Sithu Aye/Set Course for Andromeda
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Sithu Aye/Set Course for Andromeda

2016-12-15 00:30



    1. Space Cadet
    2. Set Course for Andromeda!!!
    3. Constants and Variables
    4. Spiral
    5. Beyond the Boundary
    6. Transient Transistors
    7. …We Actually Made It to Andromeda!!!
    8. The Andromedan, Pt. I: A Single Step
    9. The Andromedan, Pt. II: Mystic Village
    10. The Andromedan, Pt. III: Trials of the Elements
    11. The Andromedan, Pt. IV: The Darkness Within
    12. The Andromedan, Pt. V: Rebirth
    13. The Andromedan, Pt. VI: Mother of Creation

    ミャンマー出身、現在はUKはスコットランドを拠点に活動するDjent/プログレッシブメタル系ギタリストの3rd。中の人のオタク趣味が炸裂した迷盤「Senpai EP/先輩 EP」も記憶に新しく、更にはProtest The Heroの来日公演に帯同したりとここ日本での知名度も野獣先輩ほどではなくともうなぎ登りなギタリストSithu Ayeですが、その公演に先駆けた形でリリースされていたのが本作「Set Course for Andromeda」である。フルアルバムとしては「Invent the Universe」以来約4年ぶりとなる本作は70分を軽く超える大作仕様で、ジャズ/フュージョン系統のメロディアスで洒落たフレーズからダイナミックなシンセ使い、初期作のような目まぐるしいまでのテクニカルな技巧や曲展開、メタリックなグルーヴ/刻みリフまで持ちうる全て要素を集約したかのような多様性に富んだアルバムを作り上げてきました。

    本作の7曲目までにあたる前半部分では、既にいくつかの作品においてコラボ済みの盟友Pliniを始め、David Maxim MicicやIntervalsのAaron Marshall、PeripheryのMark Halcomb等現代Djentシーンの最前線で活躍する名プレーヤーがゲスト参加しており、作品に更なる彩りを与えています。中でも、アコースティカルな弾き語りや流麗に紡がれていくフュージョンの要素によって爽やかな風を吹かせる2. Set Course for Andromeda!!!、ギターヒーローが如く鋭いリフ使いからピロピロとした泣きのフレーズまで余すことなく大胆に披露していく3. Constants and Variables、軽やかな鍵盤の旋律が麗しいまでのファンタジックなフュージョンフィールドへと誘う4. Spiral、空間を意識したようなスペイシーなシンセや雄大なメロディによる進行~Djentらしいモダンかつへヴィなグル―ヴを利かせたダークなインストメタルへと変貌する5. Beyond the Boundary、Intervalsの最新作のように巧妙に変化を付けながらスリリングな曲展開で聴き手を魅了していく6. Transient Transistorsなどダークでメタリックなナンバーを中心に物語を進めていきます。「The Andromedan」と付けられた6章からなるアルバム後半は、Sithu Aye本人オンリーで手掛けており、ストリングスやオリエンタルなメロディを大胆に導入した8. The Andromedan, Pt. I: A Single StepやCyclamenの「Thirst」を彷彿とさせるようなと高速のDjentリフと重圧なへヴィネスで圧倒する11. The Andromedan, Pt. IV: The Darkness Within、そして旅の終わりを告げるオーケストラルな13. The Andromedan, Pt. VI: Mother of Creationなどこれまでにない試みも含めて、アルバム前半を優に超えるダイナミックな情景にはある種の感動すら覚える。それほどまでに聴き終えた後の達成感は凄い。先輩EPでSithu Ayeを知った方は勿論のこと、初期のようなメタリックなDjentやってた時期からのファンまで幅広くオススメ出来る濃密過ぎる音源であります。

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