ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科【SS版】 part18(動画打ち切り後の展開へ突入中)
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ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科【SS版】 part18(動画打ち切り後の展開へ突入中)

2013-12-13 17:48
  • 2


※このSSは権利問題により削除したゆっくり解説動画
ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ ウルトラ怪獣大百科」シリーズの、
茶番(ストーリー)部分のみを纏めてリメイクした内容になっています。
また、現在投稿中のゆっくり解説動画
ゆっくり妖夢がみんなから学ぶ ウルトラ怪獣絵巻」や、
ゆっくり霊夢とやる夫が学ぶ 昆虫大百科」の前日談という扱いにもなっております。
ウルトラシリーズ及び、東方Projectの二次創作なので苦手な方は注意!!
(設定も原作を元に、一部オリジナルが入っています)


前回のお話はこちらからどうぞ。
http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar409497

part18「日本の危機」

魔理沙は空間の力でやる夫たちを探し出し彼らと合流して、
その日はやらない夫の家で体を休める事にした。
やらない夫の家には主のやらない夫、やる夫、霊夢、魔理沙、早苗、
そして気絶している妖夢、できる夫、でっていうの8名が集結。
次の日、気絶した3人が目を覚ますのを待ちながら、
5人は今後の方針について話し合うのだった。


やらな「あぁ・・・久しぶりの我が家は実に落ち着くな」

やる夫「全くだお・・・」

魔理沙「しかしまだ問題が解決した訳じゃないぜ、紫の作戦通りにやって4人の内3人は救えたけどさ。キリエル人を惹きつけておくのは結局無理だったし」

霊夢 「消えたきめぇ丸にキリエル人、そしてメフィラス・・・」

早苗 「そのメフィラスさんって、怪獣墓場に居たんですよね?という事は、やっぱり・・・」

やらな「・・・」


やらない夫はベランダで曇空を見上げ、タバコを咥えながら考えていた。
果たしてメフィラスは本当に死んでしまったのだろうか。
短い付き合いだったが、彼が友人である事実には変わりない。
未だに彼の死が実感出来ずに居たやらない夫は、
曇空を仰いで物思いにふけるしか無かった。

他の3人も同様だった。
彼が死んだかどうかは定かでは無いが、
今の状況を見ると恐らく死んでしまったと考える方が自然だ。
あまりに唐突だったので、悲しみよりも驚きの感情の方が強かった。
そしてある程度の落ち着きを取り戻した今、
メフィラスの死を徐々に実感する様になっていた。

黙り込んでしまった4人はしばらく会話を交わさず、
部屋の中の空気も時間が経つにつれ重くなっていた。
その雰囲気に耐えられなかった早苗はリモコンを使って部屋のTVを付けると、
丁度お昼のニュースが始まった所だった。


アナ 「こんにちは、お昼のニュースをお伝え致します。この後より、首相が緊急記者会見を行う事を発表しました。内容については不明ですが関係筋からの情報によれば、先ほど行われた緊急閣議に関する内容で、会見場には大勢の報道陣が詰めかけて物々しい雰囲気となっている模様です」

早苗 「何でしょう、なんだかTV局も随分慌てているみたいですね」

やらな「こんな時に何なんだよ全く・・・税率でも突然上げる気か?」

アナ 「繰り返しお伝え致します。この後より首相が・・・只今、首相が会見場へと到着しました。会見を行う模様です」

首相 「えー、突然の発表となり、皆様には大変なご迷惑をかけた事をまずはお詫び致します。早速ですが、たった今より我が国は現行憲法である【日本国憲法】を放棄し、新たな指導者による新たな法の元に国家の統治機構と基本的秩序を定める事を、先ほどの閣議で決定致しました」


集まった報道陣は唖然とした表情で首相を見つめ、
すぐさま会場は大きなどよめきに包まれた。
その中でも首相は淡々と説明を始めたのだが、
報道陣からは罵声に似た質問が次々と浴びせられた。


やらな「な・・・何だこりゃ!?」

早苗 「憲法放棄って・・・えぇぇぇぇぇぇぇっ!?」

やる夫「これには流石のやる夫も言葉が出ないお・・・」

霊夢 「何よ、どうかしたの?」

魔理沙「ニホンコクケンポウ?何だそりゃ?」

やらな「そうだな・・・簡単に言うと【今まであった基本ルールがたった今無くなった】って事だ・・・」

霊夢 「それは困るわね・・・このおじさん、何言ってるの?そんな権限がある様には見えないけど」

早苗 「それ以前に緊急閣議で憲法放棄を決めるなんて、滅茶苦茶すぎます!」


報道陣からの質問攻めに渋い顔をしながら口を閉ざしていた首相だったが、
突然目を見開いて彼らに対し大声を張り上げるのだった。


首相 「静粛にッ!!私達が貴様らの様なゴミ共に無闇に叩かれ、怯える日々が終わりを告げたという事だ!!愚かなる者どもは我らを導く【】からの裁きを受けなければならないッ!!」


