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【オバマ米大統領 シリア軍事介入回避の可能性】
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【オバマ米大統領 シリア軍事介入回避の可能性】

2013-09-02 08:00
    シリア情勢が緊迫している。

    オバマ米大統領が会見を開き、噂されているシリアでの化学兵器の使用につい
    て、何らかの声明を発表する見込みだ(日本時間:9月1日午前3時)。

    CNNによれば、現在バイデン副大統領、ケリー国務長官らがホワイトハウスに
    参集し、協議を続けている模様だ。

    8月30日、ケリー長官は、アサド政権が化学兵器を使用し、子供426人を含む少
    なくとも1429人を殺害したと断定している。

    さらに長官は、化学兵器使用に関しては、米国の安全保障と信頼、そして国益
    に関わる問題だとして、米国が何らかの行動を起こすことを表明している。

    果たして、本当にシリアは化学兵器を使ったのか?

    と書いたところで、ホワイトハウス前にオバマ米大統領がバイデン副大統領を
    伴って現れ、「シリアへの軍事介入を行なう」と宣言した。

    オバマ米大統領は、9月9日までには議会を緊急召集し、承認を求める方向だ
    という。ただし、仮に議会の承認が得られなくとも、大統領権限で軍事介入は
    可能だと付け加えた。

    「米国は、ダマスカスで起きている悲劇から目を背けるわけにはいかない」
    とオバマ大統領。

    これによって、米国のシリアへの軍事介入は確定的になった。

    (ここまではDAILY NO BORDERに寄稿したもので、以下がメルマガオリジナル
    である)
     
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