※今回はゲストの峰なゆかさんを交えての回答になります。
峰: ・・・あ、えーと、この相談はですね、実は、先月ぐらいに私が投稿したヤツなんですよ。
うしじま:
峰:
まさか、今回ここで採用されるとは思ってなかったんですけど。
私、これ、先月ぐらいにメッチャ老いるのが怖くて。
「もう、老いるの超やだ!もう、やだやだ!」って気持ちになってて
そのまんまガーッって書いたんですけど。
驚くことに、私はこの相談の中で「27歳」と3歳もサバを読んでるんですよ。
・・・それぐらい私は老いるのが怖かったんです!その時は!
うしじま:
峰さんも自分の相談に解答しなきゃいけないなんて
いやー、面白いねぇ。
峰:
でもね!
私、先月は老いるのが怖かったんだけど、最近はちょっと前向きになって
例えば、「今まで化粧水とかちゃんと使ってなかったから、ちゃんと使おう」って使ったりとかしたら、
「わりとイケてるわ、私!」ってなって来て。
今ではそんなに、これを書いた時ほど、病んだりとかサバを読んだりとかする気持ちじゃなくなっています(笑)
・・・
うしじま:
峰:
でも、普通に気になるんだよ!
どうすればいいのかなー?
うしじま:
峰:
うしじま:
絶対に慣れの問題だと思うよ。
そりゃ、誰だって急に20から40になったら、みんなショック死すると思うよ。
絶望して死ぬと思う。
でも、人間、毎日鏡見てたら、段々慣れてくるものだから。
まあ、「昨日よりはマシだ」とか。
「先月よりは肌の感じがいい」とか。
なんていうのかな。
みんな、近々のもので比べて、「今の自分がどうか?」っていう基準だから。
「あぁ、今日は湿気多くて髪がまとまらない」っていうのとたぶん一緒で。
「今日は調子が悪いだけだ」みたいな感じに脳が変わっていく気がする。
だって、私も十代の時に今の容姿になるって知ったら
「えー! こんなに老けちゃうんですかー!?」とか、たぶん言ったと思うけど
でも、今の私は「同世代の中では比較的若いんじゃね?」、「同級生と会ったら、絶対若いわ」とか、普通に思ってるんで。
そういうこと。
慣れだよ、慣れ。
・・・
峰:
でも確かに。
私も十代の頃は30歳の人とか見ても、美人とか美人じゃないとかそういう判断じゃなくて
もう全員、なんか・・・
うしじま:
峰:
ババアって思ってた!!
うしじま:
私も「10代の時は40なんて、ありえないでしょ」って思ってたけど、
今は「ああ、40でも顔をキレイにしてるババアは、男にとっては全然ヤれる対象なんだよなぁ」とか
「つーか、AV業界の“熟女”の基準、おかしくね?」とか
「男も50ぐらいになると30ぐらいの女が一番ベストだと思ってるみたいだしな」とか。
とにかくね、なんつーんだろうな。
こう、慣れてくる。
峰:
あと、この間、出版社に行ったときに編集の女の人に会って、
「色っぽくてキレイな人だなぁ~」って、「同年代ぐらいかなぁ?」って思ってたんだけど
別の人から年を聞いたら「40歳だ」って。
その人が同年代だと思ってた時は、「へー、キレイだなー、80点!」って思ってたんですけど
やっぱ40歳って聞いてから、「えっ!? 99点!」みたいな気持ちになって。
うしじま:
峰:
そうなんだよね。
やっぱね、「同じキレイさだったら年いってるほうが価値が高いわー」っていうのは、すごく思った。
・・・
うしじま:
人間ね、年取っていくと、“見た目”っていう持ち物の価値は減っていくかもしんないけど
社会的地位とかみたいに、みんなが「いいな」と思うものを手にできてることが多いから
あんまり気にする事はないですよ。
私も、今の私よりも昔の方がモテてたかっていうと、決してそういうことはないし。
最近なんて、「うしじまいい肉とヤリたい!」みたいな人も現れて来てるわけですよ。
過去の私のような、「どこの馬の骨かもわからないただ若いだけの女とヤリたい」っていう人よりも
「うしじまいい肉 とセックスしてみたい!」っていう人が、現れて来てるわけですよ。
これは、私が若いとか若くないとか、そういうこととは関係ない部分で
私の社会的な持ち物が増えたっていう、そういう所も影響してると思うんですよ。
だから、まあ、この峰さんの相談ですけど
自分の社会的な地位、要するにみんなが「いいな」と思う持ち物を増やしていくこと。
あと、これ、勝手に慣れて行っちゃうんですよ、人間。
「元々年上好みではあったが、自分が年をとってきたら、やっぱり40過ぎの人でないと、もう付き合える気がしないな」
とか、思ったりする人が現れるのと一緒で。
まあ、人間、移り変わって行くので。
徐々に慣れて行くというのが、私の結論ですね。
・・・
うしじま:
峰さんは、先月に自分の送った悩みを見ててどう思う?