ユーザーブロマガは2021年10月7日(予定)をもちましてサービスを終了します

Yellow Eyes/Sick With Bloom
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

Yellow Eyes/Sick With Bloom

2016-04-26 22:42



    1. Sick With Bloom
    2. Streaming From the Undergrowth
    3. What Filters Through the Copper Stain
    4. Mangrove, the Preserver
    5. Fallen Snag
    6. Ice in the Spring

    USはコネチカット州出身、現在はニューヨーク州を拠点に活動するアトモスフェリックブラックメタルバンドの3rd。一部の海外メディアやブラックメタラーの間で話題となっていた前作「Hammer of Night」の時点でも結構気になってはいましたが、作品を通して聴くのは本作が初となりました。音楽性としてはWolves In The Throne RoomやPanopticonに代表されるカスカディアン系ブラックを基本としたもの。しかし、曲の入りにフォーキーなSEが少し入る程度で彼らほど極度の自然崇拝っぷりでもなければ、同じく大都市ニューヨークで活動するLiturgyの最新作のようにエクスペリメンタル寄りというわけでもDeafheavenのように美麗なポストロック/シューゲ寄りというわけでもなく、全体の9割を占めるといっても過言ではない激情のトレモロ爆走パートが壮絶極まりないストレートかつクールなブラックメタルサウンドで、描き出される灰色一色の荒涼とした情景からは程よくアングラ臭を放ち、ポスト系特有のあざとさはほぼ無いと言ってもいいでしょう。その暴風雨のようなトレモロに次ぐトレモロは8月に来日公演が決まったKralliceに勝るとも劣らぬレベル。でもって曲の尺は6~7分程度と割とあっさり聴き通せてしまうところも魅力で、変に気構える必要もありません。個人的な好みとしてみればもう少しドラマティックな方向に振ってくれた方が有難かったりするのですが、濁流のように迫りくる強力なトレモロの嵐だけでも一聴の価値はあるはず。

    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。