Weezer/Weezer [White Album]
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Weezer/Weezer [White Album]

2016-11-24 10:30



    1. California Kids
    2. Wind in Our Sail
    3. Thank God for Girls
    4. (Girl We Got A) Good Thing
    5. Do You Wanna Get High?
    6. King of the World
    7. Summer Elaine and Drunk Dori
    8. L.A. Girlz
    9. Jacked Up
    10. Endless Bummer

    USはカリフォルニア州ロサンゼルス出身のパワーポップ/オルタナティブロックバンドの10th。2nd「Pinkerton」にて歌川広重の「東海道五十三次」の一部分をアートワークに採用したり、日本人を嫁に持つなど親日家として知られるRivers Cuomo(Vo/Gt)率いるポップロックバンドWeezerの通算10作目となる最新作は4度目となるセルフタイトル(白盤)。私にとってWeezerというと、洋楽なる海外の音楽の存在を知って色々と漁り始めた頃(高1)にFall Out BoyやPanic At The Discoなどのポップエモバンドと共に愛聴していたバンドで、初期の名盤「Weezer [Blue Album]」と「Pinkerton」はCDが傷だらけになるまで聴き込んだくらい思い入れのある作品だ。しかし、近年の彼らの作品はどれも飛ばず当たらずで低迷期を彷徨っていたのは周知のとおり。とか言っても8th「Hurley」までは律儀に買ってたりするのだけど、リアルに盤を投げてしまいそうになるくらいの内容(ジャケ)の酷さにもういいやと追い掛けるのを止めてしまっていた。しかし、続く9th「Everything Will Be Alright in the End」はその予想に反してそれなりの評判を各所で頂いていたらしく、再び気になり始めるきっかけになるわけで、初期作の熱狂的ファンであるというJake Sinclairという方がプロデュースを手掛けた「白盤」を回帰作とのレーベルの売り文句を信じていざ聴いてみた。実際、らしさを随所で見せながらも現代風にとても綺麗にまとまっており、流石に回帰してるって感じはしなかったものの、リードトラックである1. California KidsにおけるこれぞWeezer節とも言えるような一寸の曇りもない爽快なメロディは只々眩しくて、一昔前のJ-Popを思い起こさせるようなあの青春のトキメキを感じずにはいられなかった。そして甘酸っぱくてナイーブな感情がアルバムを聴き進めるごとにジワジワと湧きあがってくるのだから堪らないわけで。他にもグランジ風だったり、ポップなバラードだったりと各曲しっかり役割を与えられているかのようでトータルとしてのバランスも極めて良好であり、ロック勢が軒並み不作の本年において数少ない当たりアルバムだと思う。にしても来年で結成25周年を迎えようとしているときに3rd以降は無かったんだと言わんばかりに再浮上してくるのかホント謎だけど、思い入れ補正で聴けるとかじゃなく今の感性でもってもイイと言える作品を届けてくれた彼らには感謝しなくちゃですね。初期で見限ったリスナーにも是非チャレンジして欲しい意欲作。



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