ヨーロッパ人の認識では、スペインはヨーロッパではないらしい。
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ヨーロッパ人の認識では、スペインはヨーロッパではないらしい。

2014-05-04 20:54
  • 2
親戚の結婚パーティまで一ヶ月切ったのに体重1㌔増えましたこんにちわどうしよう!w
ドレス着るほど固いものじゃないということで、ちょっとお高いワンピースを購入したのですが、ウエストラインモロバレな形状なのでもうちょい絞らないとキツイ・・・!
いや、先月末になんとなく買ったヴェルタースオリジナルのキャラメルチョコが美味しいのが悪いと思うんです。
そりゃそんな高カロリーなものにハマったら太るのは自明の理。反省してます、ハイ。

個人的に凹む話は横に置いておいて。
タイトルの意味ですが、別にヨーロッパ総出でスペイン一国を苛めている訳ではないですw
何でそんなことになっているのかというと、スペイン、もといイベリア半島の歴史が関係しています。
ここからは歴史に詳しい人が見たら突っ込まれそうな勢いでざっくりした説明&一部個人的見解になりますので、興味のない方はずずいっと飛ばしてくださいw




******************************************


現在のスペイン王国がある国土は8世紀までキリスト教国家が複数混在していたのですが、後のフランスであるフランク王国にフルボッコされたゴート朝(西ゴート国とも言います)が、「このままだと周囲の国に気を取られてやり返すどころじゃないわ」とでも考えたのか、まるっと一世紀かけて何とかイベリア半島統一を果たしました。
よっしゃこれで国力アップに集中できる!と思っていたところ、イスラム系国家のウマイヤ朝とちょっとした小競り合いをした際、弱体化していたのがポロっと露見したために半島の南側半分近くが侵攻を受け、あっさり持っていかれた上にゴート朝は崩壊。
で、力もお金もない生き残り組はどうしたのかというと。
「イスラム教がキリスト教に喧嘩売った!」国対国の戦いを宗教対立にすり替え、キリスト系国家総出で一つの国相手に戦うよう仕向けたのです。
ここからは皆さんご存知だと思うのでさくっと省略しますが、各国の思惑が色々重なった結果、かの有名な十字軍が結成され、レコンキスタ(因みにスペイン語です。日本語だと国土回復運動といいます)が起こり、これが歴史上初の大規模な宗教戦争だと言われています。
(どの時点から宗教色に染まった戦いになったのかは人によって見解が結構異なります。個人的には十字軍結成前の戦いはローマ教皇のお墨付き前なので、全て宗教戦争ではないという立場です)
何度も何度も十字軍派遣を行い(内、ほとんどが道中で、しかもm9(^Д^)プギャーとしか言いようのないことで撤退してるというテラワロス悲しい現実w)、何とかイベリア半島奪還に成功したものの、ここからが問題でした。
中でも頭を痛めたであろう事案が、イスラム教が他の一神教宗教に寛容だったため、制圧した地域でも「特別税払ってくれたら改宗とかしなくてもいいからね」という政策を行っていたこと。
隠れ都市を形成したり反政府運動を結成していたことから察するに、流石に肩身は狭かったようですが、改宗しなかったキリスト教徒が結構残っていました。
それ自体は良いことなんですが、しかし彼らの様式の中にイスラム様式が溶け込みすぎてイスラム色を完全に払拭することができないという予想外の事態が発生。
おまけにお金もないので新しく街を造りなおすこともできず、イスラム色の強い建築物の使用を続行せざるを得ない状況に。
さらには地方に残っていたイスラム教徒を追放する余力すらなかったので、頑張って奪還したにも関わらずイベリア半島の南半分がイスラム教とキリスト教が混在する摩訶不思議な地帯へと大変貌。
時代が変わっても状況は変わることなく、現在に至ります。
スペイン内に実質イスラム地域があるのは周知の事実なので、ヨーロッパじゃタイトル通り、
「スペイン?ああ、半分はイスラム圏だしヨーロッパじゃないよねw」
とまで言われる始末。EU圏とは一体・・・。
個人的には大好きなんですけどね、一粒で二度オイシイ感じでw




******************************************





さて、前置きが随分長くなってしまいましたが、今回はイスラム圏にしか見えないイベリア半島の南側にあります都市、世界遺産の都市コルドバより、メスキータをご紹介しようと思います!

