「とらドラ!」一挙放送の感想とか。
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「とらドラ!」一挙放送の感想とか。

2013-03-30 15:21
    先日、ニコ生で「とらドラ!」の一挙放送があり、
    私も途中からだが最後まで完走した後で
    タイムシフトで2周目を見ながらこの文章を書いている。
    (なので多大にネタバレあります)

    本当は続き物で書いてる途中の記事があるのだがそれは一旦置いておき
    書きたくなって仕方なくなってしまった「とらドラ!」について書いてみようと思う。

    最初にとらドラ!を見たのは数年前のBS11の再放送だった。
    しかも9話ぐらいを偶然見かけて
    話題作だったのでとりあえず見てみるかという感じだった。
    そこから毎週予約録画して、最終話見てからすぐに1話から見直した。
    過去にそんなハマリ方をした作品なんてエヴァンゲリオンぐらいしか思いつかない。

    とらドラ!の考察や議論はもう散々出尽くしてるだろうから
    あまり突っ込んだ話はしないけど、先日の一挙放送が初見だった人向けに
    自分が初見の時には知らなかった有名な話。

    とらドラ!のアイキャッチ考察
    http://ruce.blog5.fc2.com/blog-entry-2161.html

    CM入りのアイキャッチのアイコン位置が
    前期OPのアイコン&キャラクターと対応していて
    各キャラの立ち位置や心の動きを表現してるという話。

    あとラストシーンが1話の冒頭に繋がってるとか
    (これは一挙放送なら割と気づいた人も多いよね)
    台詞だけじゃなくて他の部分もこれでもかってぐらい1話とリンクしている。
    随所に出て来る電線とスズメも何か意味があったはず。
    OPとEDもそれとなく各キャラの行く末を暗示していたり…とかね。

    とらドラは「子供が大人の階段を登り始める過程」を描いているのだけど、
    その手本となるべき作品に登場する大人たちが揃いも揃ってダメダメなのが面白い。
    竜児のママに至ってはどっちが子供か分からないぐらい。
    大河の母親も最後の留守電で「バイバイキーン!」とブチ切れ娘に笑われる始末。

    他にとらドラ!で良かったと思うのは、
    学園ラブコメなのに「彼と彼女とその仲間たち」だけで完結しなかったところ。
    それぞれの両親がこの手の話にありがちな「2人を応援するか2人を引き裂く障壁か」
    の役どころだけに終わらなかったこと。

    ただ、序盤からこれでもかというぐらい懇切丁寧にキャラの心情変化を説明したり、
    それを推測できる台詞や演出を随所にばら撒いていたのに
    終盤一気にそれが少なくなってしまったが故に、
    初見の時は割と置いてけぼりを喰らってしまうかもしれない。
    多分、終盤までに説明も推理・推測する材料も十分であり、
    視聴者側が推理・推測する楽しみを意図的に残しているのだと思うけど。

    ■初見で「今ひとつ終盤の展開が理解できなかった」という人へ ────
    おそらく、理解しづらかった・理解できなかった理由は
    終盤の実乃梨の豹変と竜児の急激な心変わりだと思う。
    できればもう一度最初から見て欲しい。
    特に実乃梨の心の動きが理解できると2周目が俄然面白くなると思う。
    竜児の心変わりはちょっと唐突だけど、
    告白されたから心変わりしたのではなく、
    告白によって自分の中のどうしようもない好意に気づいてしまった
    と考えるのが自然なのだと思う。
    きっと。


    子供が大人になる過程では必ず大人の物真似をする。
    子供は周りの大人たちが本音を隠し、嘘をついて生きている事に気づいてしまう
    そして大人の汚さを知りそれを拒絶する。
    反面、子供は自分を守るため、誰かを守るために、自分を偽る。
    それが良いことだと信じて疑わない。そして何かが壊れるまで気づかない。

    学生時代の恋愛は「相手のため」という偽善が自分のエゴを覆い隠してくれるからこそ、
    純粋でまっすぐであとから振り返ると愚かだけど美しい。

    彼と彼女たちを見ていると、誰もが一度は通ったその道を
    否応無しに思い出させられるのがこの作品だったように思う。

    「面白い」とか「人に勧めたい」とか「楽しかった」とか「感動した」とか
    いろんな基準の評価があるけど「自分が好きなアニメ」なら
    多分この先もずっと3本の指からこの作品がこぼれ落ちる事は無いと思う。

    と、長々と書いてる間にタイムシフト視聴の2周目最終話が今しがた終わった。
    まだまだ書きたい事はたくさんあるのだけど、
    キリがいいしキリがないのでこの辺で終わりにしようと思う。
    また気が向いたら何か書くかもしれないけどね。
    では…

    「とらドラ!」最高!!

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