百田尚樹さんの「沖縄の二つの新聞は潰さないといけない」という発言が問題になっている。

クロウズドな勉強会で述べた個人的感想ではないか。どこがいけないのか。

それこそ、言論の自由、表現の自由だろう。百田さん自身「ギャグ」と言っているではないか。


26日夜の「ニュース23」で、水野和夫という評論家が「この発言は 言論の自由の範囲を超えている」

と発言していたが、どんな基準で言っているのか。

それでは朝日新聞の慰安婦大誤報、吉田調書大誤報問題で櫻井よしこさんたちが「朝日は廃刊しろ 」

と言ったのも「言論の自由の範囲」を超えていたのか。

その時、水野某はやっぱり「言論の自由の範囲を超えている」と批判したのか。

百田さんの発言で2紙が潰れるわけもなかろう。


それより問題は極端に偏向している2紙の報道姿勢だ。不偏不党もへったくれもない。

琉球新報の潮平芳和編集局長が「琉球新報は今後とも不偏不党、言論の自由を重んじ、

公正な取材活動と報道に努める」(6月26日毎日)と言っているのはマンガだ。


花田紀凱