ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科【SS版】 part15(動画打ち切り後の展開へ突入!)
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ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科【SS版】 part15(動画打ち切り後の展開へ突入!)

2013-12-08 17:52
  • 6


※このSSは権利問題により削除したゆっくり解説動画
ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科」シリーズの、
茶番(ストーリー)部分のみを纏めてリメイクした内容になっています。
また、現在投稿中のゆっくり解説動画
ゆっくり妖夢がみんなから学ぶ ウルトラ怪獣絵巻」や、
ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ 昆虫大百科」の前日談という扱いにもなっております。
ウルトラシリーズ及び、東方Projectの二次創作なので苦手な方は注意!!
(設定も原作を元に、一部オリジナルが入っています)



前回のお話はこちらからどうぞ。
http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar405409

part15「異世界からの脱出」

魔理沙の言葉に3人は耳を疑った。
3人の感覚でつい先日まで行動を共にしていたはずの、
あのメフィラス星人が魂となって目の前を漂っている。
これが一体何を意味しているのか。
やらない夫は思わず指で自分の顎を触りながら考え込んでしまった。


やらな「そもそも怪獣墓場っていう場所は、死んだ怪獣の魂だけじゃなく【怪獣の概念】そのものが流れ着く場所でもある。だから一概にこのメフィラスが死んでここまでやって来たという確証は何処にも無い。だが、もしあのビルに強大なエネルギーが迫ってきた時に、メフィラスも同じビルの中に居たとしたら?そして何らかの理由でテレポートが出来なかったとしたら・・・?」

霊夢 「・・・」

やる夫「で、でもやらない夫の言う通り、これがメフィラスの魂だという証拠も無いんじゃないかお?」

魔理沙「私が持っている空間は確かに反応を続けているぜ。だからこれがあのメフィラスなのには間違い無い。後はこれがただの概念であるかどうかが問題だ」

賢者 「おおっ!こんな所にまで来ておったのか!?」


4人の元にまるで瞬間移動でもするかの様に、賢者が姿を現した。


やらな「け、賢者さん!良かった、これで何とかなりそうだ・・・」

賢者 「ちょっと目を離した隙に、空間が岩場の無い場所まで流されて、それで空間の狭間の底である怪獣墓場まで落下したみたいじゃな」

魔理沙「空間を勝手に閉じた私も悪いが、目を離したって一体何をやっていたんだ?」

賢者 「それはさておき、さっさと空間を修復してやるから少し待っておれ」

やる夫「(どうせ寝ていたか、食事でもしていたんじゃないかお・・・)」

霊夢 「(どうせ寝ていたか、食事でもしていたんでしょうね・・・)」


賢者は再び両手から金色の粒子を発生させ、
4人の体感時間で数十分ほど経つとその手を一度休めた。
そして今まで見た事も無い青白いエネルギーを空間に向けて放出すると空間は白く輝き、
その機能を完全に取り戻し、完全に元通りの状態になった。


賢者 「ふう、これで良いじゃろう」

やらな「ありがとうございます!何とお礼を言ったらいいか・・・」

賢者 「気にせんで良い、言った通りワシはこの仕事を生きがいにしているんじゃからのう」

魔理沙「なぁ、前から聞こうと思っていたんだが、あんたの正体って一体・・・」

霊夢 「只者では無いのは確かね。最初から敵意や悪意は感じなかったけど」

賢者 「ほっほっほっ、大昔の事はとうに忘れたわい」

やる夫「あ、怪しいお・・・」

賢者 「さて、最後の仕上げじゃ。空間転移能力だけではもしかすると頼りないかもしれん。ワシの力も交えてお前さんたちを元の世界へと送り届けてやろう」

魔理沙「あっ!まだ色々と聞きたい事が・・・」

賢者 「では、さらばじゃ!」


賢者は全身を白く発光させ、そのエネルギーで4人の全身を包み込んだ。
そして魔理沙の持つ空間を無理やり展開させ、
賢者が放ったエネルギーと共に異空間の中へと放り込み、
4人が入った空間は瞬く間に光の粒子となって消滅した。
そして賢者は4人が居た場所に漂う、メフィラス星人の魂の方へと静かに近付いた。


