメロディー。ラスボス感ありますねー
    静かな、不安・波乱を予感させるピアノ曲Tr4.を超えると、
    跳ねたリズムのイントロから勇壮なリズムを刻むピアノメイン曲のTr5.が顔を出します。
    後半に入り顔を出すシンセ音を踏みつぶすように勇壮なピアノがねじ伏せます。
    荒涼な丘のような寂しさのシンセの中を哀愁ギターでかき分けるようなTr.6。
    うって変って高揚感のあるシンセロックTr.7に変わり、アルバムのラストに向けて高まりを感じます・・・。
    そしてアルバム表題曲Tr.8に。Tr2のような「いかにも桜庭統!」というゲームボス的な変態プログレロックから一歩距離をインストバンドのやるプログレミュージック寄りに寄せたイメージがありますね。元々はこっちの志向なのかしら。
    ラスト後の未来を見据えたような疾走感のあるTr.9でまた「いかにも桜庭統!」に戻るんですけど(笑)
    そしてまた静かに不安から少しの明るさが見せてまた不安に・・・という現実に帰ってくるような旋律のピアノ曲Tr10で幕を閉じます。

    桜庭さんの2011年までの色んな要素が詰まった、それでいて全体の曲で一つの流れを持つコンセプト・アルバムだと思います。
    単品を切り取るよりはアルバムを通して聴いてプログレインストシンセロックの旅をする感じで聞きたいですね。
    ミニアルバムと書いてありながらたっぷり43:20もあるボリュームに満腹。

    ちょっと音がくぐもってる印象なのはそういうミックスなのかなあ。
    これがもっとクリアだったら良かったかな。

    やっぱりシンフォニック系なのやシンセ音好きなんだなあと感じられる名盤。
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