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『ちょっと右よりですが・・』▼第23号 かつての自民党の「派閥」は"新人研修"って意味もあったよ。
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『ちょっと右よりですが・・』▼第23号 かつての自民党の「派閥」は"新人研修"って意味もあったよ。

2012-12-20 12:01
    『ちょっと右よりですが・・』▼第23号 
    かつての自民党の「派閥」は"新人研修"って意味もあったんだよ。 
     
    ◆このブロマガは・・・
    12月15日にニコ生で生放送された「ちょっと右よりですが・・・」の
    「花田紀凱編集長の週刊誌欠席裁判」のコーナーの一部を文字おこしして
    配信しております。
     
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ☆今週のブロマガメニュー
    ◆かつての自民党議員は「派閥」の中で勉強していた
    ◆選挙制度の見直しが必要
    ◆"日本衰退論"は間違い
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     
    ## 実況の文字起こしなので読みづらいかもしれませんが、
    ## ーーアシスタントコメント
    ## (花田)花田編集長コメント
    ## と表記しています。  
     
    ◆かつての自民党議員は「派閥」の中で勉強していた◆
     
    (花田)
    派閥が弱体化したために、派閥はいかんと、
    ミステリーの象徴として批判されてきたけど
    派閥の効用っていうのもあったと。
     
    派閥に所属して、1年生議員は勉強したんですよ。
    自民党の良かった点は勉強するシステムができてたんだ。
    あるいは、礼儀作法でも。
     
    民主党の連中はグループとか言って、
    派閥に近いんだけど、そういうのがないから
    全然勉強していないんだ、勉強する機会もない。
     
    派閥はマイナスばかりじゃない、プラス面もあったと言いたいですね。
     
    いまや、自民党の派閥もかなり弱くなっちゃったから
    民主党と同じように
    若い人が勉強していくシステムを作らないとだめですよね。
     
    松下政経塾は勉強するシステムではあるんだけど、
    あぁいう形になっていてね、かなり問題もありますよね。
    議員が政治家として勉強するシステムを作っていって欲しいよね。
     
    「NewsWeek」はそういう方向に目を向けているのはさすがに早いですよね。
     
    ◆選挙制度の見直しが必要◆
     
    (花田)
    日本政治の混迷が生まれた原因たる、小選挙区比例代表並立制。
    これについて疑問を呈しているよね。
     
    「原因の絶望的な政治状況を生み出したのは、
     小選挙区比例代表並立制と捻れのからまりにほかならない。
     この問題を解決できなければ、冷戦後の世界に対応できる政治は実現しない。
     そこで考えられるのは、現行の小選挙区比例代表並立制からの転換であると。
     野田佳彦首相は自民党に対して、
     解散の条件として次期通常国会での選挙制度改革をつきつけた。
     民主党の方針は比例定数の削減と小選挙区比例代表連用制。
     対する自民党は中選挙区制に戻す案を主張している。」
     
    そもそも小選挙区制導入が間違いだったと言うわけだ。
    ここらへんのせめぎ合いになってくるわけですよ。
    選挙制度は憲法違反と言われた
    定数の問題も含めて早急にやらないといけないですよね。
     
    もし、参議院との同時選挙がやるんだったら、
    できれば新しい制度でやって欲しいけどね。
    時間がないからなかなか難しいかもしれませんが。
     
    ーー来年の予算もありますからね。
     
    ◆"日本衰退論"は間違い◆
     
    (花田)
    「NewsWeek」で、もう一つ言っておくと。
     
    ジェラルド・カーチスさん コロンビア大学の政治学の先生が
     
    「間違いだらけの日本衰退論」
     
    っていうのを書いていて、
    「アメリカ外交問題評議会のブログ Asia Unbound」
    に掲載されていたのを見開きで再録しているんだな。
     
    「日本衰退論が盛んだけど、間違いだ」と。
     
    ただまぁ、もうちょっと詳しく書いて欲しいんだけど。
    たとえばこう言っているんだね。
     
    「経済面での日本の相対的地位は低下した。これは確かだ。
     世界2位の経済大国だった日本は3位に順位を落とした。
     だが、2位の中国と3位の日本を比べたら、どちらに住みたいだろう。
     生活水準、大気や水や食品の安全、医療をはじめとする公共サービス、
     平均寿命。これらの指標を考えれば、答えはあきらかだ。
     上り調子の中国より、下がり調子の日本に住みたくなる」
     
    大体、GDP、GDPって言うけどさ、中国が2位になって、
    今度は1位になるとか言っているけどさ
    しかしさ、人口で割ってみろよと。
    一人あたりのGDPで比較しないと意味ないでしょ。
     
    「この20年間、日本経済は他の先進諸国に比べて不振だったろうか?
     答えはNoだ。
     とりわけ、国民一人あたり、または労働力人口一人あたりのGDPで比べた時に
     この答えは間違っていない。
     失われたと言われている20年の間にも日本経済は成長し
     生活水準は向上続け、失業率もそれほど高くなっていない。
     格差は拡大したが、アメリカの格差に比べたら比較にならない。」
     
    日本衰退論は間違いだよ、と言っていますね。
     
    ーー今日もアメリカの銃の乱射事件とかありましたしね。治安の良さとかね。
     
    (花田)
    「日本では都市も清潔で、犯罪発生率は低く、
    人々は基本的なマナーもわきまえている。」
     
    中国人みたいにマナーをわきまえてない、嫌になっちゃうね、あれは。
    オリンピックの時にね、バスにも電車も並ばないんだ中国人は、我先に入って。
    オリンピックの期間中は並べって言ってたけど、今や戻っているらしいよ。
     
    日本人は何も言われてなくても並ぶじゃない。
    トイレもさ、綺麗でしょ。
     
    中国のトイレ行ってごらん、汚いんだよ。
    田舎のトイレとか、穴がポンと空いているだけだよ。
    北京はオリンピックで綺麗になったと言うんだけどさ
    前に言ったかもしれないけど、
    男性用トイレにいってもびちゃびちゃになっているわけ。
    日本は一歩前進と書いているじゃない。
    それでもぐちゃぐちゃになっているかもしれないけど。
     
    中国はならべく遠くからやるんだって、
    近くでやると自分の跳ね返りがきちゃうから、なるべき遠くからやる。
    俺なんか年とったから遠くに届かないんだ。(笑)
    そういうことらしいですよ。
     
    「日本では都市も清潔で、犯罪発生率は低く、
     人々は基本的なマナーもわきまえている。
     だから東京の大都市でさえ、住みやすさと洗練度では
     世界でも指折りの場所になっている。」
     
    日本人はもう少し自信を持てと、
    ジェラルド・カーチスさんに叱られているんですよ。
     
    ーーそうですね、これはその通りだと思いますね。犯罪がないというのと。
     
    (花田)
    夜、女の子が一人で、たまには事件があるけど、
    歩けるっていうのは世界で滅多にないですね。
    怖くないですよね。
     
    ーーアメリカは怖いですよね。かなり緊張しますね。
     
     
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    ー■編集後記■ー
     
    日本は衰退しているわけでなく、相対的なものということで
    少しは気が楽になる記事でした。
    しかし、相対的に中国はどんどん成長し、
    軍事費で世界一になった時には、
    確実にいまのチベットのように日本に入ってくると思われます。
     
    「チベットと日本は違う!」と媚中派はいいますが、
    尖閣の事態をみても、まだなお「お花畑」な
    左翼がたくさんいる限り、日本は危機のままです。
     
    安倍政権に期待ですね。
     
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