賢者 「・・・この霊体、先ほどの4人の話を聞く限り、どうやらあの娘たちの知り合いの様じゃのう。どれ・・・」


賢者は魂にそっと触れると、メフィラスの中に眠る記憶の一部を読み取り始めた。
地球にやって来て4人と出会い、すぐに彼らと馴染んでゲームする仲にまでなった事。
ウルトラマンフェスティバルの会場で働き、態度の悪い客に悪戦苦闘したり、
笑顔で挨拶をしてくる無垢な子供たちの顔など、
メフィラスが地球で体験した事が次々と浮かんでくる。
そしてキリエル人と対峙し、
地球の人々に迷惑をかけない為に自ら命を投げ捨てる覚悟を決め、
身動きが取れない所をキリエル人の聖なる炎で焼き尽くされ、死んでしまった事も知った。
死んだ際の影響か記憶の一部が欠損している為、彼の記憶の全ては読み取れなかったが、
大よその記憶を垣間見た賢者はその腕を下ろし、大きな溜息をつくのだった。


賢者 「・・・自分の星の人間とは姿形が全く異なりながらも、その星に住む人間を愛した男・・・か。もしかしたら自分と同じビルの中に居た者も共に死んでしまったのではないか、それだけが心残りだった様じゃな・・・」


賢者はその場に座り込みながら何かを考え続けていた。
そして長い沈黙の末に思わず吹き出してしまい、
ポリポリと頭を掻いて顔を上げ、メフィラスの魂へとその視線を向けた


賢者 「・・・全く、ワシも歳じゃな。さて・・・」




怪獣墓場から脱出した4人は気を失っていた。
幾つもの次元を超えたその衝撃は大きかったが、
空間と賢者の力に守られていたお陰で無事突破し、
彼らは元の世界へと無事戻る事が出来ていた。
霊夢は妙に全身が冷たい感覚に思わず目を覚ましたが、
その瞬間に大声で他の3人に今の状況を伝えるのだった。


霊夢 「ちょっと!みんな起きなさい!!」

やる夫「・・・えっ?やる夫たちはまた気を失っていたのかお?」

やらな「うー・・・も、元の世界に帰れたのか?」

魔理沙「い、いや・・・これは・・・」


4人は自分達の置かれている状況をすぐに察知し、思わず悲鳴を上げた。
恐らく自分達は地球に帰ってきたのだろうが、何故か今居る場所は山の遥か上空。
雲を抜け、猛スピードで地上へと落下している最中だった。
無論、パラシュートなどは所持しておらず、地面まであと少しという段階にまで迫っていた。


やる夫いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?!?!?

やらな魔理沙ぁぁぁぁぁっ!空間を展開しろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!

魔理沙「してもこの高さと速度じゃ・・・いや、おい霊夢!!」

霊夢 「・・・あっ!!」


霊夢と魔理沙は地面へと速度を増したかと思うと、反転して上昇し、
やる夫とやらない夫の体を受け止め、
そのまま杉林の中へと落下して行った。
地面に落ちて幾重にも積み重なった枝や葉っぱなどがクッションとなり、
4人は大きな怪我を負わずに済んだが、
痛みよりもようやく地球に帰って来れた事への安堵、そして自分達は一体どこに落ちたのか。
そちらへの関心の方が高まっていた。
体中についた枝や葉っぱを払い、少し歩くと開けた場所に出る事が出来たが、
そこには大きな神社の様なものがそびえ立っていた。
やる夫とやらない夫は神社に付いた「大きなしめ縄」に思わず見とれてしまっていたが、
霊夢と魔理沙は周囲を見渡すと「ある確信」を持つのだった。


