Wolf Alice/My Love Is Cool
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Wolf Alice/My Love Is Cool

2015-10-20 21:43



    1. Turn To Dust
    2. Bros
    3. Your Loves Whore
    4. Moaning Lisa Smile
    5. You're A Germ
    6. Lisbon
    7. Silk
    8. Freazy
    9. Giant Peach
    10. Swallowtail
    11. Soapy Water
    12. Fluffy
    13. The Wonderwhy

    UKは首都ロンドン出身のドリームポップ/インディ/オルタナティブロックバンドの1st。ここ数年インディ界隈もとい日本のホステスが推してる新人アーティスト枠が存在してて、その一つに英作家Angela Carter作「The Bloody Chamber and Other Stories」からバンド名を拝借した紅一点Ellie Rowsell(Vo)とJoff Oddie(Gt/Vo)を中心に2010年に結成された4人組Wolf Aliceなるバンドが居ます。既にサマソ二で来日してたり本国のチャートで初登場二位と各所で話題を呼んでいるそう。その音楽性は同郷出身のDaughterのようなアート性を持ったニューウェイブ/ドリームポップ方面の1. Turn To Dust、透き通ったギターサウンドを生かした暖かみのあるポップソングに仕上がった2. Bros、Slowdive直系の霧掛かった迫力あるシューゲイザーをかき鳴らす3. Your Loves Whore(この曲のトリップホップ的な溜め感ホント好き)、オルタナ/グランジらしい泥クサい激情性を持った4. Moaning Lisa Smileといったかんじにインディ/オルタナだけでなく、ドリームポップ/トリップホップ/シューゲイザー/グランジ/サイケあたりを包括した、前回取り上げたTorres以上に幅の広さを誇り、各楽曲ごとに脳裏に浮かぶ情景がガラリと変わる仕様。やりたいこと全部盛りなあたり如何にも新人バンドらしいなと思う一方で、しっかりとメロディや構成が練られているのでコレが意外と飽きない。というのもサイケな空気が作品を通して漂っていて何処か幻想的なんですよね。それ以降も激ポップ~ハードテイストまでバランス良く配置、特にアコギ~轟音シューゲへとシフトしていく10. Swallowtailが良曲で、ラストに掛けてのサイケを纏う疾走パートも堪らないのだが、Ellieの透き通った儚げな歌声がモロ好みでツラい。といったかんじでバラエティ豊富だけど統合性のある、狼(Wolf)のような力強い豪快なロックサウンドから少女(Alice)のような可憐さを兼ね備えたバンド名まんまのスタイルで、そのギャップも本作を楽しむ上で大事な要素だと思いますね。ただ個性と言った面ではやや薄いなとも感じたので、ソコを上手く解消できるかが今後伸びるかどうかのポイントな気がしますが、とにかくデビュー作としては売れ行き/内容ともに上々といったところでしょう。


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