Year Of The Goat/The Unspeakable
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Year Of The Goat/The Unspeakable

2015-10-24 21:46



    1. All He Has Read
    2. Pillars Of The South
    3. The Emma
    4. Vermin
    5. World Of Wonders
    6. The Wind
    7. Black Sunlight
    8. The Sermon
    9. The Key And The Gate (Alternative Version) (Bonus Track)
    10. Riders Of Vultures

    スウェーデンはエステルイェータランド県ノーショーピング出身のストーナー/サイケ/ハードロックバンドの2nd。元WolvarineのギタリストPer Broddessonを筆頭にスウェーデン周辺のメタルバンドのメンバーによって結成、ヴィンテージな70'sの香り漂うハードロックを基本に妖艶で怪しげなオカルト性や往年のプログレバンドのエッセンスを配合した音楽性で、1stフル「Angels' Necropolis」の時点で、魔女系ドゥーム筆頭The Devil's Blood(解散済)やBlood Ceremonyとタメ張れるくらいのクオリティを誇っていた。大手Napalm Recordへと移籍してのリリースとなった約3年ぶりの本作「The Unspeakable」でもその路線を踏襲した暗黒オカルティック系ハードロックを展開していて非常に安定した内容に作り上げてきています。冒頭の1. All He Has Readから湿り気のあるゴスドゥーミーな暗黒性を香りをあたりに充満させて、懐古的なハードロックをベタな叙情メロディに乗せる12分超えの大曲で、前作同様に大作志向な構成であるのが分かる。イントロからPallbearerかな?と思っちゃうくらいのトラディショナルドゥーム特有の渋み成分が滲む3. The Emmaや同郷のWitchcraftのような伝統的なストーナー/ハードロック路線の4. Verminや8. The Sermonなどで聴けるこのバンドの特徴でもあった日本人好みの歌謡的なクサ味を帯びたメロディは健在。しかしサイケやクラシック方面へのアプローチだったり、悲愴感を表すゴシカルなテイスト等より幅の広い音をしている一方で、スウェーデン産らしいメロウなGtソロや泣きは(前作と比べれば)やや控えめな印象で、聴く人によっては無難に感じられるような気がしなくもない。それでも内容がフニャチン過ぎたThe Swordの新作よりは断然聴ける良内容です。ちなみに本作に先駆けてリリースされたEP収録の9. The Key And The GateのオルタナVer.(ボートラ)もよりドライヴ感が強めてノリ易くなって非常にカッコいい仕上がり。


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