魔理沙「なぁ霊夢、やっぱりここって・・・」

霊夢 「間違いないわね、ここは【守矢神社】よ。やったわ!私達は【幻想郷】に帰ってきたのよ!」

やる夫「幻想郷って、あの幻想郷なのかお!?」

やらな「すると、やっぱり俺たちは元の世界に帰る事が出来たんだ!」

魔理沙「さっき何となく感覚で飛んでお前たちを受け止めたんだが・・・なるほど、飛べる時点で気付いておくべきだったな」

霊夢 「それにしても、何で幻想郷の上空に出たのかしらね・・・」


4人が話していると、そこに掃除をしていた巫女が騒ぎを聞きつけて駆け寄ってきた。
巫女なので霊夢とある程度似た格好をしながらも、頭には蛙や蛇の形をした髪飾りを付け、
その雰囲気は霊夢とはまるで異なる少女。

彼女の名前は【東風谷早苗】。
ここ守矢神社に住んでいる巫女であり、
霊夢や魔理沙がよく居る【博麗神社】にも顔を出す顔馴染みだった。
彼女は4人を見るや否や、目を丸くして驚きの声を上げるのだった。


早苗 「れ、霊夢さんに魔理沙さん!?ここで何をしているんです!?そ、それよりも今まで何処に居たんですか!?」

霊夢 「あら早苗、お邪魔しているわよ」

魔理沙「よう、久しぶりだな」

早苗 「久しぶりも何も、幻想郷では色んな噂が飛び交っていたんですよ!?二人や妖夢、きめぇ丸さんが幻想郷から突然消えてしまったので!!」

霊夢 「色々あったのよ。でも、今帰ったわ」

魔理沙「そんなに大騒ぎするほどの事じゃないだろ、たった数日消えただけで・・・」

早苗 「へ?何を言っているんです?あなた達が失踪してから今日で丁度【三ヶ月目】ですよ!?」

やる夫「・・・!?」

やらな「・・・えっ?」

霊夢 「さ、三ヶ月!?」

魔理沙「そんな訳あるかよ!いくら何でもそこまで時間が経っているはずが・・・」


魔理沙が早苗に詰め寄ろうとしたその時、
ここ最近何も食べて居なかった4人のお腹が一斉に鳴り始めた。
早苗は4人をとりあえず自分の部屋へと招き入れ、そこでお茶と料理を出すと、
4人は物凄い勢いで出された料理にかぶりついた。
そして空腹が収まった4人から今まであった事の一部始終を聞き出し、
納得すると共にその目を輝かせて、今度は逆に早苗の方から4人に詰め寄るのだった。


