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桜の季節が完結しました
初めてブログを書きます。使い方まだよくわかってないけど
どうも悠凪改め、湯うなぎです。
本日ニコニコ動画で不定期更新していたCoCセッションリプレイ動画シリーズである
「桜の季節」が完結を迎えました。見てない人はもったいないので見てください。
https://www.nicovideo.jp/series/114906?ref=pc_watch_description_series
ということで。
今後振り返り&解説動画を投稿するので全体的な解説などはそちらでするとして、
今回は完結に至った本シリーズの解説動画では語ることもないだろう個人的な感想をつらつら並べて感慨にふけるという目的のもと書いてます。
駄文、蛇足でも良いから浮雲卓の話が読みたい人向けです。
本セッションが行われたのは夏真っ盛りの2019年の8月。シナリオ中の春うららとした雰囲気とは似ても似つかない気温とセミの声の中、セッションはオンライン通話で行われました。
以前よりCoCセッションは身内で行っていたんですがその多くは既存のシナリオを回していました。しかしある時「シナリオが書きたい!あとどうせならキャンペーンもやりたい!」
そう思い立ったが吉日。考え抜いた末に四部作構成かつ季節をテーマに制作が開始。
こうして2019年7月頃にキャンペーンシナリオ「くものゆくさき」
その第一章として「桜の季節」が完成しました。
シナリオについてはネタバレになっちゃうし動画見れば良いと思うので詳細については語らないですが、結果的に楽しいセッションができ、リプレイ動画も作りて〜〜〜!という欲望に忠実になった結果年が変わって2020年の4月14日(この日はフジファブリックの同名曲のリリース日なんです…)に動画投稿開始。
当初の予定だと半年くらいで終わらせたかったんですがアニメ描いたりLive2Dモデル作ったりとこだわり出したために完結まで一年近くかかっちゃいました。
ただ振り返ると他の卓動画とはまた違う自分の動画ならではの手法や雰囲気作りがアニメーションとLive2Dの動く立ち絵によって演出できたのでむしろやって良かったなと思います。
後半は卓動画作ってるというよりアニメ作ってる気持ちで作ってました。卓メンバーそっちのけで自分がやりたいことどんどん注ぎ込んで勝手に楽しくなって…
セッションだけでもめちゃ楽しいのに動画作って楽しいとかほんとにTRPGはコスパ最強の遊びだと思います。(積み重なったルルブとサプリメントから目を背けながら)
シナリオ制作も動画投稿も初だったので今改めて振り返ると至らぬ点や手直ししたい点などもありますが、それを含んでみても楽しめるシリーズが作れたなという実感があります。もうとにかく作ってる時は楽しかった!卓動画作るのオススメです。ただものすごい時間泥棒です。
といったところで一休み。
ここからはさらにどうでもいい話です。
TRPGはアニメや映画と違って物語を紡ぐ媒体の中でも「体験」という要素が非常に強いと思います。舞台とも違うような。それら映像媒体が時間の進行とともに情報の提示をすることで物語を語っていくのに対して、TRPGではその情報の提示の役割を担うのはGM,KPです。プレイヤーは情報を受け取って処理していくという点で観客的な立場をも担っています。
とはいえプレイヤーは観客でありながらRPによって物語に関与していくのでその観点から言えば情報の提示の役割も持ち合わせていて、双方が物語に対して能動的に動くことによってたとえ大枠が同じであるシナリオだとしても回すメンバーによっては180度違う話になったりもする。そこが最大の魅力だし、「体験」を通した物語には受動的にみる物語とは違う形で自己投影や感情移入ができるのだと思います。
実は「桜の季節」はこういった考えのもとで作りました。というのも桜の季節ではプレイヤー全員が小学生の探索者を作るのですが、それはTRPGを通して小学生時代の追体験をするというのがコンセプトの一つだったからです。
小学校時代を今思い出すと特に大したことはしてないんですよね。
低学年の頃はオリジナルのウルトラ怪獣を50話分自作してウルトラマン役の友達に爆発四散してもらったり、中学年の頃はモンハンのオリジナルモンスター作って小学校の廊下で羽を広げながら叫んで友達に討伐されたりだとか、高学年の時はオリジナル漫画描いて友達に見せたりとか……あれ?今とやってることほぼ変わんなくない?
…話が脱線しましたが、とにかくそんな自由で無敵で東京まで3秒で行けた頃の自分たちをTRPGを通して呼び戻す。それがこのシナリオでやりたかった一番の部分です。
あの頃と違うのは草っ原の奥にいる空想上の怪物が本物の脅威となって小学生に立ちはだかるということ。このシナリオを通してなんだか懐かしくなったり、冒険がしたくなったらそれはこのシナリオが担うべく役割を果たせたということなのでしょう。
ただ、ノスタルジックな思いにふけさせるためだけに作ったというわけではありません。
『戻りたい過去』その先に今があるということ(だからこそ過去が美しく思えてしまうということもあるんですが)(作中では<過去に縋るもの>が敵対し探索者たちの脅威になりました。)、そのことがこの先の『夏』そして『秋』『冬』を通して体験できるような、そんなシナリオと動画にしていきたいなと思います。
それと最後に。
友達という関係性って一番強制力がない関係だと思ってます。恋人や家族や仕事仲間にあるある種の否応なしにつづく関係の持続性みたいなものがないですよね。だからこそ尊いし、脆いし、時に長続きしたりする。こうしてセッションができるのはそんな友人があるおかげです。
改めてここで卓メンバーのくもち(依吹PL)、のばなし(あつめPL)、ひびき(伊澄PL)、だてまき(紫葵PL)には感謝を述べたいと思います。一緒に遊んでくれてありがとう!!!
そして最後までご視聴くださった皆様方にも本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆さんの広告やコメント、マイリストや声援がモチベーションの維持の支えになりました。
100再生くらいだったら途中でやめてたと思うまじで。本当に感謝です。
ありがとうございました!
なお続編やこれからの動画投稿についてはまじで何にも決まってません!四部作やるよ!って言ったけど全部完成できるかは生活とかモチベーションとか金銭的余裕次第です。あんまり期待しないでください。ただ、桜の季節ほどじゃないゆるい動画をあげたいなとは思ってます。
とにかくまずは解説動画やります!ので質問たくさん書いてください!
無いと何しよう…ってなっちゃうので!よろしくお願いします!
では。またお会いしましょう。バイバイ!
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