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Vhöl/Vhöl

2014-03-21 04:14



    1. The Wall
    2. Insane With Faith
    3. Plastic Shaman
    4. Grace
    5. Illuminate
    6. Arising
    7. Set to Await Forever

    USはサンフランシスコのハードコア/ブラックメタルバンドの1st。Mike Scheidt(YOB),John Cobbett(Hammer of Misfortune/Ludicra),Sigrid Sheie(Hammer of Misfortune/Amber Asylum),Aesop Dekker(Agalloch/Ludicra/Worm Ouroboros)の4人組から成るバンドでUS産ポストブラック/スラッジ/ゴシック/エクスペリメンタルなメタルやってる通な連中が集まった所謂スーパーバンドというやつです。まぁ国内でこの面子を見てスーパーバンドと思う人は少ないと思うが個人的には凄い面子だ。ちなみにLudicra(解散済み)で一緒だったJohnとAesopが再び揃ったりしてて何かと過去に面識のあるようですな。そんな連中が新たに組んだバンドなのだからさぞかし凝ったというか癖のある音楽性を予想していました。が、上記の元バンドの音楽性とはかなり離れたことやっているのよね。簡単に言えばロックンロール/パンキッシュなノリのブラックメタル=ブラッケンロールというやつだ。ブラック×ハードコア/パンクというとまずKvelertakが頭に浮かぶのだけど、そこまでのポップさはなくて、トレモロマスターKralliceのようなトレモロ地獄+ハードコアらしい粗く衝動的な勢いでもって爆走していくという何とも気持ちの良いブラッケンロールやってらっしゃる。そいや話変わるけど同じく豪華メンバーを揃えたUSブラックのTwilightも今週新譜が出てましたね。なんでも最終作となる上にSonic YouthのThurston Mooreを加えたとかいうお話で、インディ畑からの影響がどう出るのかそちらも気になりますなぁ。

    初っ端ハードコアらしく荒々しい音にビックリするのだが、そこからKrallice直系のやり過ぎトレモロリフでもって雪崩込んでいき、バッタバタながらも爽快感Maxな気持ち良さで駆け抜けていく1. The Wall、更に速度を上げパンキッシュなノリと初期衝動的な攻撃性を武器に前のめりで爆走する2. Insane With Faith、スタスタとブラックらしいドラミングとノリッノリなパンクやらハードコアが入り乱れ、シャーマンだけに呪詛っぽいヴォーカルも加わる3. Plastic Shaman、ブラッケンロールの中にスピードメタルっぽくピロピロとカッコいいソロが入る4. Grace、切れ味の良い剃刀のようにズタズタと切り込み、突如静寂パートへ移行したかと思えば更に粗くドチャクソに爆走して行ったりでめまぐるしい展開を見せる5. Illuminate、やたらとキャッチーでメロいパンキッシュさが目立つ6. Arising、スラッシーなブラック疾走から始まり、不穏な静寂パートを挟んだ後はサイケ的なトリップドゥームへと移行しまったりと幕を締める7. Set to Await Foreverと基本的に爆走しっぱなしの汚ったないブラックハーコーやってて爽快な聴きごたえでした。

    Kvelertakブラック要素超増量ヴァージョンとでも言えばいいだろうか。キャッチーさやメジャー感はないのだけど、US前衛バンドのメンバーたちがやってるだけあってか、音の切れ味だけなら断然上です。そして何と言ってもハードコアらしいこの粗さがまた味となっててよい。汚ったない吐き捨てヴォーカルもその粗さを相乗的に高めている。そしてドチャクソに爆走するのだけどただ雑なのではなく、なんだかんだ展開やメリハリもしっかりとしているのは流石ベテランバンドのメンバーが揃っただけあるなと言ったところか。ということで元のバンドの小奇麗さなど微塵もありませんが、こっちはこっちで粗く切れ味のあるブラッケンロールやってて純粋にカッコいいのでオススメです。



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