Trioscapes/Digital Dream Sequence
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Trioscapes/Digital Dream Sequence

2015-02-22 14:17



    1. Digital Dream Sequence
    2. Stab Wounds
    3. From the Earth to the Moon
    4. Hysteria
    5. The Jungle

    USのバカテクプログレメタルBetween The Buried And Meのメンバーによるジャズ/フュージョン/プログレッシブロックバンドの2nd。一発もののプロジェクトとばかり思っていたので早くも新作が届けられたのは素直に嬉しい。BTBAMのべーシストDan Briggs氏率いるサイドプロジェクト的なバンドで、サックス/フルート担当のWalter FancourtとドラマーMatt Lynchによるトリオ編成である。この各役割を見れば分かる通り、本隊同様バカテク&カオティックな構成であるのには間違いないのですが、コチラはインストによるジャズ/フュージョン寄りの作風で上手く差別化している。

    次々と繰り出されるタッピングベースの波に身を任せながら、Shiningばりのサックスの嵐や躍動するドラミング、目まぐるしく場面を変えていく展開と前作同様にテクニカル系ジャズの極みやってのける1. Digital Dream Sequenceからとにかくやりたい放題っぷりが凄いのだが、続く2. Stab Woundsではジャズ特有の渋さやクールさを前面に出し、ニカ的ミニマル感や緩急を巧みに取り入れながらKayo Dot直系のエクスペリメンタル/カオティック方面へ足を踏み入れる3. From the Earth to the MoonからKing Crimson級の緊張感の怒涛の攻めを見せる4. Hysteria、そして15分超えの濃密感しかないスリリングな大曲5. The Jungleまで知的な構築センスを磨きあげたアヴァン/テクニカル厨向けの効き応え抜群な一枚に仕上がっている。常に緊張感と熱量を保った変拍子多様系アヴァンギャルド/ジャズはデビュー時のまんまなんだけど、そのデビュー作「Separate Realities」を聴いた先に聴いてしまっているだけに当時感じた圧倒的なインパクトを感じる場面は少なかったと言える。Shining(Nor)や Kayo Dotなどジャズ要素を多様するメタル/プログレバンドが増えたことも原因かもしれないけど。というかんじで、収録曲5曲と少なめながらもとにかく聴き応えのある濃密な一枚であることには違いなくて、展開の複雑さも下手なプログレバンドより断然上で聴いてると自然と引き込まれる仕様。つまりアレです。考えるな、感じろってやつです。


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