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Izmirさん のコメント

決戦の幕開けだ!!
No.7
92ヶ月前
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※このSSは権利問題により削除したゆっくり解説動画 「 ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科 」シリーズの、 茶番(ストーリー)部分のみを纏めてリメイクした内容になっています。 また、現在投稿中のゆっくり解説動画 「 ゆっくり妖夢がみんなから学ぶ ウルトラ怪獣絵巻 」や、 「 ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ 昆虫大百科 」の前日談という扱いにもなっております。 ウルトラシリーズ及び、東方Projectの二次創作なので苦手な方は注意!! (設定も原作を元に、一部オリジナルが入っています) 前回のお話はこちらからどうぞ。 http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar408686 part16「最後の戦いへ」 【 八雲紫 】。 彼女は謎多き妖怪であり、普段は何を考えているのかよく解らないと評されているが、 実は誰よりも幻想郷の事を大切に想っている存在だ。 陰ながら幻想郷内のバランスを保たせつつ、 その力で外の世界にも自由に行き来し、様々な情報を仕入れている。 今から遡る事1ヶ月ほど前。 紫は消えた霊夢や他の面々の手掛かりを探すべく、東京都のとある場所へと姿を現していた。 紫   「さてと、ここが噂のビルねぇ・・・」 外の世界。 つまり我々がよく知る現代社会では妖怪という存在は過去のものとなり、幻想となった。 幻想郷はそういった人々に忘れ去られたものが「 幻想入り 」する場所であるのだが、 最近は有名な化け狸の頭領の1人である【 二ツ岩マミゾウ 】が、 親友である【 封獣ぬえ 】に招かれ勝手に幻想郷に入って来たりと、 幻想郷を覆う境界の力を抜けて入り込む者も目立ってきた。 事実、不安定になった結界の穴を抜けて霊夢、魔理沙、きめぇ丸、妖夢の様に、 自由気ままに外の世界へと遊びに出掛ける者も後を絶たない。 しかし幻想郷に長く住む住人が幻想郷の外に出ると、 現実主義の現実世界ではたちまちその力を失い、飛ぶ事もままならないという。 例外は妖夢の様に真剣を振るう者やきめぇ丸の様に羽で飛行する者など、 物理的なものを使用している者はその力を変わり無く発揮出来る。 紫も頻繁に幻想郷と外の世界を行き来している存在であり、 あらゆる場所を繋ぐ【 スキマ 】と呼ばれる空間を発生させるぐらいなら、 外の世界でも自由にその力を発揮出来るのだった。 紫   「うふふ、実はこういうスパイみたいな事をするのは好きなのよね」 紫は手にした扇子を閉じ、それをまるで「物を切る」かの様に宙で動かすと、 その空間が裂けてスキマが発生し、彼女はスキマの中へと消えて行った。 そしてビルの中に再び裂け目が出現し、彼女はそこから顔を覗かせて周囲に人が居ない事、 更に監視カメラが無い事を確認すると、まるで宝玉の様な丸い物体を取り出し、 それに向かって親しげに話しかけるのだった。 紫   「着いたわよ、恐らくここで間違い無いわ」 ??? 「早く見つかると良いわねぇ、帰ってきたら罰としていっぱい働いて貰わないと」 紫が手にしている丸い物体は通信機の様なものであり、 彼女が話しかけているのは幻想郷に残してある古い友人の一人、 亡霊のお嬢様である【 西行寺幽々子 】であった。 幽々子は自分が住む【 白玉楼 】で働いている妖夢が突然消えてしまった事を受けて、 友人の紫に彼女の捜索を依頼しており、 紫は霊夢と共に捜索対象の中心人物として妖夢を探し回っていたのだった。 幽々子 「本当にごめんなさいね、私がもっと注意していれば・・・」 紫   「いいのよ、霊夢も探さなきゃいけない事態だし」 幽々子 「それに紫が直々に捜索だなんて、今回は式神の力は借りないの?」 紫   「外の世界での捜索だからね、あの娘たちだとむしろ足手まといになっちゃうのよ」 幽々子 「あら、そうなの」 紫   「さぁて、ここの奥にある部屋かしらね?」 再びスキマを閉じた紫は、 目標地点である廊下の奥に存在する部屋の中にある、目立たない場所にスキマを出現させ、 そこから顔を覗かせて周囲を伺った。 