Paul Wardingham/The Human Affliction
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Paul Wardingham/The Human Affliction

2015-10-26 01:09



    1. Manufactured Existence
    2. Beyond Human
    3. Synthetic Mind
    4. The End is the Beginning
    5. Convergence
    6. Digital Apocalypse
    7. Earth 2.0
    8. Simulated Reality
    9 . Destroy The Artilect
    10 . Exodus
    11. Burning Chrome

    UK出身、現在はオーストラリアはクイーンズランド州南東部ブリスベンを拠点に活動するギタリストによる2nd。ゲストやプロデュース等を手掛けながら自身のYoutubeページにてギタープレイ動画を上げている人物らしい。ちなみに本作を聴いてみたくなった理由としては、お馴染みリンク先のあっきー氏が薦めていたことと私の好きなギタリストの一人であるStéphan Forté(Adagio)やPer Nilsson(Scar Symmetry)が本作にゲスト参加しているから。インスト系メタルというとAnimals As LedersやScale The Summit、その他Bandcamp出身系Djentミュージシャンのイメージが強いのですが、Paul Wardingham氏の演ってる音楽性も例に漏れずDjent的なギョンギョン系刻みリフやインダス/サイバー的な近未来っぽいアプロ―チをふんだんに取り入れた新世代インスト・プログレメタルを作り上げています。

    まず1.~3.の序盤における超絶技巧で流麗なギタープレイによるスリリング極まりないからして「凄すぎる」の一言で、前回紹介してるSymphony XのギタリストMichael Romeo顔負けの力強いリフからネオクラ調のピロピロしたテクニカルなプレイの数々をスピーディに披露する1. Manufactured Existence、スペイシーなポスト/アトモス系特有の浮遊感に重圧なリフを重ねながらドライヴィングなノリ易さを強めていく2. Beyond Human、煌びやかなニカを散りばめたアンビエントパートを挟みながらDjent系のリフで攻める3. Synthetic Mindまで一切抜かりのないパーフェクトな滑り出しで、後半に掛けて叙情性やアトモスフェリックなふんわりした触感が加わってくるのが実に私好みの良展開。それ以降では、ポストロックらしさ浮遊感だけでなく壮麗なシンセやメロディアスなギターフレーズなど力強さやキレ味以外の面でも有能なことを示してくれていて4. The End is the Beginningや7. Earth 2.0なんか正にそんなかんじ。他にもヴォーカル入りが聴いてみたくなるほどにメロウでエモ―ショナルな5. Convergenceや9 . Destroy The Artilect~再び勢いを取り戻してくるラストに掛けての流れには内に秘めるナニかが目覚めるような込み上げ感が襲いかかってくる。そんなインスト系メタル作品でも随一の作品を作り上げたPaul Wardinghamなるギタリスト、タダ者ではありませんね。にしてもこの周辺のプレイヤーは超人揃いで常に驚かされるばかりですが、何よりピークを迎えても尚新たな才能が開花するProgressive/Djentシーンってホント面白いなと改めて思った次第。まぁこんだけ褒めちぎっただけあっておそらくベストにも入ってきそうな予感。



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