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「酒鬼薔薇聖斗」=元少年Aの手記に“侃々諤々” 「救いのなさに吐き気」と『新潮』が批判
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「酒鬼薔薇聖斗」=元少年Aの手記に“侃々諤々” 「救いのなさに吐き気」と『新潮』が批判

2015-06-28 12:00

    読むのも嫌だし、本屋で手に取るのも嫌だ。編集者として、それではいけないとわかっているのだが、嫌だ。

     平成9年、神戸で児童連続殺傷事件を起こした「酒鬼薔薇聖斗」こと少年A、当時、14歳。

     その元少年A(現在32歳)が、手記を出版した。タイトルは『絶歌』(太田出版)。初版10万部でスタート、すぐに5万部増刷が決まったという。この出版には賛否両論あり、「店に並べない」と決断した書店も。

     むろん、週刊誌の格好のテーマだ。

     『週刊文春』(6月25日号)が「少年A『手記』出版 禁断の全真相」。

     『週刊新潮』(6月25日風待月増大号)が「気をつけろ!『元少年A』が歩いている!」。

     『文春』は柳田邦男、高山文彦氏らの読後の感想も含め15ページの大特集。

     そもそも元少年Aが最初に出版をもちかけたのが幻冬舎の見城徹社長だったという事実をスクープ。見城さんに、その経緯を語らせている。

     見城さんに元少年Aから分厚い封書が届いたのは24年冬。すぐに連絡を取り、元少年Aと会った。

     〈「印象は非常に真摯(しんし)で真面目、ただ感情は何ひとつ表さず、(中略)人間的な感情が感じられない」〉

     書きたいという本人の強い希望で、手記を書き始める。その間、見城さんは元少年Aに400万円という大金を貸したことも。が、結局、幻冬舎ではなく太田出版から出版されたのはなぜか。長くなるので、興味のある向きは記事を読んでいただくしかない。


    続きはこちら


    産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より


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