Oracles/Miserycorde
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Oracles/Miserycorde

2017-02-28 19:30



    1. An Adagio For The Callous
    2. The Tribulation Of Man (Feat. Per Nilsson)
    3. Catabolic (I Am)
    4. Quandaries Obsolete (Feat. Ryan Knight)
    5. Scorn
    6. Body Of Ineptitude (Feat. Jeff Loomis)
    7. Remnants Echo
    8. Canvas Of Me
    9. S(k)in
    10. The Beautiful People
    11. We, The Indifferent

    ベルギー出身のインダストリアル/メロディックデスメタルバンドの1st。ギリシャのシンフォニック/ゴシックメタルバンドDimlightに在籍していたSanna Salou嬢とベルギーのブルータルデスメタルバンドAbortedのヴォーカリストSven de Caluwéがタッグを組んだ多国籍メタルバンドSystem Devideがフランスの新興レーベルDeadlight Entertainmentに移籍する際に改名したとされるバンドで、過去にはAborted共々今は亡き(近々復活するとかしないとか)B'n'F Productions招集による来日公演を取り行われました。本作はAbortedの演奏陣+Abigail Williamsの元ドラマーKen Bedeneもそのまま継続した上で制作された作品で、実質前身バンドの2ndといってもいいでしょう。当然、サウンドのアプローチもそのままでデジタル音を用いた未来型モダンメロデスをベースに、妖艶な女性ヴォーカルによるゴシック感、Fear Factoryに代表されるインダストリアル風、USグル―ヴメタルのような圧の強さなど様々な要素を程よく組み込んだ嬢メタル系エクストリームメタルを展開しており、その質の高さは折り紙つき。Svenのエグ味のある極悪グロウルとSannaの美声による絶妙なコンビネーションも健在。プロデューサーには元Anubis Gateのヴォーカルにして名エンジニアであるJacob Hansenを採用しており、きめ細かく現代的でモダンなサウンドプロダクションと本バンドの相性は抜群。Scar SymmetryのPer Nilsson(2.)/元The Black Dahlia MurderのRyan Knight(4.)/元Nevermoreにして現Arch EnemyのJeff Loomis(6.)といった有名バンドのギタリスト達による多彩なギターワークを楽しめるのも本作の魅力です。特にRyan参加の4. Quandaries Obsoleteは彼の縦横無尽に動き回るギターが大活躍しており、よりド派手なインダス風メロデスに仕上がっている強力なナンバー。劇的なシンフォパートから始まる7. Remnants Echoはゴシック系のパワーバラ―ドで、Sanna嬢の美声に泣きのフレーズが重なっていくあたりが個人的なハイライト。しかし、Marilyn Mansonのカバー(10.)はちと受け付けなかったというかボートラでよくねってかんじはした。前身バンドが好きだった、或いはモダンメロデス系が好きならオススメ出来る一枚。でもAbortedのメンバーが居るからといって本家のような激烈エクストリームなデスメタルを期待するとナニコレってなること間違いなしなので、ソコのところは注意で。


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