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政治家にとって「病気」と「金の問題」「女の問題」は致命傷になりかねない。だから週刊誌の格好のテーマにもなるのだが、総理の「病気」ともなれば、一国の命運とも関わってくる。
『週刊文春』(8月27日号)のトップは「安倍首相『吐血』証言の衝撃」。
6月30日、JR東日本社長や稲田朋美政調会長との会食の時に、
〈「突然、気分が悪くなった総理が、トイレに駆け込み、血を吐いたというのです。その場に控えていた今井尚哉秘書官が慌てて別室を用意し、慶應大学病院の医師を呼び、総理は診察を受けたと聞きました」(官邸関係者)〉
匿名の、しかも「聞きました」という間接コメントだから、どこまで信憑(しんぴょう)性があるかは疑問だ。
しかも、この情報、『文春』より前に発売された『週刊現代』(8/29)の「母・洋子から息子・安倍晋三への『引退勧告』」によると、
〈結果的には誤報と分かったが、一時は安倍総理が吐血したという情報が永田町を駆け巡った〉と、誤報だったことになっているのだが。
いずれにしろ、持病を抱え、激務をこなしている総理の健康状態は気がかり。少しでも休養をと願うばかりだ。
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産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より
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