When Nothing Remains/Thy Dark Serenity
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When Nothing Remains/Thy Dark Serenity

2013-11-25 21:41



    1. I Forgive You
    2. A Ravens Tale
    3. She Died In Autumns Rain
    4. Wings Of The Withered
    5. Thy Dark Serenity
    6. Like An Angels Funeral
    7. When Heaven Once Fell
    8. When We Stop Breathing

    スウェーデン産ゴシックドゥーム/デスドゥームメタルバンドの2nd。このバンドというのは所謂ゴシックドゥーム界隈で有名なDraconianのフォロワー的な音楽やってるNox Aureaの元メンバーのバンドが在籍しており、予想通りこちらでやってるのもメロい本格派ゴシックドゥームです。デビュー作「As All Torn Asunder」に引き続き、DraconianのJohan Ericsonがミックス&マスタリング、そしてヴォーカルとしてもゲスト参加をしています。まぁその時点でニヤリとしてしまうんですが、内容の方もこの壮麗なゴスいジャケ同様にNox Aureaをもうちょっと聴きやすくしたようなメロメロドゥームでかなり良さ気です。

    美麗なピアノの演奏に優美なストリングスが素晴らしく、正にLight Bearerのアレのような感覚を再び味わえるメロドゥームナンバー1. I Forgive You、重苦しい破滅的なドゥーミーさを持ってずっしりと進行しつつ、時折現れるKeyによる美しいメロディに聴き惚れる曲で、後半のカラスが泣くSEなどの挿入でより世界観を作り出している2. A Ravens Tale、ゴシックデス的なへヴィさが押し出された序盤は普通なんだけど、中盤からのゴスドゥーミーな静寂パートで現れるクリーンから悲壮感ダダ漏れの理想的なメロドゥームやってのける3. She Died In Autumns Rain、雨のSEからDraconian好き過ぎやろと言わんばかりの終焉オタっぷりを披露する4. Wings Of The Withered、Key重視の聴かせるゴシックドゥームを展開する曲で、ラスト二分くらいから急にアグレッシブなデスパートブチ込んでくる5. Thy Dark Serenity、物悲しく美しいメロディに乗せてドスの効いたグロウルが炸裂する曲でサビのMy Beautiful Angelという歌詞が正にゴシックだなと感じさせられる6. Like An Angels Funeral、悲壮感溢れるメロディを垂れ流しながらエピックなパートで悶絶させてくる7. When Heaven Once Fell、結局彼女は助かりませんでした的な物思いのうちに堕ちていく悲壮感ムンムンの8. When We Stop Breathingとゴシックドゥーム/メロドゥーム好きには堪らない一枚でした。

    全編重苦しい雰囲気を貫いたスタイルではありますが、一筋の光に向かって手を差し伸べる的な救われる系ゴシックドゥームです。特にそのメロディはとてもドラマチックで物思いに浸れるためタイプなのであまり重いメタルは苦手って方でも聴けるかもしれませんね。まぁフォロワーっぷりは全然抜けてませんが、クオリティもすこぶる高いですし、きっと今後伸びるバンドだと信じています。以前ゴシックメタルについてちょろっと書いたとき同様、やっぱり売れ線のシンフォニック/へヴィな音楽性で女性ヴォーカル重視し過ぎなタイプよりこういうドゥーミーで重苦しい本格派なタイプの方が私は好きと書きましたが、この作品を聴いてよりその思いが強くなりました。ということでゴシックドゥーム系統というか上記で挙がったバンド群が好きならきっと気に入るはずです。

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