スペインのサグラダファミリア、内部は完成済。
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スペインのサグラダファミリア、内部は完成済。

2014-01-09 22:07
  • 47
ここ最近急激に寒くなった影響で、我が家の愛鳥(文鳥♂)の動きが油が切れたブリキのようになっております。
元々もうすぐ7歳、人間でいうと還暦を過ぎたじーさまなので老いはしょうがないと思うのですが、突然止まり木からずるっと滑り落ちるのだけはやめてくれ・・・おかーさん心臓破裂しそうだよ・・・。
見た目はプリプリの小鳥なんですが、とんでもないとっつぁん坊やです・・・。
小動物用の暖房器具を設置して凌いでいますが、春が待ち遠しい限りです。

さて、今回も前々回のケルン同様、タイトルと内容が同一だったりするのですが、先ずはタイトルネタの説明をば。

独特な外観で有名なスペインはバルセロナにあるサグラダファミリアですが、日本語では大聖家族教会と言います。
完成まで200年とか言われ、生きてるうちに完成版見ることはないだの、何かずっと作ってるだの方々でネタ扱いされているため、完成していないということをご存知の方も多いかと思います。
しかしこのサグラダファミリア、実は内装は完成済なんです。
通常の建築工事では内装は最後の工程になるのですが、何で先に内部を終わらせちゃったかというと。

20XX年某日。
スペインの偉い人1「ちょ、えらいこっちゃで、ローマ法王が2010年末にサグラダファミリアに来はるって!
スペインの偉い人2「ホンマ!?折角来てもらえるんやったら内部で説法してほしいわぁ!よし、内部11月までに完成させてや!
職人さん’s「「「ええええええええええええええマジで!?」」」

・・・という感じです。ええマジで。
(余談ですが、このローマ法王さんはコラで有名な某暗黒卿そっくりのあのお方。)
そして法王ご来訪二週間前、内装工事が終了しました。
やればできるのか!というより現場可哀想すぎるだろ!!!w
・・・ちなみに私は完成した一週間後に来訪しました。
綺麗でしたよそりゃあもう、涙が出るほど。
美しさへの感動なのか職人さんの苦労を思っての偲び涙なのかは不明ですが。

それでは、そんな悲喜こもごも篭ったサグラダファミリアをご紹介。
あ、今回のカメラはコンデジです。

入り口上部。
サグラダファミリアはアール・ヌーヴォーを代表する建築の一つとなっており、アール・ヌーヴォーの特徴の一つである、優美な曲線と有機的なモチーフが繊細な彫刻と共にこれでもかと詰め込まれております。
(スペイン語で、アール・ヌーヴォーはモデルニスモといいます。)
遠くで見ても訳が分かりませんが、近くで見ても訳が分かりません。
詰め込みすぎだから、せめてもうちょい隙間空けてくれ!w
近くで見ると分かるのですが、古いところが劣化してきているという悲しい現状が。
完成と同時に修復作業が始まりそうな勢いです・・・。


これが噂の内部(笑)
内部は外部からは想像もつかない奥行きと高さです。
鬱蒼とした森をイメージした列柱には、わざと柱に節を付けて枝分かれさせたり柱頭に植物の葉をイメージした特殊な装飾を施したりすることで、空間自体が生きているような力強さを感じさせます。
ステンドグラスや天井の柱頭の間にはめ込まれたガラスから光が不規則に降り注いでくるので、本当に森の中にいるような錯覚を覚えました。


見上げたら幾何学の世界へコンニチワ。
コンピューターもない時代にどうやってこんな複雑な構造を設計したんだ、と心底不思議だったのですが、この謎は後程解明します。


ちょっとナウシカのワンシーン思い出しましたw
(どのシーンを思い出したか、分かった人は僕と握手!)


当時のカメラの広角の関係上、上部と床を上手く一枚に納めることができずすごく歯がゆい思いをした記憶があります。
サグラダファミリアは天井高さがありすぎて広角レンズでないと収まらない形状だったんですよね・・・。
そのうちリベンジしに行きたい!


意外と知られていませんが、サグラダファミリアの地下は博物館になっており、設計者であるアントニオ・ガウディ直筆の図面やデザイン画
、試作模型なんかも見ることができます。