首相はそう言うと突然宙へと浮かび上がり、
右手を差し出すと報道陣の一部が衝撃波の様なもので吹っ飛ばされ、
周囲からは悲鳴が上がった。
そして首相の背後にまるで「」の様な、
はっきりとしない青白い人型の物体が次々と浮かび上がり、会見場は更なる混乱に包まれた。


首相 「見よ!これが我らの新たなる指導者、【キリエルの神々】であらせられるッ!!」


首相は両腕を広げ、高笑いしながら報道陣にキリエル人達の姿を見せ付けた。


魔理沙「で、出やがった!!」

早苗 「ま、まんまウルトラマンティガのキリエル人じゃないですかこれ!?」

やらな「本性を表しやがったな・・・こいつら、自分達を崇めさせる為にこの国を乗っ取る気だぞ!!」

やる夫「も、もうやる夫たちにどうこう出来る段階じゃないお!」

霊夢 「しっかりしなさい!まだあいつらは何もしていないわ。打つ手はあるはずよ!」


中継は途切れ、スタジオ内の混乱している様子がTVに映し出されていた。
そして今度は画面が突然切り替わり、そこには薄暗い部屋の中、
椅子に座った茶色いローブを着た男が映し出されていた。


キリエ「さて、諸君もご覧になった事だろう。今よりこの国は我ら高貴なる種族、キリエル人が支配する。こうして我らの意思を伝える為に、少々強引な手を使わせて貰った事をまずはお詫びしよう。だが、我らを崇めていれば人類は必ず今の袋小路の状態から救われる。それは約束しよう。我らは愚かな事を繰り返す人類をただ救いたいと心の底から願っているのだ。その証拠に明日の丁度今頃、日本国民に【素敵なプレゼント】を渡す事を約束しよう。では、またその時にTVで会おう・・・」


キリエル人がそう言うと画面が消え、再びTV画面は混乱しているスタジオへと戻った。
そして窓から聞き覚えのある声が部屋の中に響き渡るのだった。


射命丸「あやや!?予定と随分違う段取りになっていますねぇ」

早苗 「うわぁ!ビックリしたぁ・・・」

霊夢 「あ、あんた!何時からそこに!?」

射命丸「首相の演説辺りからずっと居ましたけど」

やらな「・・・えーっと・・・」

やる夫「誰だお?」

魔理沙「あっ、そうか。お前らはこの姿を見るのは始めてだったな」

射命丸「きめぇ丸は取材などに徹する際の仮の姿。こちらが私の本来の姿である射命丸なのです!」

やらな「きめぇ丸だって!?お前、俺たちをどうする気だ!?」

やる夫「敵襲!敵襲だお!!」

射命丸「まぁまぁ落ち着いて下さいな。私は敵ではありませんよ」

霊夢 「どういう事か、一から説明して貰おうかしら?」

射命丸「わ、解りましたからその物騒な刃物は仕舞って頂けます!?」

魔理沙「何だ、手早く料理してやろうと思ったのに」

早苗 「(この二人なら本当にやりかねない・・・)」


射命丸の言い分はこうだった。
自分は最初からキリエル人の懐に飛び込んで、
彼の悪事を暴く為に「潜入取材」を続けていたのだと。
彼に洗脳された様に見せかけて幹部の地位を獲得し、
それを活かして教団の内部を調べ上げ、
事細かに写真に収めたり手帳にメモを取っていたのだという。
メフィラスの事については、
キリエル人の命令でビルから早々に立ち去っていたので後の事は解らないと話した。


射命丸「しかし弱りましたねぇ、予定ではキリエル人はもっと暗躍を続ける手はずだったのに。こう公になってはスクープ記事も何もあったものじゃありませんよ」

霊夢 「・・・つまり、今までのきめぇ丸は全部芝居だったっていう事?」

射命丸「当たり前じゃないですか、私はあんな怪しい奴なんか信用しませんって。本命はあくまでキリエル人の野望を調べ上げ、どこよりも早く記事にする事でした。ビル爆破は流石に想定外でしたが」

魔理沙「その為に私達やこの3人を巻き込んだって事か!?」

射命丸「その3人や信者については、隙を見てちゃんと助けるつもりだったんですよ。それがいきなり貴女たちが現れたものだから驚きましたよ。それに元はと言えば、メフィラスさんが空間を持ってきたからこんな事態になっているのでは?空間が無くてもキリエル人は動いていたかもしれませんけど」