部屋の内部は日本の都内にあるものとは思えない雰囲気に装飾されており、 まるで中世ヨーロッパの王室の様なものに仕上がっていた。 しかし煌びやかな感じはせず、薄暗く物々しい雰囲気に包まれており、 壁にはロウソクが無数に並べられ、部屋全体がぼうっとした炎の明かりで照らされていた。 紫   「(悪趣味ねぇ・・・こんな所に本当に居るのかしら?)」 影に隠れながら周囲を見渡すと、 一際目立つ玉座の様な所に茶色いローブを羽織った男、キリエル人が座っており、 その前にはきめぇ丸、妖夢、できる夫、でっていうの4人が立ち、 更に玉座へと続く階段の下には数十人の人々が神を崇めるかの様な姿勢で跪き、 玉座の方へと祈りを捧げていた。 男A 「おお!キリエルの神々よ!!どうか愚かなる我ら人類を導きたまえ!!」 女A 「そして悪しき者をその聖なる炎で焼き尽くしたまえ!!」 祈りを捧げていたのは、キリエル人に心酔している信者たちだった。 紫は耳を澄まして彼らの言い分を聞いていると、 どうやら職を失ったり、身の周りの不幸が続いた人々が多くを占めているようだった。 紫はキリエル人がその心の隙を付いて彼らを洗脳し、 自分の信者として招き入れた事を瞬時に感じ取り、 本性は「 悪魔そのもの 」であるキリエル人を崇拝する、 その異様な光景を見て思わず眉をひそめるのだった。 紫   「信仰もいいけど、ここまで来るとちょっと引いちゃうわねぇ」 幽々子 「どう?妖夢は見付かった?」 紫   「ええ、でも妖夢に烏天狗だけね。霊夢と魔理沙はここには居ない・・・と」 幽々子 「出来ればさっさと連れ戻して欲しいんだけど、どんな感じなのかしら?」 紫   「もう少し様子を伺うから、ちょっと待っていて」 玉座から立ち上がったキリエル人は一通りの信者と軽く会話をし、 20分ほど経過すると終わりの時間がやって来たのか、信者たちはぞろぞろと部屋を後にした。 そして部屋にはキリエル人ときめぇ丸、妖夢、できる夫、でっていう、 更に3人が拉致した首相の6人だけが残されていた。 キリエ 「・・・さて、そろそろ貴様を利用させて貰うか」 首相  「な、何をする気だ!?私は決してこの国を売らないぞ!!」 キリエ 「本当は皇居に攻め入っても良かったのだが・・・政治的な事はやはり貴様にやらせるのが一番だろう」 キリエル人はその手を縄で縛られて身動きが取れない首相の額に当てると、 全身から紫色をした禍々しいオーラを放ち、 次第にそのオーラを首相の額に当てた手へと集中させ、 そして首相の全身をオーラで包み込んだ。 すると首相の形相はみるみる内に変化を始め、 薄気味悪い笑みを浮かべた首相は腕に縛られていた縄を解かれ、 そのまま出口へと歩いて何事も無かったかの様に部屋を出た。 できる 「これで準備完了という訳ですね」 妖夢  「え?何の準備だみょん?」 きめぇ 「話を聞いていなかったのですか?ああやって首相をこちら側の手駒にして、キリエルの神々がよりこの国を支配しやすい様に暗躍させるのですよ」 でって 「この国どころか、いずれは世界征服だっていうwwwwwwwwwwww」 キリエ 「フフフ・・・後は時間の問題だ。いずれ我らはこの国・・・いや、この世界そのものを裏から動かす重要な存在となる。そうすれば人類全てを救済する事など思いのままだ。今やこの東京都内にも、我らキリエルの神々を信仰する人間が増えつつある」 できる 「明日の新聞の一面記事が楽しみですね。【 首相、奇跡の生還! 】でしょうか?しかし、彼が既に僕たちの手駒だというのは誰も知りません」 妖夢  「で、首相の次はマスコミかみょん?」 きめぇ 「そうですねぇ、それについてはこの私めにお任せを」 キリエ 「よかろう、君のジャーナリズム精神を奴らに叩き込んでやるといい」 でって 「これで何かとウザいあの連中も一網打尽だっていうwwwwwwwwwwwwwww」 紫は彼らの会話を一通り聞いた後に、スキマを閉じて幻想郷の白玉楼へと姿を現した。 お団子を頬張りながら待っていた幽々子に自分が見た事を話すと、 幽々子は溜息をつきながらお茶を飲み始めるのだった。 幽々子 「あの娘、何やってるのよ・・・」 紫   「完全に洗脳されていたわね、今は近付かない方が賢明よ」 幽々子 「もう!本当に世話が焼ける【 半人前 】なんだから」 紫   「もう少し情報を集めて、また何度か機会を伺ってみるわ。