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除染のウソ 現代日本社会の犯罪
2012-10-10 22:30398ptさて、5日に自由報道協会で行われた記者会見を取り上げた築地を本社とする新聞の記事だが、きょうはいよいよその内容そのものについて一考察してみようと思う。〈「福島の線量、意図的に低く公表か」 市民団体独自調査市民と科学者の内部被曝(ひばく)問題研究会」は5日、東京都内で記者会見し、福島県内で空間線量を測るモニタリングポストの値が意図的に低く抑えられている可能性があるとの独自の調査結果を公表した。研究会は今年、文部科学省が設置したモニタリングポスト約100カ所の近くで空間線量を測った。この結果、公表されているモニタリングポストの値より平均して10~30%高かったという。ポストから10メートルほど離れた所では、平均で40~50%高かったという。研究会の矢ケ崎克馬・琉球大学名誉教授(物理学)は「値を低くみせるために、モニタリングポストの周りは除染を徹底したり、数値を操作したりしているのではないか」と話した。文科省原子力災害対策支援本部は「意図的に低くみせるようなことはしていない。周辺が除染されたモニタリングポストの情報は福島県のホームページで公開している」としている〉(2012年10月6日付・築地に本社のある新聞朝刊)。震災直後から、モニタリングポストの設置方法についてはいくつもの疑惑があった。「洗浄して計測している」「地表をコンクリートで覆ってその上に設置している」そうした報告、あるいは一般からの情報提供を受けて、私は、文部科学省や厚生労働省などの知己に測定方法を問い合わせていたものだった(幸運なことに、私のかつてのボスである鳩山邦夫衆議院議員は文部大臣、労働大臣をともに歴任している)。その当時は、コンクリート上に設置する関係から、汚染された土壌は除去しなければならないというもっともらしい回答を得たりしていた。だが、モニタリングポストを屋根の上に設置したり(地表から離れるほど数値が下がる傾向にある)、計測前に道路を水洗いしたりしているのを知って、疑念を持ち始めた。 -
150円の著作権 幼稚な日本の記者たち
2012-10-08 08:00398ptきょう、一部150円もする新聞を買った。かつてはよく購読していたが、その情報量からしてあまり購入する気の湧かない値段設定の新聞である。しかし、きょうは仕方あるまい。その新聞を買う理由があるのだ。目当ては、きのう10月5日、公益法人になって初となる自由報道協会での記者会見についての記事である。〈「福島の線量、意図的に低く公表か」 市民団体独自調査市民と科学者の内部被曝(ひばく)問題研究会」は5日、東京都内で記者会見し、福島県内で空間線量を測るモニタリングポストの値が意図的に低く抑えられている可能性があるとの独自の調査結果を公表した〉(2012年10月6日付・ 築地に本社のある新聞)ここまで読んで嘆息した。まだこんな幼稚なことをやっているのだ。いったい、なんど同じことを指摘すれば気が済むのだろうか。この新聞の記者、いや記者クラブメディアの人々のほとんどが、自分たちの著作権が侵されそうになると、気が触れんばかりに騒ぐくせに、他人の権利に関してはとても無頓着である。いや、実は、無頓着ではないのだ。それは意図している。たとえば、自由報道協会の場合は、その社団法人時代から非営利活動であることから、クレジットを明示してほしいとお願いし続けているにもかかわらず、意図的にクレジットを外すのである。自由報道協会の、本来であるならば、当然である主張が受け入れられることはほとんどない。だが、公益法人になればそれも変わるのかもしれない、そう淡い期待を抱いて150円をコンビニのレジに置いたのだが、結果は案の定であった。 -
炎上上等 毎日新聞の虚報記者の虚報
2012-10-05 08:00398pt♪燃えろよー、燃えろよー、火の粉を上げてー♪ 夏は終わった。楽しいキャンプファイヤーも夏の思い出となるだろう。 台風による湿った暖かい風に包まれた関東平野にも、ようやく涼しい季節が訪れた。 衣替えの時期、10月は新しいことの始まる秋でもある。福島の事故から一年半、隠蔽していた真実も徐々に明らかになってきたようだ。 今年五月、毎日新聞にこんな記事が載った。 〈2月下旬、「週刊文春」が「福島県から北海道に避難した子ども2人が甲状腺がんの疑い」という記事を掲載した。私はツイッターで「福島第1原発事故から1年で放射線に起因する甲状腺がんが発生することはない。文春の記事は、事故と関連があるかのように印象付けている点で、勉強不足、または売らんがための記事だ」と批判した。私のツイートを見てくれているフォロワー(現在5900人)の何人かがそれをツイートしてくれ、一気に広がった。フォロワーの医師がすぐに、甲状腺がんの詳細な説明付きで「原発事故とは無関係」と断じる連続ツイートを返してくれた。一連のツイートは誰かの手によって、誰もが読めるようにまとめられた。ツイッターの魅力である「双方向性」と「情報拡散の広さと速さ」を物語るエピソードだ〉(2012年5月5日/毎日新聞) -
3つの事件 巨人「Yahoo!」からの宣戦布告
2012-10-02 19:00398pt10 月 1 日は、私にとっていくつもの意味で特別な日になった。盆と正月とクリ スマスとイースターとラマダンがいっぺんにきたような感じだ。 まずは、代表を務める自由報道協会が正式に公益法人に移行したことが挙げら れる。 午前中、昌山美智代事務局長が内閣府に出向き、正式に認証を受けた。 2011 年 1 月の発足から約一年半、オープンで公平な記者会見を開催し、日本の言論空 間の健全化を目指す組織がようやくフル稼働を始めたということだ。 発足当初、日本外国特派員協会(FCCJ)の会見スタイルを模倣したのは、 記者クラブの存在のために不可能だった「誰もが参加できるフェアな記者会 見」を日本で実現させることを目標としたからだ。 そして、予想通り、自由報道協会を発足させるとすぐに反応したのは日本にい る海外特派員たちだった。 「ようやく日本人が自ら気づいて、自らの手でこうした組織を作ろうとしてい ることは本当に素晴らしい。心から手伝いたい。遠慮なくなんでも言ってく れ」 カレル・ヴァン・フォルフレン元FCCJ会長やピオ・デミリア元FCCJ副 会長のこうした励ましの言葉を受けて、私はすぐにFCCJに向かった。そう して、協力と特派員への参加を呼び掛けたのだ。 たとえば、いまピオ・デミリアが公益法人自由報道協会の副理事長の座につい ているのもその流れだ。 (※この記事は、上杉隆氏のブロマガから一部抜粋したものです)
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