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記事 12件
  • 作家とジャーナリストの線引きは? 「夜のズバッ!とマスコミ検証!」全文書き起こし(前半)

    2012-11-13 15:00  
    398pt
    メディア界に激震をもたらした『週刊朝日』問題。それからおよそ2週間経った2012年10月30日、元ジャーナリストの上杉隆の番組「夜のズバッ!とマスコミ検証!」が、niconicoで生放送されました。ブロマガ「上杉隆の東京脱力チャンネル」と連動する番組としては第3回目。キャスターに花音(かのん)さん、ゲストに政治ジャーナリストの藤本順一さんとノンフィクション作家の森功(もり・いさお)さんを迎えました。
    今回のテーマは、大阪市の橋下徹市長の出自などを報じた『週刊朝日』(朝日新聞出版・10月26日号)の連載記事について。この記事をめぐっては、橋下市長が出版元の朝日新聞出版だけではなく、親会社の朝日新聞社を痛烈に批判。朝日新聞出版は謝罪と編集長の更迭、さらに連載中止に追い込まれました。
    20年以上も政治ジャーナリストの第一線で活躍してきた藤本さんは、番組前半で読者からは盲点になっている部分を指摘しました。それは、記事を書いたノンフィクション作家の佐野眞一さんが「今回の記事は『週刊朝日』との共同作品」と述べたコメントを出した点です。
    「ジャーナリストが記事を書く場合、『自分の記事だ』という言い方しかしないんです。『作品』という言い方はしない。その辺に、ジャーナリストとして報道の記事を書くことと、佐野さんが作家として表現するということはフィールドが違うということです。ノンフィクション作家や作家が書くものは、ジャーナリストが書くものよりも、もう少し許容範囲を広く考えても良いんじゃないかという気はする」
    このように藤本さんは語り、ノンフィクション作家とジャーナリストの違いを指摘しました。「上杉隆の東京脱力チャンネル」に加入すると、放送前半の全文書き起こしが読めます。
  • 小沢裁判「無罪確定」 リンチの首謀者は?

    2012-11-13 08:00  
    398pt
    (訴訟準備のため暫時休刊していました。お詫び申し上げます)小沢一郎衆議院議員へ東京高裁も無罪判決を下した。これで事実上、小沢さんの無罪が確定することになった。つくづく思う。3年前の2009年3月3日の公設秘書逮捕から始まった一連の「小沢バッシング」とは一体なんだったのか?私は、翌日の記者会見から小沢さんの取材を開始し、最終的には本も著わした(「暴走検察」(朝日新聞出版)。その中で、東京地検への疑義、テレビ・新聞など大手メディアが一方的に伝えるその「現象」に対して、「アンフェアだ」と訴え続けた。私が言い続けてきたのは、小沢さんの抱える「政治とカネ」の問題の是非ではない。彼に反論の機会を与えず(事実上)、結果として、ひとりの有力政治家を暗殺した日本社会に対して異を唱え続けたのだ。なかんずく、私が批判し続けてきたのはメディアだった。カレル・ヴァン・フォルフレン氏の指摘を待つまでもなく、記者クラブメディアは、今回の一連の「小沢リンチ」を実行してきた暗殺団の中核を担ってきた。きょう、私は心から嘆いている。あまりにアンフェアな彼らのやり口の被害者となった小沢さんの名誉と信頼はいったい誰が回復するというのか。もはや取り戻すことのできない政治家としての歩みについて、いったい誰が責任を取るのか。そしていま、メディアやそこに登場する識者たちは、この「社会的リンチ」を検察(行政)の問題だけに矮小化しようと躍起になっている。