2013年間ベスト - 邦楽編 -
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2013年間ベスト - 邦楽編 -

2013-12-29 21:45



    まず第一弾として2013年度の邦楽ベストの方を挙げたいと思います。正直うちのレビューでレート高めに設定してあるものを並べるだけの簡単な作業のため新鮮味は皆無でしょうが、一応節目ということもあるので割とまともに淡々と書いていきたいと思います。こんなの聴いてたんかとゆるりと見て頂ければ幸いです。一部レビュー書いてないじゃないかってのが混じってますが、他同様年明けてすぐに新譜など早々ないでしょうから年明け後にいくつかについては触れたいと思います。ではどうぞ。


    1 Early Cross/Pathfinder


    去年の傑作であるAnathema「Weather Systems」を手掛けた名手Christer-Andre Cederbergをミキシングに迎えた作品。Landscape Rockという独自の音楽性を展開、Gothic/Progressive/Atmosphericといった要素が見事に融合。静と動のメリハリスタイルを駆使し圧倒的なスケールで聴かせるプログレメタル傑作がダントツの一位!そもそも国内からこんなタイプのバンドが出てきたということにもビックリだしChristerを迎えるというセンスの良さにも脱帽。今更だけどNatasha嬢がいつの間にか脱退してElenaというロシアン美女が加入してました。クリスマスEPのトレーラーで聴く限りだと何ら問題なさそうでしたので今後の活動にも期待!

    Best Track:The Fog

    2 Ethereal Sin/Millendium


    Elegiac Black Metalを名乗るシンフォニックブラックメタルバンドの2nd。ボガーやクレイドルを筆頭とするシンフォブラにクッサクサなメロディを加えたサウンドは劇的でスリリングな展開も含め大変素晴らしいものでした。先日某B!誌でも高得点叩きだしていたのもあって徐々に頭角を現してきており、今後国内を代表するブラックメタルとして伸びるバンドであること間違いないだろう。Ne ObliviscarisやMardukの前座を務めてましたが、来年3月には念願の来日公演が決まっているイスラエルの至宝Orphaned Landの前座も決まっているそうです。凄いね。行ける方は絶対マストですよ!そして新加入のSakuya Shaitanちゃんが可愛過ぎて辛い...

    Best Track:Finem Millennium

    3 さよならポニーテール/青春ファンタジア


    ポップスKawaii系大所帯ユニットの2nd。今作から更にメンバーが増えたことによってよりカオス化したさよポニですが、その至高のサブカル臭漂う青春ポップスは不変。個人的には前作以上に楽曲の幅が広がったのでより取っつきやすくなったかと。しかしあの輝かしい青春の日々など訪れるものは極々僅かなのである...ちなみに限定盤はBisやリリスクが参加したボーナスディスクに加えメンバーのトランプ、ぬりえ、シールと遊び心満載の特典盛りだくさんでした。

    Bonus Track:女のコのエトセトラ

    4 Archaique Smile/On The Eternal Boundary


    Mono直系ドストレートなポストロック。Milankuのツアーの前座から知ったバンドで、年明けてから知ったというアレですけど、繊細な美メロ満載ポストロックはベタ過ぎながらもラストまで聴いてたらふと目頭が熱くなるような感動的な展開でGood!今後国内のポストシーンを担うであろう期待の新人です。

    Best Track:Faint Light

    5 lyrical school/date course


    うちのブロマガで推すアイドルグループはこの子らだ!ということで「ラップ×アイドルポップス」の相性の良さを気付かせてくれた乱立するアイドル達の中でも異彩を放つリリスクの最新作。まさか私がネタ以外でアイドルグループを推すことになるとは思ってもなかったのだけど、コンセプトやメリハリの効いた展開、サブカルKawaiiが合わさり脅威の中毒性を生み出したある意味年末の魔物的一枚。「ヒップホップゲームのルール」とやらを理解出来てない私でも大満足できましたよ。

    Best Track:リボンをきゅっと

    6 東京酒吐座/Turnaround


    Plastic Treeのメンバーによるシューゲイザーバンドの2nd。名前からして素敵なサウンドを奏でそうな雰囲気プンプンで聴いてみたところこれがクリティカル ヒット!淡い清涼系ポストロック/シューゲイザーにアンニュイな女性ヴォーカルが乗っかればコロッとイチコロなわけよ。マイブラとかスロウダイブのような 初期~近年のペインズあたりのファンまで幅広くウケること間違いなしのオサレシューゲサウンド。

    Best Track:Tasogare Perspective

    7 Gyze/Fascinating Violence


    SUICIDE HEAVENから改名後の1st。モダンな感触はモロEttore Rigotti(Disarmonia Mundi)プロデュースの影響が出ているものの、クサ系~慟哭メロデスナンバーも豊富に取りそろえたバラエティ豊かな内容で今年のメロデスシーンを代表 する一枚として愛聴しています。THOUSAND EYES選ぶ人多そうだけど私は断然コッチです。Serpentとか好きだった方要チェック。特にBest Trackに挙げたDay Of The Funeralなんかクッサクサのキラーチューンでガルネリをメロデス化したような楽曲に悶絶しまくりでした。