やらな「確かにメフィラス、そして公で空間を使った俺たちにも責任はある。だが、お前にも勿論責任があるからそれだけは忘れるなよ?」

射命丸「それは解っています、私も先の見通し方が甘かった。それよりもTVは見ていましたよね?どうもキリエル人は何か急ぎすぎている様な気がしてなりませんねぇ」

やる夫「お前のゲスっぷりは後で追求するとして、つまりキリエル人が焦っているっていう事かお?」

射命丸「ええ、予定より随分早く公の場に姿を現しましたからねぇ」

  「あらぁ、貴女、色々と事情を知っているみたいねぇ・・・」


射命丸が振り返ると、後ろには満面の笑みを浮かべた紫がスキマから顔を覗かせていた。


射命丸「ゆ・・・紫さんっ!?」

  「潜入取材も良いけど、それなら他の人にも伝えておくべきだったわねぇ。例えば私とか・・・」

射命丸「で、ですが敵を欺くにはまず味方からと言いますし・・・」

  「この事、幽々子に伝えたらどうなるでしょうねぇ。可愛い妖夢が取材のダシにされていたなんて」

射命丸「うっ・・・!!」

  「それに霊夢たちが消えて私があちこち探し回る羽目になったのも、間接的には貴女のせいになるわよねぇ・・・?」

射命丸「そ、それは・・・」

  「外の世界で好き勝手にやって、幻想郷が壊滅するかもしれない事態の肩を持った、とある烏天狗の記者が居る。そういうお話を貴女の上司の天狗たちに伝えたらどうなっちゃうかしらねぇ?」

射命丸「た、タイム!タイムです!!ここは冷静に話し合いましょう紫さん!!」

  「そうね、私も貴女に色々と聞きたい事があるから、ち ょ っ と お 話 、 良 い か し ら ?


紫は射命丸を取り押さえてスキマの中へと彼女を引き込んで行った。
そして数分の後、再びスキマから紫と射命丸が姿を現したのだった。


  「お待たせ。これで交渉成立ね♪」

射命丸「は、はい・・・もうそれでいいです・・・」

早苗 「・・・何をしていたんです?」

  「うふふ、内緒。でもこれで全貌が見えてきたわ。あと、今後は射命丸もキリエル人に操られていた事にしておいてね」

霊夢 「えっ?何で?」

  「後々、面倒事にならない様にそういう約束をしたからよ。そうよね?」

射命丸「はい・・・」

魔理沙「まぁそれは良いとして、一体何が見えてきたんだよ?」

  「本来なら裏から徐々に手を回すタイプのヤツが大きく動いたという事は、見ての通り焦っている証拠。もしかすると【時間が無い】んじゃないかしら?」

やる夫「時間が無い?ウルトラマンの点滅しているカラータイマーみたいなものかお?」

  「そうね。普段は平静さを装っているみたいだけど、キリエル人はもしかするとこの世界と【相性が悪い】のかもしれないわね」

早苗 「世界と相性が悪い?何ですかそれ?」

  「文字通りの意味よ。簡単に言うと体に合っていないのよ。元は違う世界から来た【異物】みたいなものだし、そもそもしっかりした肉体を持っていない不安定な体の種族だしね。だから手早く洗脳が出来る、貴女たちが持つ空間を欲しがったんじゃないかしらね」

射命丸「今までは余裕の表情を常に浮かべていましたけどねぇ。でも首相を洗脳して解き放った後は、確かに事を急いでいる様には見えました」

  「最終段階に入ってそのボロが出てきた感じね。でも、これはもしかするとかなりチャンスかも」

霊夢 「でも、体に合っていない世界をどうして欲しがるのかしらね?それにもう時間が無いんでしょ?」

やらな「キリエル人は過去にウルトラマンティガやガタノゾーアのせいで人類を救済するという目的に失敗しているからな。この世界にはそんな大きな存在は居ないし、ここで勝負を決めるつもりなのかもしれん。例え自分の身が滅んでも、自分達が人類を支配したという証を残したいんだろう」

やる夫「一度人類と地球を見限ったって言っていたけど、結局はまだ未練タラタラなんじゃないかお」

魔理沙「つまりあいつの体が限界な訳だから、長期戦に持ち込めば勝機が見えてくるっていう事か?」

  「それもいいけれど、恐らくかなりの【弱体化】が見込めるかもしれないのは大きいわね。むしろ短期決戦に臨む方が得策かも」

早苗 「そういえば、【とっておきの秘密兵器】っていうのはどうなったんです?」

  「あぁ、アレね。もうじき手に入るわ。さて、明日はこうしましょうか。こっちには【優秀なスパイ烏】も居る事だし・・・」


紫は明日にキリエル人との最終決戦を行う事を皆に伝えた。
その頃、怪獣墓場では一筋の大きな光が立ち上っていたのだった。





part19に続く
http://ch.nicovideo.jp/ultramanasina/blomaga/ar413893


まなしなへの連絡先など
主な活動拠点であるブログ→   http://ultramanasina.blog102.fc2.com/
何かあればこちらまでメールを→ soundwave0628@gmail.com
何故か始めたtwitter→      http://twitter.com/soundwave0628


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文さん、優秀だが無能だぞ・・・
しかし(双方)大変なことになりましたなぁ。
71ヶ月前
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こんな緊急事態の合間に一体どんな怪獣解説を挟む気だったんだ!?
71ヶ月前
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