早苗 「そ、そんな面白そうな事をしていたなんて!羨ましい!素直に羨ましいです!!」

やる夫「こっちはそれどころじゃ無かったお!!何度心が折れかけた事か・・・」

やらな「待て、それよりも今の状況を整理しよう。まず1つ目、俺たちは数ヶ月間もあの異空間を彷徨っていたのか?」

霊夢 「流石にそこまで長い時間は感じなかったわね」

魔理沙「気絶していた間にそれだけの時間が経過したとか?いや、それも不自然だよな・・・」

やらな「あくまで俺の仮説だが、あの異空間と俺たちの住むこの世界では時間の進み方が違ったんじゃないか?」

やる夫「つまりあっちでは数時間や数日しか経っていなくても、こっちでは数ヶ月過ぎてしまったっていう事かお?まるで【浦島太郎】にでもなった気分だお・・・」

早苗 「そんな事が本当にあるんですね、SF映画でも見ているみたい・・・」

やらな「そして2つ目、きめぇ丸と妖夢の2人も幻想郷から姿を消したままなんだな?」

早苗 「はい。少なくとも私の知る限りでは・・・ですが」

霊夢 「すると・・・まだキリエル人の元に居るのかしら?」

魔理沙「かもな、あの時点でアイツの言う事を信じきっていたみたいだし」

やらな「そして3つ目、俺たちが居ない間に何か変わった事があったかどうかだ」

早苗 「あっ!そうです、その事を言うのをすっかり忘れていました!」

やる夫「・・・という事は、何かがあったのかお?」

早苗 「はい。この幻想郷はあまり変わりありませんが・・・やる夫さんややらない夫さんの住む場所。つまり【外の世界】が大変な事になっているみたいなのです」


早苗も幻想郷の結界の歪みを抜けて何度か外の世界に出向く事があったのだが、
その時に手に入れた新聞紙をタンスから取り出して広げ、4人に見せた。
そこには驚くべき写真と記事が掲載されており、4人は思わず我が目を疑ったのだった。
まず見出しには「国家転覆を狙うテロリストか!?首相拉致される」と書いてあり、
写真には覆面を被って全身を防弾チョッキで包み、
その身を隠している3人の人物が映し出されていた。
1人は刀を2本持って駆け付けた警備員を次々となぎ倒し
1人はその長い舌を使って次々と議員を縛り上げ
1人は2人に対して指示を行う指揮官的な役割を果たしていた
3人は審議中の国会に白昼堂々と乗り込み、首相を拉致すると瞬く間に姿を消してしまった。
新聞の日付は今から1ヶ月前とされており、
早苗はこれ以降の情報は持っていないと話すのだった。


霊夢 「これって・・・」

やる夫「どう見ても・・・」

魔理沙「妖夢、できる夫、でっていう・・・だよな?」

やらな「な、何がどうなっているんだこれ・・・」

早苗 「えっ?この刀を持っている人が妖夢なのですか!?」

魔理沙「いや、気付けよ」



5人が新聞に釘付けになっていると、妙な音と共に空間の裂け目が部屋の中に出現し、
そこから日傘の様なものを手にした薄気味悪い微笑みを浮かべる女性が現れた。
彼女は5人の後ろから新聞を覗き込み、その内容を読んでいる。
そして彼女の存在に気付いた5人は思わず後ずさりをしてしまうのだった。


???「あら、逃げなくても良いじゃない。ようやく帰ってきたのね」

霊夢 「なんだ、誰かと思ったら【】じゃないの」

魔理沙「居たのなら声ぐらいかけてくれよ」

やらな「紫?・・・というと、二人が言っていた【スキマ】とかいう空間を使う・・・」

やる夫「怪しさ全開の妖怪さんかお?」

  「・・・貴女たち、私の事をそんな風に?

霊夢 「言ったのは私じゃないわよ。魔理沙よ、魔理沙」

魔理沙「だって本当の事じゃないか」

  「まぁそれはいいとして。二人共、何処に行っていたのかしら?特に霊夢。もし貴女が見付からなければ、次の博麗の巫女を探し出す所だったわ」

霊夢 「実はかくかくしかじかで・・・」

  「・・・なぁんだ、あそこに居たの。もっと深くまで探し回れば良かったわ。さて、何処から話せばいいかしらね。貴女たちが居ない間に外の世界が大変な事になっているのよ」

魔理沙「今、その新聞を見て驚いていた所だ。やっぱりキリエル人が何かやらかしたんだな?」

  「えぇ、貴女たちを探しながら外の世界でも色々探っていてね。このままだとこの幻想郷をも脅かすぐらい、今の事態はマズい方向へと向かっているのよ」

早苗 「えっ?そんなに事が大きくなっているんです?」

  「そうね・・・最初から順を追って説明していった方が良さそうね」





part16に続く
http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar409385

まなしなへの連絡先など
主な活動拠点であるブログ→   http://ultramanasina.blog102.fc2.com/
何かあればこちらまでメールを→ soundwave0628@gmail.com
何故か始めたtwitter→      http://twitter.com/soundwave0628


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初の未公開だ~!!バリバリ!!
71ヶ月前
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あの後はこんな展開になってたのか・・・すっごい続きが楽しみになってきました。
71ヶ月前
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ここから先は僕たちは初めてですなぁ・・・手か、そこまでの団結力があったのかあの3人ww
71ヶ月前
×
展開、というかあらすじはわかってるのにやはり面白いです。
71ヶ月前
×
おおっ!ついに未公開部分ですね!燃えてきたー!
71ヶ月前
×
うう…ようやく続きが知ることのできるこの幸福感…
打ち切り当時の絶望感を思い出して泣けてきたが、その後のまなしなさんのイラスト解説によって復活と言う不屈の闘志にただただ感動したのもいい思い出です。
71ヶ月前
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