外観より確実に有名であろう内観w

メスキータとは何ぞや?といいますと、モスクのことです。
モスクをスペイン語でメスキータと言うのですが、コルドバのメスキータが有名になりすぎたために半固有名詞化しているのが実状。
そんなコルドバのメスキータですが、8世紀末に建設され、独特の馬蹄形アーチが多用されている代表的な建築でもあります。
馬蹄形アーチとは、上の丸いアーチ部分の円心が上部に移動することでモコッと丸くなり、馬の蹄のような形状をしていることからこの名前が付けられています。
何故このアーチが多用されているかは長くなるので割愛します。「メスキータって馬蹄形アーチいっぱいあるんだぜ!」位に思っていただければw

そんな馬蹄形アーチ天国のメスキータですが、グアダルキビール川という新種の発泡酒のような名前の川のほとりにあります。

この距離から見るとローマ橋と相まってイスラム建築とは思えない外観。


が、近付くと、イスラム建築ならではのミナレット(イスラム建築に付随する塔のこと。ここからお祈りの時間になるとアザーンというお知らせの言葉が流れます)ががっつりあります。

内部は単純かつ複雑で、中に入ると『円柱の森』と呼ばれる馬蹄形アーチが延々と続く広大な空間が広がっています。



正にアーチの森といった風格。
窓がほとんどないので中は薄暗いです。高感度のカメラがあれば、とこの時ほど悔やんだことはないw
大変ひんやりしておりますので、夏場でも上着があったほうが良いかも。
私が訪問した時は12月だったのですが、屋外よりもかなり寒かったです。


メスキータ内の一方の壁にはミフラーブ(お祈りの方向を示す壁にある目印の窪み)が複数並んだキブラ壁(お祈りの方角を示す壁)があり、この建築物内で最も有名であろうミフラーブは並んだミフラーブの真ん中にあります。


これを見るためにわざわざ訪れる研究者もいる程。
何で有名なのかというと、装飾の豪華さもさることながら、ミフラーブなのに窪んでいるのではなく小部屋のようになっており、他の地域のものとは明らかに形態からして違うということ。
小部屋化している類似例はいくつかあるのですが、世界で一番有名なのは間違いなくこれです。(詳しく語ると長くなるのでやっぱり割愛しますw)
なお、ミフラーブ前にあるクローバーのような形状のアーチ多弁形アーチと言います。見たまんまですね!w


ミフラーブ前の天井ドーム。装飾が細かすぎて一部見えない!w

さて、メスキータはモスク、と前述しておりますが、レコンキスタによってキリスト教国家が奪還、その後キリスト教会として使用されてきたという歴史があります。
今でも現役の教会として使用されており、礼拝の際は立ち入り出来ないほど。
と、なると、当然改修したり増築したりされている訳で。

こんな空間あんな空間の中にあります(笑)
自分が瞬間移動でも体得したのかと思うくらいの景色の変わり様に衝撃通り越して爆笑


教会だとお馴染みのパイプオルガンだって標準装備。


あのイスラム色全開の天井見た直後にこの天井とかw
当時の人はごろっと変わる風景に頭こんがらかったりしなかったんでしょうかねw
因みに、西洋建築部分はゴシックからバロックまでと幅広く色々な様式が混在しており、他宗教の中にあって尚多様式というカオスっぷり。
過去のお偉いさんの中でも絶対一人は「どれでもいいから統一しろや!w」と突っ込んだ人がいたと思われますw

まぁイスラム建築の中に無理やり西洋建築をブッ込んだ所為で、境目はマジでカオスです。





何かちょいちょい可笑しいw
これがまた比較的出口付近にあるものだから、
イスラム色に染まった頭で西洋建築に出くわし、「!?」と脳内大混乱の中、また微妙にイスラム色が残った場所を通過、出口!
という、アハ体験みたいな行程になっているという現実w
リアル脳トレが体験できる場所としてその内有名になるかも知れませんw



屋内から出ますと、オレンジの庭と呼ばれる、文字通りオレンジの植えられた中庭があります。
悲しいかな、訪問した時は生憎の雨模様でした。
晴れの日だと、抜けるような青空と緑の空間で目を休めるにはもってこいだそうです。
行かれる方、いらっしゃいましたら是非晴れの日を狙ってください!

広告
×
こんばんは
建物の中ということもあって保存状況良さそうですね
個人的な感想ですがイスラムは派手な色が多いという偏見がw
イベリア半島はいつか行きたいですけど、
1番のネックは距離ですかね・・・w
69ヶ月前
×
>>1
コメントありがとうございます!
保存状態は良いほうだと思います!
イスラムはヨーロッパ建築に比べて確かに色彩すごいですw装飾模様はもっとカオスですがw
イベリア半島は直行便が悲しいまでにないので、スペインだと乗り継ぎもあって冗談抜きで到着まで丸一日かかりますw
その分見ごたえのある国なので、いつか是非行ってみてください!
69ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。