それと霊夢の方も探し出さないといけないしね」 幽々子 「何かあればまた連絡を頂戴ね、私に協力出来る事があればそれも引き受けるから」 紫   「あらあら、やっぱり随分あの娘の事を心配しているのね」 幽々子 「紫の式神みたいなものよ、お互い頭が緩い様で硬い従者を持つと苦労するわねぇ」 紫   「うふふ、本当にね・・・」 紫   「・・・と、こんな感じでビルに忍び込んだのよ」 霊夢  「ちょっと、やっぱり新聞にあった写真の通り、できる夫にでっていうまで!?」 やる夫 「やる夫達が居ない間、そんな事になっていたのかお・・・」 やらな 「これは大変な事になったな・・・というか俺たちの知り合いばかりが何でこんな目に?」 魔理沙 「さぁな。だがキリエル人の奴、いよいよ本格的にこの国を乗っ取る段階まで動きやがったか」 早苗  「首相を拉致したのもそれが目的だったんですね。この調子だと、もう政府の中枢はほとんどキリエル人に洗脳されているのでは?」 紫   「恐らくね。こうなると妖夢や烏天狗がこの幻想郷の事を話して、いずれここにも奴が攻め入ってくるでしょう。キリエル人だけならまだしも、人間の集団まで来ると最悪だわ。もしそういう事態に陥ったら、人間と妖怪、そして神々の戦争になるわね」 やらな 「うーむ、これは思っていた以上に深刻な事態だぞ・・・」 魔理沙 「で、何か策はあるのか?洗脳された人達を救って、あの悪魔をぶっ飛ばせる策が。紫もそれが目的なんだろ?」 紫   「無くは無いけど、少し時間が掛かるわね。それに誰かがキリエル人の注意を惹きつけておかないといけないわ」 紫は早苗に出されたお茶を飲みながら、 霊夢の顔をちらりと見ると湯呑をちゃぶ台へと置いた。 紫の視線に気付いた霊夢は、表情を引き締めて紫の方へと向き、彼女に話しかけた。 霊夢  「・・・私、やるわ」 やる夫 「れ、霊夢?」 霊夢  「幻想郷の外で起きている出来事だけど、私たちはあいつに命を狙われた上に知り合いを洗脳されたわ。もう無関係なんて言っていられない。そしてこのまま放っておいたら、この幻想郷崩壊に繋がってしまう・・・そうよね?」 紫   「そうよ、外の世界と幻想郷は壁一枚を挟んだ隣合った世界。常にお互いに影響を及ぼし合うのよ。良くも悪くもね」 霊夢  「まだ兆候しか見えないけど、これはもう【 異変 】よ。そして異変を解決するのが博麗の巫女である私の役目・・・さ、あんた達はどうするの?」 やらな 「・・・正直、俺はここに帰って来れた時点で終わったと思っていたが、どうやら違ったみたいだな」 やる夫 「やらない夫まで!?」 やらな 「できる夫やでっていうまで洗脳されているんだ、もう他人事じゃないだろ?それにもしかすると、メフィラスは本当に奴に殺されたのかもしれない」 やる夫 「それはそうだけど・・・」 魔理沙 「久々にやる気を出したな、霊夢。やっぱりそうでなくっちゃ始まらないぜ!紫のスキマに私の空間もあれば、鬼に金棒だしな」 やる夫 「・・・えぇい!男やる夫。みんなが行くというのなら何処までも付き合うお!」 早苗  「私もお手伝いします。こんなに面白・・・じゃなかった、危険そうな事を皆さんにだけ任せる事は出来ませんから!」 紫   「うふふ、これで決まりね。早苗、【 神奈子 】と【 諏訪子 】の2人の神様には私から話を付けておくわ。外の世界で思う存分暴れて来なさい♪」 早苗  「ありがとうございます!」 やらな 「(なんか妙に楽しそうだな、この人・・・)」 こうして霊夢、魔理沙、やる夫、やらない夫、早苗、紫の6人は、 外の世界へと出発する事になった。 季節は冷たい風が吹きすさび、枯葉が舞い散る真冬。 スキマを通って東京都内の某所に現れた6人は、 キリエル人、きめぇ丸、妖夢、できる夫、でっていうが待ち受ける、 自分達の目の前にそびえ立つ巨大なビルへと向かって行く・・・ part17に続く http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar409497 ◆ まなしなへの連絡先など ◆ 主な活動拠点であるブログ→    http://ultramanasina.blog102.fc2.com/ 何かあればこちらまでメールを→  soundwave0628@gmail.com 何故か始めたtwitter→       http://twitter.com/soundwave0628
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