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記事 72件
  • ツイッターとアスリートの新しい関係

    2013-04-07 08:00  
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  • 隷属日本 国民栄誉賞も米国基準

    2013-04-06 08:35  
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    野球をやっていた。新宿の鶴巻ジャガーズという少年野球チームでだ。小学6年生の時、サードでキャプテンを務めた。決して巧い選手ではなかった。もっと上手なチームメイトはたくさんいた。だが、私自身は誰よりも野球が好きだったと自負している。だからこそキャプテンになれたのかもしれない。自宅から一番近い球場が巨人と日ハムの本拠地の後楽園球場だった。ナイター(ナイトゲーム)のある夕刻、自転車を走らせて、選手たちがスタジアム入りする姿をよく観にいったものである。憧れのプロ野球選手の姿は、意外に身近にあったのだ。当時、私のヒーローは王貞治、田淵幸一、山本浩二、衣笠祥雄などだった。すでに長嶋茂雄は引退しており、私にとっては過去の人にすぎなかった。一方で、6歳下の松井秀喜はまだ幼稚園に通っていた頃だ。もちろん彼のことを知る由もない。 
  • ツイッターと日本の「4月ばか」

    2013-04-03 08:00  
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    ここ3年ほど日課になっているのが朝のタイムラインチェックだ。便利なことこの上ない。日本の朝のニュースヘッドラインだけでなく、時差の関係で、ヨーロッパは前日までのニュースのまとめ(欧州は前日深夜)が、また、米国東部のリアルタイムの報道など(米国東部は夕方からゴールデンタイムにかけて)の見出しがざっとツイッター上に並ぶのである。世界中のニュースを瞬時に知ることのできるツイッターはこうした情報インプットに適したメディアだとつくづく思う。しかも、見出しだけならば大抵は無料。さらに情報を知りたければ検索をかけて、他の情報サイトに移動してもいい。たとえば、朝日新聞や日本経済新聞の有料部分に辿り着いたら、無料の産経新聞などに移る。米国だったらハフィントンポストの各セクションを移動しているだけで日本人の私にとっては十分すぎる情報を得られる。そうした知的に豊かな時間をツイッター上で過ごしているとあっという間に時が過ぎ、他の仕事に影響を及ぼすのが難といえば難だが、これはツイッター登場以前と比べれば贅沢な悩みだ。 
  • 東電福島第一原発停電 事故収束は本当か?

    2013-03-23 08:00  
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    東京電力福島第一原発で停電が発生した。そのため、原子炉プールのの冷却ができないでいるという。停電発生は昨夜19時過ぎ、相変わらず東電の体質は変わらないようだ。東電の記者会見は、きょうの午前10時過ぎだった。尾野本部長代理が大変なことをさらっと述べていたので私は仰天してしまった。「このまま停電が続き温度が上昇すると、4号機では4日後には65℃に達し、100℃を過ぎれば蒸発が始まるため、注水の必要があります」震災から2年が経過した。だが、放射能というフクシマの見えない「ツナミ」が引く気配はない。東京電力福島第一原発の4つの原子炉からは、今日現在も一日当たり2億4千万ベクレルの放射能が放出されている。果たしてこれが3・11前だったらどうであっただろうか。きっと朝から晩まで、テレビ・新聞がトップニュースとして扱い、大騒ぎをしていただろう。 
  • 私がTPP交渉参加を歓迎する理由

    2013-03-21 08:00  
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    内閣総理大臣の記者会見の開催の知らせを受けたのは金曜日(3月15日)のことだった。予定していた講演会に遅れる旨を伝える。その夕、キャピタル東急ホテルでのインタビューを二件済ませると、議員会館横の長い坂を歩いてそのまま首相官邸に入った。「本日、TPP、環太平洋パートナーシップ協定に向けた交渉に参加する決断をいたしました。その旨、交渉参加国に通知をいたします」予想通り、この日、安倍首相はTPP交渉に参加することを宣言したのだ。ようやくである。すでに交渉開始から2年が経過している。当初の9か国の時に交渉に参加していれば、交渉の主導権を握れたかもしれない。あるいは少なくとも昨年12月に参加していれば、より有利な交渉に入れたかもしれない。その点で残念である。 
  • 3・11 フクシマ もう一つのタブー

