Chthe'ilist/Le Dernier Crépuscule
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Chthe'ilist/Le Dernier Crépuscule

2016-10-30 23:33



    1. Le Dernier Crépuscule
    2. Into The Vaults Of Ingurgitating Obscurity
    3. Voidspawn
    4. Scriptures Of The Typhlodians
    5. The Voices From Beneath The Well
    6. Vecoiitn’aphnaat’smaala
    7. Tales Of The Majora Mythos Part 1

    カナダはケベック州南部ロンゲール出身のテクニカルデス/デスドゥームメタルバンドの1st。先にリリースされているEPは未聴。Zealotryや新鋭First Fragmentでも活躍するPhilippe Tougas(Vo/Gt/Ba/Synths)とBeyond Creationに在籍するPhilippe Boucher(Dr)を中心に2010年に結成、そこにClaude Leduc(Gt/Ba/Synths)を加えた三人組編成となって今に至ります。かのProfound Lore Recordsからリリースされた1stフル「Le Dernier Crépuscule」は、少し前に紹介したLycus同様にPaolo Girardi氏の手掛けた終末感溢れるアートワークが示すような混沌に満ちたテクニカルオールドデスといった趣で、中々に通好みな仕上がりとなっている。この手のアンダーグラウンドなデスメタルには疎い私ですが、適当に例えるのであればGorgutsの底しれぬ変態性とブラッケンドデス勢のような暗黒美が融合した病み荒んだオールドデスメタルってかんじ。引き合いとしてDemilichが出されるのも大いに納得。曲の展開もアヴァンギャルドにも足を踏み込むレベルで凝っているし、下水道ガテラルや如何にもオールドな籠り気味の音質が本作の世界観を表現するのに一役買ってる。そのアンダーグラウンドな味付けは当然聴く人を選ぶであろうことは容易に想像が付きますが、好き者には堪らないであろう逸品には違いないはず。お気に入りとしてはインストの序曲を除く奇数曲で、特にラストの7. Tales Of The Majora Mythos Part 1はプログレッシブな構築性も然る事ながら、憎悪に満ちた音塊が押し寄せる暗黒抒情詩は圧巻デス。


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