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ゲーム実況と著作権(6)
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ゲーム実況と著作権(6)

2013-04-10 00:42
    「新作ゲームを実況しないのは暗黙の了解だ」とか
    「エミュで実況しないのが暗黙のルールだろ」と怒る人は結構多い。
    この手の人達に「誰がそんなことを決めたのか」と聞くと、
    「そんなの常識だろ!」となぜかキレ気味で答える人から
    「昔の実況者や配信者はその線引きを守ってた」と答える人、
    中には「昔から実況やってる人達で協定結んだ」なんてのもある。

    でもね、別に先人?の実況プレイヤー達は
    「ゲーム業界の事を考えてエミュや新作ゲームの実況を自重した」
    わけじゃないのよ多分。(配信歴4年の私がどの程度古株になるかわからんけど)
    単に権利者削除や垢BANを警戒したのと、
    面倒臭い連中に目を付けられると果てしなく面倒臭かった
    というだけじゃないかなと思う。

    ニコニコ黎明期には、そこらの素人が権利者のフリをして削除申請する
    「なりすまし削除」が何度か起きていたし、
    それまで(権利者が知らなかった等の理由で)放置状態だったのが、
    (面倒臭い人達の大量同時通報などにより)権利者の知る所となり
    ある日突然類似ジャンルの動画が一斉大量削除されたりという事が
    ゲーム実況に限らずいろいろな場所で起きていたので
    当時は「面倒臭い人たちに目を付けられない事」が割と大事だった。

    あとは実際に「面倒臭い人たちに目を付けられた人」
    辿った末路を目の当たりにしているので、
    (中村●ネ、変態ス●ーク、リモー●先生、囲●裏、しん●けetc...)
    余計にそのリスクを避けていたのだと思う。

    だから古株の実況者や配信者が
    単に色々なリスクを回避しようとした結果そうなっただけの話。
    後から来て事情を知らない人には「昔はみんなマナーを守っていたのに」
    などと見えるのかもしれないが恐らくそういうわけではない。

    「暗黙の了解」といえば、以前私が経験したことがあって

    タイトルは忘れたが、話題の新作ゲームが出た直後
    評判どうなんだろうとTwitterで調べていたら
    「新作ゲーム配信するな。実況者の掟守れよ」と、なぜかお怒りの人がいた。
    その日の私は数年に一度あるかどうかという体調不良で
    激しい腹痛と滝のような下痢に悩まされ食事もロクに取れず、
    すこぶる虫の居所が悪かったせいもあり、何を思ったのか絡みに行ってしまった。
    ちなみに相手の人は、ニコ生で生主をやっていて、
    歌い手であり歌ってみた動画とゲーム実況動画も上げている人だった。

    彼の論旨をまとめると

    ・発売から1ヶ月は実況禁止という実況者の掟守れ。新作実況するな

    ・(新作実況禁止という)暗黙の了解は既に成り立ってるんだから文句言うな

    ・それを守れない奴は例外なく売名厨で実況者とは認めない

    ・暗黙の了解に疑問を差し挟む奴は自覚のない人間である

    ・暗黙の了解は調べればすぐ見つかる。自覚のある人間なら皆知ってる

    私がおかしいと思ったのは

    ・「暗黙の了解」なんてどこに書いてあんの?

    ・彼がその新作ゲーム(私が調べてたやつ)の配信をニコ生で視聴中ってツイートしてた

    (自分でやめろって言ってる新作実況を自分で見に行ってんじゃん)

    ・自分で実況やって他人の著作権踏んづけてる人間が自分を棚に上げて

     他人の著作権の踏んづけっぷりが俺より酷いと断罪するってどうなのよ

    という点。
    結果、彼が「暗黙の了解が明示されたソース」として提示してきたのは
    「過疎実況者wiki」のこれだった
    言っちゃ悪いがここのwikiは見ている人間の数が少なすぎる。
    とても「調べればすぐに見つかって自覚のある人間には広く浸透している」
    情報が纏まっているとは思えない場所だ。
    こっち↓のwikiに書いてあるなら納得するけどね。
    VIPで初心者がゲーム実況するには@ Wiki
    あとまぁその文面読んでも、彼の発言主旨のような解釈は出来ないと思う。
    2chとか、ニコニコのコメント弁慶にはそういう人たくさん居るけどね。

    その後は彼が謝罪しツイート非公開にして終了という形になり
    お互いあまり突っ込んだ話はせずに終わってしまったのだけど、
    私が今回長々とゲーム実況と著作権について書こうと思ったのは
    この一件が一つのきっかけになっている。

    それまでは割と、そういう意見に対して放置というか不干渉だったのだけど
    たとえおかしな理屈でも、声の大きな人たちに影響されて
    それが正しいと思い込んでしまう人
    が実際に居る。
    黙っていれば「声の大きな人たち」の都合の良いようになってしまうので
    言うべきと思ったことは言っておこうと思うようになった。

    この連載記事の最初の方に書いたように
    「ゲーム実況(配信)プレイヤーが著作権について語るのはタブーみたいな雰囲気」
    は実際あるので、実況者本人の「自分はこう思ってる」ぐらいは
    もっと発信してもいいんじゃないかなと思う。

    ちなみに全く関係ないが、暗黙の了解の一件で
    私が一番ワケが分からなかったのは、彼の友人の
    「フォロワーじゃない奴と議論するとかモラル無さ過ぎだろ。
    フォローしてから議論始めろよ。きめぇwww」
    という発言。
    今冷静に振り返って考えてもこれだけは全く理解できない。うーむ…


    さて、長々と書いてきたこの連載記事も次回で一区切りにしたいと思う。
    次のお題は「ゲーム実況と著作権のこれから」にする予定。

    相変わらず議論やご意見は全力でお断りします。
    ではまた。




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