    2013-03-13 08:00  
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    3月は憂鬱だ。とくに東日本大震災のあった2011年以降は一層そう思える。あの3・11から二年目の春を迎えようとしている。だが、当時、指摘した通り、フクシマの現状は復興どころか、ますますひどい状況になっている。確かに、放射性物質の空間線量は相対的に下がっている。一年前まで、郡山駅前で毎時一マイクロシーベルトあった値は0.5μ?前後までになった。だが、線量が下がっても福島の人々の心が晴れているようには思えない。その表情に心から笑顔が戻るのはあるのだろうか。二年前の震災直後、私が繰り返し指摘した現実がいよいよ訪れているようだ。東日本大震災からの復興はフクシマが最も遅れるだろうと断言した。その理由はこうだ。 
  • 革命前夜のトリックスターたち 野口健と剣の舞

    2013-02-27 18:00  
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    久しぶりに野口健さんに会った。最後に会ったのが『ニュースの深層』(朝日ニュースター)に出演してもらった時のことだから、かれこれ5年にもなるのだろうか。野口さんは、7大陸最高峰最年少登頂の世界記録保持者とは思えないほど重厚感のないアルピニストだ。もちろんそれはいい意味で言っている。なにより正直で素敵なトリックスターなのだ。とにかくよくしゃべる。私もしゃべりだすと止まらない方だがその比ではない。まるで「剣の舞」がBGMで流れているような勢いで話し続けるのである。初めて彼と会ったのは議員秘書時代だった。エベレスト登山のゴミ拾いか何かの陳情だったと記憶している。その時の印象もやはり同じだった。初対面(だった?)の鳩山邦夫代議士に食ってかかるように話し続けていたことしか印象に残っていない。その彼と『週刊SPA!』の私の連載(「革命前夜のトリスタたち」)で再会できるとあって、私は心から愉しみにその日を待っていた。ところが当日、直前にあった自由報道協会の理事会で大きな問題が発生し、私は心から疲弊し、重い足取りで彼の事務所に向かうことになったのだ。 
  • ツイッターは終わったか?(2) 津田大介もオワタ?

    2013-02-20 08:00  
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    ツイッターはオワタ?前々回のメルマガ「ツイッターは終わったか?」(連載1回目)の掲載後、すぐさま大きな反響があった。「2ちゃんねる化したツイッターは終わったも同然だ。もう利用していない」という政治家もいれば、「いや終わっていません。それどころかどんどん健全になっていると思います」(乙武洋匡氏/週刊SPA!連載『革命期のトリスタたち』の筆者との対談の中で)という識者もいる。どちらにせよ、日本語版の登場から現在に至るまで、ツイッターが日本の言論空間に与えた影響は小さくない。その日本版ツイッターの登場から3年余、役割は細分化され、利用者の個人個人で使い方も、重要度も違ってきている。それはある意味、乙武さんの言うように、ツイッターが健全なメディアになってきた証ともいえる。さて、今回の連載の意図を告白すれば、登場から3年を経て、情報流通のひとつのインフラに成長したツイッターを改めて考えてみようということであり、ツイッターの是非も含めて議論のきっかけにしようという目論みに他ならない。きっかけとして同テーマでの連載を開始し、さらにはNOBORDER全体での共通テーマまで広げていけば、新しい発見もあるのではないかというのが私の狙いだ。もちろん、そのゴールは言論の多様性に他ならない。ところが、いやその黎明期からではあるのだが、ツイッターの世界にも短絡的思考に陥る人が少なからず存在するのが残念だ。 
  • 【追悼】鳩山安子さんとピコットのパン

