スポーツ紙やワイドショーはSMAP解散騒動一色だ。


 日刊スポーツなどが「SMAP解散」と1面で大きく報じたのが13日水曜だが、実はこれ、『週刊新潮』(1月21日号)のスクープなのだ。


 『新潮』の発売日は木曜日だが、見本は水曜日にはできており、新聞広告原稿は火曜には各新聞社に出稿しなくてはならない。


 スポーツ紙などは『新潮』の新聞広告原稿を見て動いたに違いない。せっかくのスクープを出し抜かれ『新潮』、今頃、舌打ちしているのでは。


 で、その『新潮』のスクープは「4対1に分裂! 『SMAP』解散への全内幕」。


 要は、マネジャーの力が大きくなり過ぎたということに尽きるようだが、今や「SMAP」は国民的アイドル、解散だけは思いとどまってほしい。


 〈間違いないのは、この分裂とその先に見える解散で誰も得する者がいないという峻厳(しゅんげん)な事実だ。事務所の逸失利益は数十億円に上るだろう。室長(問題のマネージャー、本文では実名)も活躍の場を失う。むろんタレント自身の収入が激減するのも明白だ。三方全て失うものがあまりに大きすぎるのである〉


 もっともダメージが大きいのは、長年支えてきたファンだ。


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産経ニュース【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】より



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