予定していた講演会に遅れる旨を伝える。その夕、キャピタル東急ホテルでのインタビューを二件済ませると、議員会館横の長い坂を歩いてそのまま首相官邸に入った。
「本日、TPP、環太平洋パートナーシップ協定に向けた交渉に参加する決断をいたしました。その旨、交渉参加国に通知をいたします」
予想通り、この日、安倍首相はTPP交渉に参加することを宣言したのだ。
ようやくである。
すでに交渉開始から2年が経過している。当初の9か国の時に交渉に参加していれば、交渉の主導権を握れたかもしれない。あるいは少なくとも昨年12月に参加していれば、より有利な交渉に入れたかもしれない。
その点で残念である。
コメント
コメントを書くTPPは、要望書の最終形であり、アメリカとの不平等条約だと考えます。ISD条項で、食品、医療、その他の製造業など、多くの被害が予想されます。韓国では自動車の排ガス規制が、やめさせられる様ですね。何の為のTPPなのか、食品、医療、製造業はきちんと守れる、算段はついてるのか。TPP賛成の方の頭の中が知りたい。
>>1
おてもやん氏にまったく同感だ。知らされていない部分はアメリカの要求の最終形態である可能性が高い。
何のための条約なのか?誰のための条約なのか アメリカは一歩もひかないと思うぞ。