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酪農家から見た「銀の匙・第2期」3話&4話
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酪農家から見た「銀の匙・第2期」3話&4話

2014-02-13 01:48

    はじめに

    毎度恒例の前置きですが
    私は農業系の高校や大学、専門学校の出身ではないので
    実際に学内生活や寮生活がどうなっているのかは分かりませんし、
    原作も読んでいないのでこの先の展開なども知らないです。
    あくまでアニメ版「銀の匙」を見ての個人的な感想や
    実際に現場ではどうなのか?など補足説明的なお話もしたいと思います。
    なお原作者の荒川先生が農家のご出身である事は存じております。
    記事内では細かい指摘が増えてしまいがちなので
    揚げ足取りのように見えてしまうかもしれませんが
    作品を貶める意図はありませんのでご理解ください。
    と、段々長くなる前置きはここまで。
    ---------------------------------------------------------------------------------------------
    銀の匙・第2期3話&4話の感想などです。
    放映スケジュールや仕事の都合上、記事の更新が遅いのはご容赦ください。

    今回は諸事情により3~4話の2本分になります。

    第3話で気になったシーン

    北海道の高校野球

    北海道の大会は部活動によってバラバラな仕組みですが
    野球の場合は各支庁ごとに(札幌は石狩支庁、旭川は上川支庁など)
    幾つかの支部ブロックに分けられて支部予選が行われ、
    強豪校はブロック毎にシード。優勝すると全道大会へ。
    夏の大会は南北の北海道別にトーナメント。優勝でそれぞれ1校ずつ甲子園へ。
    秋の新人戦は北海道全体でのトーナメント。優勝で翌春センバツ出場が確定。

    高倉さんと道産子

    ご存知の方も多いですが、道産子は北海道出身者の呼び名の由来にもなった馬。
    元々は農耕馬で沢山居たのですが、農機具の普及や離農などで一気に減りました。
    私の家でも私が生まれる前には農耕馬などとして数頭飼っていたのですが
    トラクターに取って変わられて今は飼っていません。

    ちなみに北海道で行われる「ばんえい競馬」を
    道産子のレースと勘違いする人も多いですが、
    ばん馬はフランスやベルギー辺りの品種の血が入っていて非常に大柄です。
    道産子は数少ない日本在来馬で身体は小さいですが
    とても気性が大人しくて頑丈です。

    北海道の方言

    北海道弁と言っても、「なまら」とか「●●っしょ」や「しばれる」のように
    北海道全域で通じる方言とそうでないものがあります。
    札幌近辺や旭川などは比較的標準語に近いのですが、
    そこに開拓に入ってきた人達のルーツによってもバラバラですし、
    海沿いの漁師町だとさらに独特の訛りがあります。

    ツノニガウリとまさかりカボチャ

    ツノニガウリは知りませんが、まさかりカボチャは存在自体は知っています。
    祖父母の世代ではよく食べられていたしあちこちで作ってもいたらしいのですが、
    さすがにマサカリでないと割れない硬さは敬遠されてしまい
    私は実物を見た事や食べたことは一度もありません。

    馬の背の景色

    馬の背中って想像以上に高いんですよね。
    私はクォーターホースしか乗ったことないですけど思ったより高くて驚きました。




    第4話で気になったシーン


    正装と種目

    元々馬術競技は英国の貴族社会や軍事教練から来ているので
    礼儀作法や服装規定があります。燕尾服などが多いですが軍服でも良いです。
    (昔の五輪では軍人以外は馬術競技に出られなかった)

    種目には大きく分けて障害飛越、馬場馬術、総合馬術があって、
    今回八軒君たちが出てるのは障害飛越。
    馬場馬術で有名なのは高齢で北京やロンドン五輪の代表に選ばれて
    メディアなどで話題になった法華津さん。
    障害飛越ではバロン西こと西竹一大佐とウラヌス号が有名ですね。
    総合馬術は馬場馬術+障害飛越に屋外で行われるクロスカントリーがあって
    これが非常に見ていて面白いです。

    釧路のジャスコ

    直線110kmの看板で有名なアレ(以前も書いたけど)…ですかね?
    でもあの辺りなら釧路行くぐらいなら素直に帯広行くんじゃ…w

    高速道路成金

    潰れる寸前だった農家が高速道路が通った途端に住居と牛舎を新築とかよくある話。
    ついでに車まで買っちゃったりするらしいので実に羨ま…ゲフンゲフン

    これからは北海道新幹線が通るので沿線では似たような事例が多発しそうですね。

    バスが1~2時間に1本

    多い方ですw
    吉幾三さんじゃないですが「バスは一日一度だけ」は結構ネタじゃなかったり。
    ほとんど自家用車で移動ですからね。田舎だと車無いと本当に生活できませんし。

    馬で公道走る

    交通法規的には馬は軽車両。免許は要りませんが信号には従う必要があります。
    つまり自転車と同じで、法的には飲酒運転や携帯電話を使いながら乗ると捕まります。
    なお糞の処理は飼い主(乗り主)責任。

    そういえば馬用の押しボタン式信号機もありますが、あれって歩道に設置してあるから
    歩道に入らないと押せないけど、軽車両は歩道通行していいんだろうか
    …という素朴な疑問。

    糞の処理

    農村地帯では畑に堆肥を撒くため、機械に堆肥山積みで公道を通った時に
    積んだ堆肥を道路にぼたぼた落とすケースが結構あります。
    そのまま堆肥を放置して通報されると警察が激おこぷんぷん丸で飛んできます。
    大抵は警告と原状回復を言い渡されて終わりですが
    罰則規定とかはどうなのでしょう?
    罰せられたという話は聞いた事が無いので分かりません。

    あとがき?

    今回は2週分纏めての更新となりました。
    理由は私が馬術は専門外だというのもありますし、
    仕事中に慢性化していた肘痛が悪化してしまい寝られないぐらいの痛みになったり
    種付け中に若牛に思い切り膝の少し上を蹴飛ばされたり、車が故障したり
    毎日の仕事で使う牛舎の機械が壊れて修理したり等々
    ここ最近は本当にドタバタしていたので記事を書くのが遅くなりました。
    記事の更新を待って下さっていた皆さん申し訳ありません。

    決してソチ五輪を生で見る為に仮眠を取って夜中起きたりして
    生活サイクルがおかしくなって体調を崩したとか、寝不足になったとか
    そんなことはありません。はい。




    ではまた。



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