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file:153 「周りの友達と笑いのツボが合いません」
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file:153 「周りの友達と笑いのツボが合いません」

2020-05-22 19:00
    皆様からの質問・相談、ジャンジャンお待ちしております!
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    2020年1月23日放送分より)


    【相談文】

     昔から、周りの友達と笑いのツボが合いません。
     みんなが笑っているところでは、何がおかしいのかちっともわからないし、逆に、僕が笑ってしまうような時は、周りの人は全然おもしろくないようで、変な空気になってしまいます。
     中学生までは何も考えず、自分の感性に従って笑ったりしていたのですが、そのせいでクラスからは浮いていて、それを反省して、高校に上がってからは空気を読んでいたおかげで、それからは友達も出来ました。
     しかし、いつも作り笑いばかりしているし、毎日が息苦しいです。
     
     なにかアドバイスがあればよろしくお願いします。
    (亘 さん / 21歳 男性 / 専門学生)



     
    【うしじまの回答】
    今回はゲストのプロポーカープレイヤー木原直哉さんを交えての回答となります


    木原:
     自分も割とこういうタイプだったので、気持ちはわかります。

    うしじま:
     笑いのツボは難しいんですよ。だって、やっぱ「何が面白いの?」ってことはあるからなあ。

    木原:
     自分はすごく気持ちがわかるし、この方と同じ感じなので。
     たぶん、自分と同じような人たちが多い環境に行くのが一番幸せになれますよ

    うしじま:
     あー、そうですね。

    木原:
     今、専門学生なんですよね?

    うしじま:
     しかも、まだ21歳なんですよ。メチャクチャ若いんですよ。

    木原:
     自分も、割りと大学に入ってからとかは将棋部にいたんですけど。将棋部の連中って、結構ズレてるんですよ。まあ、自分も含めてね。でも、そんなズレてる人同士でいるほうが心地良いんですよね。
     そういう心地良い集団にいるのがいいんじゃないかな、と。

    木原:
     別に心地良い集団って、変な集団ってわけでもないんですよ。

    うしじま:
     わかりますよ。「変わってるからといって嫌なやつというわけではないし」ってことですよね?

    木原:
     はい。同じような感覚の人って、絶対にいっぱいいるんですよ。
     日本人だけでも1億人以上いるわけだし。そしたら、自分と同じようにズレてる人は1%しかいなかったとしても、100万にいることになるわけだから。




    うしじま:
     そうなんですよ。私もそれについては、ちょっと思うことがあって。
     私、19の時からニュージーランドに2年半留学してたんですけど。日本にいた時から友達がいないことにメチャクチャ悩んでて。「なんで私はこんなにナイスな人間なのに、友達がいないんだ!?」って、結構本気で悩んでいたことがあったんですよ。
     で、日本でもそんな感じなのに、ニュージーランドに行ったら余計に人が少ないじゃないですか。そこにいる日本人なんかも「留学するお金があるから来てる」ってだけで、みんな趣味も全然違うし、マジで話が合わなくて。私、日本人の知り合いとか友達が1人も出来なかったんですよ、ニュージーランドで。外人の友達もそんなに出来なかったし。
     その時に思ったんですよ、「そりゃそうだわ」って。「日本で友達を探すのも困難だったのに、外国に行ったらさらに難しいじゃん!」って
     その時は、笑いのツボが合うとか以前に、ちゃんと私と会話してくれるって事が重要で、とにかくそれだけだったんですよ。もう、気なんて合わなくても、喋らないことのほうが辛かったから。
     だから、今は「笑いとか特殊なところで趣味が合ってほしい」とか思っているかもしれないですけど、出来ればもっと普遍性が高いものにもちゃんと興味を持っていったほうが良いと思います。
     飯だったりとか、みんなで体を動かすアクティビティだったりとか。そういうところで、ちゃんと自分との共通点を持った人を探していかないと、今後はめちゃくちゃ辛い目に遭います。
     今は笑いとかにこだわってるかもしれないけど、笑いとかっていうのは比較的どうでもいいことなんです、実は。「笑いのセンスが合う」とかよりも、「不快なことをしてこない」とか「自分に対していい感じに接してくれる」とかの方が、よっぽど重要なんですよ。
     …なんて言えばいいんですかね? 上手く言えないです(笑)

    木原:
     「この亘さん自身が好きなことって何なんだろう?」っていうのが、ちょっと見えてこないかなって思います。
     結局、一番好きなものがあったとして。自分の場合はポーカーとかゲームなんですけど。例えば、ゲームが好きなんだったら、ゲームが好きな人達の集まりに行くと、結構こういう感覚って合うんですよ。
     なので、「亘さんは何が好きなのかな?」って。自分が好きなものっていうのをしっかり見つけることが出来たら、そういうところに行くと自分と同じ感覚の友達とかも結構増えるんじゃないかなって思いました。
     仕事と別に趣味として何か持っているでもいいし、仕事でそっち方向に行ってもいいし。なんでもいいんだけど、「一番好きなものが同じ」っていうのって、すごく大事だなって思います。

     
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