意外と資料が充実していて見ごたえアリ。
設計者のアントニオ・ガウディですが、このサグラダファミリアを作るために相当苦労をしたようです。
元々ビリャールという設計士が設計を行っていたのですが、辞任したため後任として雇われたのがガウディでした。
ところが、ガウディが作ろうとした建物は恐ろしくお金がかかる!ということで、何と資金調達からガウディがやることに。
パトロンを集めつつ、宗教を勉強している内に相当ハマってしまったらしく、「俺、この建築に一生捧げるわ!」と宣言、建築現場に住居を移すという役所泣かせの行為をかましました。
その後、寝ても覚めてもサグラダファミリア建設に没頭という本人にとってはハァハァ天国のような環境で過ごす中、事件は起きました。
何と、外で車に跳ねられてしまったのです。
当然病院に運び込まれたのですが、当時のガウディ、浮浪者にしか見えない服装だった為、「その辺の浮浪者?金持ちが先だからその辺寝かせとけ!」と放置、なんとそのまま亡くなってしまいました。
晩年のガウディは服装に全く頓着しなかったと言われていますが、果たしてどんだけボロ雑巾だったのか。
惜しい人を亡くした、と思うより、外出る時位小マシなシャツでも着せとけよ!と思わざるを得ないw


1/20位のスケールだったと思う、内部模型。
小さくしてもでかい!というかこのサイズが入る地下空間ってすごいな!w

さてさて、前文にてコンピューターもない時代にどうやってこんな複雑な構造を設計したんだ、と疑問を呈しておりましたが、答えはこの地下博物館にありました。

デデドン!
何だこれって?私も最初そう思いました。
実はこれこそ、ガウディお手製のサグラダファミリアの構造模型。
これがまたユニークな造りでして、天井部から逆さ吊りに作られています。
上から糸を垂らし、何本かまとめて重しを括りつけ、さらに糸を繋ぎ、重しに括りつけ・・・。
と、繰り返すことによって空洞空間を作っています。
サグラダファミリアは、この模型をひっくり返した形をしているんです。
確かに安定はしそうだけど、トラス構造みたいなもの?と構造には大変疎いので原理については想像でしかないのですが、よくこれを思い付いたな!w
思いついても怖くて実行できんわ、とガウディの思い切りの良さにもビックリする模型です。
(実際に建築する際は流石に多少修正を加えたそうですが、それでも大きくは違わないんだとか。すごいな!w)


地下には今でも作業場があり、職人さんが日々完成に向けて仕事をされています。
訪問時は休息日だったので無人でした。人がいると撮影を拒否されることもあるそうなのでちょっとラッキー。


こんなサグラダファミリアですが、現在の完成予定は
2030年頃
となっております。
やったねみんな、生きてるうちに完成版見れるよ!w
※すみません、最初2020年と記載しておりました。10年短くなってるよ!w

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他37件のコメントを表示
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>>25
スペイン人は超濃いB型をイメージすれば概ね理解できます(それもどうかと・・・)
スペイン内戦では模型や資料関連が結構消失したそうですが、それでも造り続ける辺りすごいですよねw
73ヶ月前
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>>26
私と握手お二人目!ヽ( ´∀`)ノ
73ヶ月前
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ガウディの予定では数十年後に完成(ただし現場の雰囲気俄然無理)、という事で私も去年行ってきました。
ガウディ作の方はカッコよかったけど最近できた場所のデザインがファンシーで凄い残念でしたw
でも中は外と違ってシンプル且つ荘厳で素敵ですよね。夕方前の陽に照らされたステンドグラスの光が綺麗でした。
建築の逆さ戦法は今でも橋の建築などで使われるそうですよ。(と、一緒に行ったイギリス人が言ってました)
ちなみに思い出したのは腐海の下ですかね?会ってたら握手お願いしますw
73ヶ月前
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私も、思い出したのは腐海の地下のカットですねw合ってたら握手して欲しいですw
いやぁ本当にいいブロマガに出会えた
73ヶ月前
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88888888888  すごく良いですね。
完成が見られないのが少し惜しい気もしますが 未完成というのも風情を感じます
一生に一回は言った方がいいところですね
73ヶ月前
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チコの実(?)のくだりかw

天井から浄化された砂が落ちてくる場所はナウシカでも名シーンですね

サクラダファミリアって中に入れるんですね・・・知らなかった・・・
自分もいつか行ってみたいです!
73ヶ月前
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>>41
閲覧いただき、ありがとうございます!
おお、見に行かれたのですね!確かに百年以上作ってる&技術革新の影響で、作られた年代によって雰囲気大分違いますよね・・・。
橋でも逆さにするんですね!門外漢すぎて全く分からん世界ですw
わ~い、握手三人目ありがとうございます!ヽ( ´∀`)ノ
73ヶ月前
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>>42
閲覧ありがとうございます!
握手四人目!( ´∀`)ノ
皆さん中々やりますなw私が単純なだけかも知れませんがw
73ヶ月前
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>>43
閲覧いただきありがとうございます!
完成していない=永遠、という概念もあるくらいなので、これはこれでアンバランスな魅力があります!
是非一度見に行ってみてください!
73ヶ月前
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>>44
そうですそこです!わ~い握手五人目!
サグラダファミリアは外も中も魅力が一杯なので、自分の足で歩き回ると新しい発見が一杯ありますよ!
73ヶ月前
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