    Best Track:Day Of The Funeral

    8 やくしまるえつこ/RADIO ONSEN EUTOPIA


    相対性理論のえつこちゃんによるソロ1st。本家に比べれば言うほど電波垂れ流し系ではないものの、極上のKawaiiポップスであることに変わりはないだろう。元々シングルの方もしっかり聴いていたせいか驚きはあまりなかったが非常に安定した作品かと。北風小僧の寒太郎のような懐かしの曲のえつこカバーが多いのも特徴であり、聴いていてしみじみとしてしまいましたよ。あとどうでもいいけど限定の△仕様のやつ無駄に置き場所取るのは困ったもんだ。

    Best Track:ヤミヤミ


    9 相対性理論/TOWN AGE


    続いてその理論の新作。メンバーチェンジのせいでサウンドが変わったとかでリリース当初ググると信者が発狂してて非常にキモかったんだが、実際聴いてみると中毒性は薄れたものの何てことない理論そのものじゃないですかー。んでヘビロテした結果今作もお気に入りの作品となったわけだから今作も普通にオススメ出来る作品ってことで解決。そんなにファン層厚いなら最早サブカルじゃないような気もしますが、今後もこの手のサブカルKawaii界隈を盛りたてていってほしい。ちなみに脱退した真部さんはVampilliaに加入したとかでそっちも気になって仕方がない。

    Best Track:キッズ・ノーリターン

    10 妖精帝國/PAX VESANIA


    アニソン界隈だけに留まらず雑食派メタラーにも大いにウケているユニットの最新作。今作はよりメタリックな音像に磨きが掛かっており、彼女らのメタル愛がひしひしと伝わってくるようで結構ヘビロテさせて頂きました。デンカレの方も同じくブラステもどきのようなメタリックアニソンでツボり、メタル×アニソンの 相性の良さを改めて感じさせられました。これには臣民も大満足です。

    Best Track:missing

    11 あさき/天庭


    京都メタル自体よく分かってないのですが、V系をプログレメタルで煮詰めたような音像はビーマニとか関係なく実にハイクオリティ。70分超えの大作志向もあってかその美意識高い世界観にどっぷり浸れます。

    Best Track:天庭

    12 Resonecia/Erbschaft


    うわぁ、同人クサメタルとか年間ベストに入れちゃう男の人っていったい...とかパクリフレースが云々など細かいことは置いといて、アニソン×メロスピによる全盛期ラプソばりの聖騎士物語はやはりガッツポーズせざるを得ない。にしても本家のバンドたちが半リア充化していくのに対して、なぜこういう同人系は逆行していくのだろうか...

    Best Track:Legende

    13 downy/第五作品集『無題』


    活動休止から9年、ようやく個々の活動を終えリリースされた作品。国産ポストロックの先駆者的な扱いを受けているバンドのようで復活作が話題となってたから 聴いてみたところ、変則的なリズムを基礎としたエクスペリメンタルなポストロックやってて素晴らしかったってなわけですな。初期作品は聴いたことないので 比べたりは出来ないですが、クールな轟音ポストロック聴きたきゃマストですよ。

    Best Track:春と修羅

    14 核P-MODEL/гипноза Gipnoza


    平沢進作品は去年の「現象の花の秘密」から聴き始めたので、その独自の世界観だったり言い回しが未だ慣れないのですが、個性的過ぎるアヴァンギャルド電子テ クノの海にズブズブと呑みこまれるようにハマっていきましたね。震災のことをテーマにしたコンセプト作ということもあってかダークな楽曲もあり。以前から 洋楽リスナーでも聴いてる人が多くて気になっていましたが、何故熱狂的な信者が付いているかが何となく理解出来た気がします。

    Best Track:それ行け! Halycon

    15 Melt-Banana/Fetch


    YakoとAgataの2人編成になって初の作品。ノイジーなハードコアサウンドとパンキッシュなに跳ねるポップ感、そして持ち前の破天荒さが合わさり弾けまくった一枚。ラストまで潔くエネルギッシュに駆け抜けるので爽快感抜群!

    Best Track:The Hive

    16 八十八ヶ所巡礼/0088


    人を小馬鹿にしたようなアートワーク(曲のタイトルも)が実に個性的で良いのですが、サウンドの方もBlankey Jet City×サイケプログレのようなかんじで極めて変態さんです。基本的にやりたい放題なんだけどトータルで見ると統合性は抜群という何とも不思議なサウンドでした。ジャケでスルーしてるって方は騙されて聴いてみるといいと思います。

    Best Track:漆・黒・の・と・き・め・き

    17 安藤裕子/グッド・バイ


    彼女の音楽ライフ10周年を記念する節目となった最新作。ピアノを擁した伸びやかなアップテンポナンバーから緩やかな癒し系、中にはドゥーミーな愛の歌まで取りそろえた非常にバラエティに富んだ内容で良し。確かな実力のあるSSWだとハッキリ断言できますな。

