Falkenbach/Asa
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Falkenbach/Asa

2013-12-19 03:10



    1. Vaer Stjernar Vaerdan
    2. Wulfarweijd
    3. Mijn Laezt Wourd
    4. Bronzen Embrace
    5. Eweroun
    6. I Nattens Stilta
    7. Bluot Fuer Bluot
    8. Stikke Wound
    9. Ufirstanan Folk

    ドイツ産ブラック/ペイガン/フォークメタルバンドの6th。フォーク/ヴァイキング界隈だとベテランの域に入るであろうバンドです。そのスタイルは売れ線に一切媚びない土着性の強いペイガンブラックでソコに幻想的な雰囲気を足してアルバムトータルで表現するのを得意とする。私は3rd「Ok Nefna Tysbar Ty」から聴き始めて、続く4th「Heralding the Fireblade」までは上記に書いた通りの音楽性でした。それこそMoonsorrow系まったりヴァイキング好きなのでツボりましたね。そっから6年後の5th「Tiurida」で間が空いたからか悪くはないんだけど、のっぺりとしたアコギや牧歌的な部分ばかりが頭に残っており、あくまでメタルが聴きたいのにと個人的には中庸的な作品でどこか煮え切らない感が強かった。で今作のお話に移るわけですが、以前のような壮大な自然ジャケに戻っていることからも分かるように、初期~中期ほどではないもののペイガンブラックらしさが程々に戻ってきています。

    神聖なコーラスのイントロからまったりとミドルテンポで進行する牧歌的なナンバー1. Vaer Stjernar Vaerdan、後半のシンフォ調のクワイアを加えたパートでも地味ながら叙情的なメロディが出てくるあたりは良いね。前曲とは違いダミ声とグロウルの中間くらいのヴォーカルをを繰り出しながら、ペイガンブラック然とした疾走ヴァイキングスタイルの2. Wulfarweijd、土着性のあるフォーキッシュな楽曲にマイルドな哀愁クリーンを加えた3. Mijn Laezt Wourd、更にブラック度を増した疾走を程よいミドルを重ねながら重圧に聴かせてくる4. Bronzen Embrace、枯れたアコギを擁した牧歌的なマイルドな聴き心地の5. Eweroun、ミドル調のブラッケンなナンバーでバックにほんのりと幻想的な雰囲気も出してくる6. I Nattens Stilta、もっさりとしてて力の抜けたフォークサウンドからブラッケンな爆走を程よく絡める7. Bluot Fuer Bluot、重圧感のあるペイガンブラックでスタスタと疾走し、エピック度の高いメロディラインで気持ちを高揚させられる8. Stikke Wound、やたらと明るい9. Ufirstanan Folkは嵐の過ぎ去ったあとの朝日を見ているかのようなラストらしい爽やかな曲で終わる。作風としては「Tiurida」を基盤としつつもブラックメタル要素を増したというところで、元々ペイガンブラックと民謡フォークをメリハリを付けて満遍なく聴かせるあたりが好きだったことから今作は中々気に入りましたよ。ただ疾走曲はあるもののまったり聴かす雰囲気重視な曲の方が比重は上なので、派手で速くなきゃダメって方は聴ける曲が確実に限られてくる仕様です。少なくとも前作よりは全然聴けますよ。


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