オーガニックの時代がやってきた。

10月26日、東京中野のゼロホールで開かれたシンポジウムには、日本全国か

ら学校関係者、自治体関係者、農業関係者ら1200人超が集った。ホールはほ

ぼ満員、全国からリモートでさらに2000人近くが参加したという。

テーマは「全国オーガニック給食フォーラム」だ。呼びかけ人の中心には千

葉県いすみ市の農林課の職員がいた。

一自治体一部署の活動を端緒とした「政策」が、全国規模の運動にまで発展

するのは珍しい。果たして、オーガニックはどのような理由で人々の心に響

いたのか?