    2013-02-14 08:00  
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    〈夜9時15分、母安子が亡くなりました。九十歳でした。〉飛行機の中で受信していたメールで鳩山安子さんの逝去を知った。昨夜のことである。安子さんは90歳だった。金曜日に一度容態が変わったが、昨日はいったん元気になり会話もしていたという。それが夜になって再度急変、結局、還らぬ人となった。いま新幹線の中で、鳩山邦夫さんから送られてきた冒頭のメールを再読しながら、安子奥様(鳩山事務所ではみなこう呼んでいた)のことを想い出している。新聞やテレビは、早速「ゴッドマザー」などという呼称を使って、彼女の死を報じている。相変わらずいい加減なものである。確かに、鳩山威一郎元外相(元大蔵事務次官)の妻で、由紀夫元首相、邦夫元総務相の母で、ブリヂストン創業者の石橋正二郎氏の長女となれば、そうした印象を受けるのも仕方がないのかもしれない。だが、安子奥様を本当に知っている者ならば、安子さんがそんな呼称がまったく相容れない人物であることをわかっているはずだ。いや、むしろ安子さんは、「ゴッドマザー」などとは正反対の慎ましく優しい女性であった。安子奥様と最初に会ったのは今から約20年も前のことだった。 
  • 「メディアフレンジー(狂乱)」に沸く被害者取材

    2013-02-13 08:00  
    元ジャーナリスト上杉隆氏のブロマガを担当しているライターの斎藤です。前回の更新では、先日アルジェリアで起きたテロ事件を機に問題となった実名報道と取材方法の是非について、上杉氏への直接インタビューをお届けしました。今回は同様に、同事件で同じく問題となったメディアスクラムによる被害について、上杉氏に語っていただきました。以下はその内容です。
    ――アルジェリアのテロ事件が日本で報道された際、一部の関係者のところへ一斉にマスコミが集中したことが問題になりました。いわゆる「メディアスクラム」を上杉さんはどうお考えですか。
    上杉:まず、言葉の使い方として、今回問題になっている一部の取材対象に大勢のマスコミが集中してしまうことを「メディアスクラム」とは呼びません。本来の「メディアスクラム」とは、国家権力や巨大企業など、一報道機関では立ち向かうことが難しい相手に対し、複数のマスコミが一体となってキャンペーンを張ったり、糾弾することを指す言葉です。つまり強い相手に対して、一致団結して対決していこうというもので、決して立場が弱い被害者などに一斉に押し寄せて、感情を逆なでするような取材を行うことではないんです。そうした報道について、イギリスでは「メディアフレンジー(狂乱)」と呼んでいます。
    ――日本ではメディアスクラムの使い方が別の意味で使われているんですね。
    上杉:そうですね。それも報道のあり方というところが問題になってくると思います。何度も「記者クラブ」の批判をしているのですが、本来ならこういう時の取材にこそ、記者クラブで行っているような、幹事や代表を決めた取材方法が取られるべきなんですよ。被害者取材が必要な一面もあるとは思いますが、各社同じ映像やコメントを使っているんだから、大勢で詰めかけて、「今、どんなお気持ちですか」なんて質問はするべきではない。代表が一社だけ行って、それで得た情報を他の社も使えばいい。政治家や社長相手の取材に気を遣い、傷ついている人に容赦なく押し寄せるよう取材方法は、間違っている。
    ――今回のような問題を防ぐためにはどうしたら良いのでしょうか。
    上杉:今回の事件では、ほとんどの関係者が取材を拒否している状況だったと聞いています。そのなかで、一部の関係者のところに取材が集中してしまった原因の一つは、その関係者の人が一度取材を受けてしまっていたことが挙げられるでしょう。取材が出来ない中で、一件取材を受けてくれたところがあるという情報はまたたくまに広まり、同じ取材先へ集中することになったのでしょう。全マスコミが一斉に集中するようなあり方は、関係者にとって相当な負担になる。被害者報道の意義という言葉を信じるなら、それが自社だけのスクープでなくてもいいわけですから、先ほども言ったように取材の方法そのものを見直していくべきだと思います。