新年合併号では「スクープ」プラス「人物ワイド」というのが定番。
が、今年の各誌合併号を見るとスクープと呼べるのは『週刊文春』(12月31日・1月7日新年特大号)の「日本に『イスラム国』のメンバー2名が潜伏している!」だけだ。
〈欧米の情報機関と日本当局とが開設している極秘の伝達手段によって得られたもの〉を入手したのだという。
1人は〈パリでの事件を首謀したとされるアブデルハミド・アバウド容疑者と“接触”していたことが通信履歴などから確認された男「A」〉。もう1人は〈ISの資金調達を任務とすると疑われている「B」〉だという。
で、日本潜伏の目的は?
〈「B」の任務は、在日のイスラム同胞たちから、カンパを募りつつ、アンダーグラウンドの“YEN”を調達すること〉
〈「『A』は先遣(アドバンス)であり、テロの準備が任務である危険性があります。よって今のうちに“狩り”(ハンティング)が必要です」(警察OB)〉
「A」はフランス人であり、当局は氏名、身長、容貌、身体的特徴、訛(なま)りまで詳細な「人着」情報を得ているが、〈二十日現在、「A」の探知には至っていない〉という。
日本側でも〈「凄(すさ)まじいテロ対策」〉が取られているというのだが。
人物ワイドは、
『文春』が「消えた主役たち」で32本。
『週刊新潮』(12月31日・1月7日新年特大号)が「敵もさる者 引っ掻く者」で18本。
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産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より
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