    Best Track:ようこそここへ

    18 Lightning/Raise The Sun


    国内メタル大手マーキー移籍後二作目。同人の方は東方分かんないしやってることほとんど一緒だしで差して興味がないのだが、こちらは非常に熱いAmon Amarth正統派メタル版のような漢のメタルやっててガッツポーズせざるを得なかった。モロジャパメタ調の日本語歌詞も最初はアレかとしれないが慣れればきっとニヤニヤしつつ聴くことが出来るはず。熱きピュアな漢メタル(凄く童貞っぽい...)を体感してくれい。

    Best Track:Kill The Imitator

    19 湯川潮音/濡れない音符


    インディの聖地ブルックリンの風を受けて制作された新たな出発を遂げた作品。今までにないピアノを大々的にフューチャーしたことにより楽曲の幅が更に広がった。初期のオーガニックなアコギも健在で癒しトラッドとしても聴ける優秀な一品。

    Best Track:かかとを鳴らそ

    20 藍井エイル/BLAU


    人気上昇中のアニソン歌手の1st。ヒロイックな楽曲にエモ―ショナルな彼女の歌唱が加わることによりメタラーをも魅了するサウンドへと大変身。今更ですが過去に生放送してたこともあるらしく、そこからアニメ主題歌やらでアニソン界に殴り込みをかけたってあたりは実にインターネッツな流れだなぁと。

    Best Track:閃光前夜


    次点
    ・凛として時雨/i'mperfect
    ・Kalafina/Consolation
    ・Light Bringer/Scenes Of Infinity
    ・Ariabl'eyeS/瑠璃色のローゼンクロイツ
    ・kamomekamome/BEDSIDE DONORS
    ・Sokif/Affectionate Unselfish
    ・THOUSAND EYES/BLOODY EMPIRE
    ・きのこ帝国/eureka
    ・パスピエ/演出家出演
    ・森は生きている/森は生きている


    [その他よく聴いたアニソン/シングルなどなど](本編の作品以外の曲をセレクト)
    ・安部菜々 (三宅麻理恵)/メルヘンデビュー!
    ・新田美波 (洲崎綾)/ヴィーナスシンドローム
    ・渋谷凛 (福原綾香)/蒼穹
    ・後ろから這いより隊/恋は渾沌の隷也
    ・上坂すみれ/七つの海よりキミの海
    ・Vampillia/Endless Summer
    ・電気式華憐音楽集団/Watch Out!
    ・少女病/退廃を撃ち落として
    ・Kalafina/君の銀の庭
    ・Kalafina/アレルヤ
    ・heaven in her arms/終焉の眩しさ
    ・Cohol/不毛の地
    ・くるり/Remember me
    ・坂本慎太郎/まともがわからない


    ということで予想通り邦楽?みたいなラインナップになりました。というかメタルとアニソン関連だけで半分埋めるとかなんてキモいランキングだこと。フレネシとかドレスコーズも買ってないなと思い出しましたが、あくまで聴いたものの中から選出したいので却下。順位に関しては11~はほぼ同率だと思って下さい。アニソンどうこうについては世間でいいと言われてるものちょいちょい摘むように聴いてるだけなので、実にニワカっぽいラインナップとなってますね。まぁあんまりガチに漁るのはメタル同様危険な臭いがプンプンするのでこれくらいが良いのです。申し訳程度に坂本さんやら国産ハードコアスピリットなども入れましたが、そちらもフルアルバムが待ち遠しい良曲揃い。中でもVampillia流ポストブラックやってのけた「Endless Summer」はバンドを代表するガチ名曲に仕上がっており、来年の新作が気になって仕方がありません。

    ようやく本編のお話になりますが、トップ2のEarly CrossとEthereal Sinに関しては本編のメタルベストに組み込んでもいいくらいの出来で大変素晴らしかった。特にEarly Crossなんか国内でこんな音楽性のバンド絶対居ないだろってくらいの素晴らしい内容だったことから感動させて頂きました。ついでに書いた記事の閲覧数も他のバンド群に比べ桁一つ違う数を記録してビックリしました。んで記事の上の方のTwitterのとこからちょいとお邪魔してみたら、両バンド共うちのレビュー見て下さっていたようでありがとうございます。思ったことつらつらと書き残してるだけの文才皆無な腐れレビューでホント申し訳ないです。今後も活動頑張ってください!続いてサブカルKawaii電波流しまくってたさよポニやアイドルラップの底力を見せつけたリリスクも私のツボを刺激しまくってたかな。あとは理論関連にポストロックやらアニソン/メタルみたいなのが並びました。アニソンとかはまぁ置いといてアイドル界隈まで漁ることになるとは思わなかったね。とは言ってもアニソン/アイドル界隈は深く漁るつもりは全くないのですが、最近次々とオススメを教えてくれる方々がいらっしゃるので来年も散財が止まる気配はなさそうな予感で寒気が...とつらつら書いてきましたがこのペースだと一つ完成させるのに3日くらい掛かったため、残り二つは来年初めに持ち越しになるっぽいので期待せず待ってて下さい。


    [追記]
    軽く付け加えしました。

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