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酪農家から見た「銀の匙・第2期」6話
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酪農家から見た「銀の匙・第2期」6話

2014-03-05 00:04
  • 16

はじめに

毎度恒例の前置きですが
私は農業系の高校や大学、専門学校の出身ではないので
実際に学内生活や寮生活がどうなっているのかは分かりませんし、
原作も読んでいないのでこの先の展開なども知らないです。
あくまでアニメ版「銀の匙」を見ての個人的な感想や
実際に現場ではどうなのか?など補足説明的なお話もしたいと思います。
なお原作者の荒川先生が農家のご出身である事は存じております。
記事内では細かい指摘が増えてしまいがちなので
揚げ足取りのように見えてしまうかもしれませんが
作品を貶める意図はありませんのでご理解ください。
と、段々長くなる前置きはここまで。
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銀の匙・第2期6話の感想などです。
放映スケジュールや仕事の都合上、記事の更新が遅いのはご容赦ください。


第6話で気になったシーン

父親と息子

親父さんは親父さんなりに息子の適性や性格を理解しているんですよね。
ただあの年代の子供にそれを理解するのはなかなか難しいわけで。

そして親父さんが担任の先生に一言申しているのも実に正論。
部活動やら学祭の準備やらで倒れる為に学費や寮費を払ってるわけじゃない。

親父さんは言葉選びはキツいけど父親としてやるべきことはやっていると思いますし、
別れ際に親父さんが先生に対して言った「引き続き息子をよろしくお願いします」の意味を
息子は単なる世間体や社交辞令の類としか受け止められないものなんでしょうね。

このシーンは見る人の年齢や立場で受け止め方が大きく変わるような気がします。


それはそうと、轟先生って鋼の錬金術師に出てませんでしたっけ…w


母親と息子

子供のためを思ってついたウソが逆効果ってのはよくあるパターン。
自分や周りを思い出しても、なぜか父親よりも母親の方がよくこれをやらかす気がします。
案外、子供との距離が近い母親よりも、ある程度距離がある父親の方が
冷静にいろんな事が見えているのかもしれません。
母親が渡した2万円という金額は単なるメガネ代だけじゃなく
たまには美味しいもの食べて欲しいとかストレス発散して欲しいとか
(こういう時だし余計に)いろいろあるのでしょうけど、
八軒君はそういうのも感じ取ってしまってよけいに癪に障るんでしょうね。

ただ、一度は鷲掴みにした2万円を棄てられず、お釣りを募金箱にっていうのは
八軒君の成長と親への反発心の妥協点なんでしょうね。

部室にて

楽しみにしていた学校行事当日に体調崩して参加できず
次の日からしばらく味わうあの疎外感と寂しさと悔しさを思い出しますw

悔しさと申し訳無さでちょっと捻くれて自虐的になっている八軒君に対して
蹴り入れて一喝する先輩とあの手この手で励まそうとする御影の対比がいいですね

感想ノートのシーンは泣ける。


なまら楽しかった

意味については説明不要ですよね。
ちなみに「なまら」は最上級の場合に多少変化があって
「ん」の溜めが入って「な(ん)まら楽しかった!」となったり
低めの音で力強く「なーまーら楽しかった!」となる場合があります。

出来損ないには出来損ないなりの戦い方がある

新じゃが使った揚げ芋ほんと旨いんですよ。
私が一番旨い新じゃがの食べ方だと思うのは「じゃがバター」ですが、
茹でた芋に塩だけってのも甲乙つけがたいです。
新鮮な食材はシンプルな調理法で食べるのが一番だと思います。

中島先生

(´・ω・)カワイソス

不定期コラム?「汗をかかずに働く」

肉体労働を始めたばかりだったり慣れていない人の場合、車の運転に例えるなら、
アクセルを一気に踏み、急ブレーキで止まるような働き方をしてしまいます。
私も学生時代に家の手伝いをした時、父親に
汗かくような働き方するな」と言われましたが
当時は父の真意がなかなか理解できませんでした。

父の仕事ぶりを観察していると、私より一回り以上身体は小さいですし
当然体力も力も私の方があるのですが、殆ど汗をかかないのです。
私との一番の違いは「一休みをしないこと」でした。
動作は私より遅いのですが、休まずにずーっと動いてるんです。
なので同じ仕事をしても、最初は私の方が仕事が早いのですが
終わってみると殆ど早さが変わらないか父の方が仕事が早いぐらいでした。

半分以上アクセルを踏み込まず、エンジンブレーキを上手に使って止まるような
いわばエコドライブのような働き方が理想に近いのですが、
仮に頭では理解できても身体がそうやって動くようになるのは
早い人でも半年ぐらいは掛かるのではないかと思います。

夏場はどうしても汗をかきますが、実際そういう身体の使い方を体得した後は
体力の消耗具合が段違いになります。
私も父の真似をしてダラーッと安定したペースの身体の使い方で働いてみると
確かに身体も楽なのですが、それ以上に仕事の正確性が格段に上がりましたし、
作業中に視野が広がっていろんな事を考える余裕が生まれるようになりました。

汗をかかずに働く」という考え方は、肉体労働を続けていく上での
ある意味では極意のようなものかもしれませんが、
割と肉体労働以外の仕事でも当てはまる事は多いような気がします。

あとがき

ソチ五輪の影響で更新が1週遅れになってるので
今週中に頑張ってもう1話分書いて追いつきたいですね。

今週は全体的に「見る人の年齢によって受け取り方が変わるシーン」が
多かったような気がします。親子の関わりにしろ、部室でのシーンにしろ。
自分のやった仕事に対する部外者・第三者からの批評に晒される経験ってのは
辛かったり怖かったりもするのですが、人を成長させてくれますね。



ではまた。


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他6件のコメントを表示
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やっとまともな記事に出会えました
銀の匙はホントためになります
87ヶ月前
×
父親が八軒に対してどういう接し方をして、どう考えているのかは、原作11巻を読めばハッキリ判りますね。
まあ、ネタバレになるんで詳しくは書きませんが、いい父親ですよ。
87ヶ月前
×
農業高校の文化祭って結構ハードなんですよね。クラスや委員会、部活の企画、普段の家畜・作物の世話・・・。
忙しい中でどれだけ効率よく人を使い、休むか・・・文化祭は人間として成長できるんだよ!と八軒パパに言いたいです(笑)
87ヶ月前
×
人間一度はぶっ倒れるまで動くなり働くなりして、自分のキャパシティを知るべきだと思ってます。
分を知る、とでも言えばいいのでしょうか。 勿論、過労とは違う意味で。
とても大事なことじゃないかなぁとあの話を読んでいて思ったことです。

主人公の父親は、「家の主」としてやることはやっている(稼ぐとか、そのお金で家族を養うとか)けれども「父親」としてはどうなんだろうと思ってしまうのは・・・多分私の父と言動がそっくりだからなのでしょうね。
「親」の考える・知っている世界が全てではないこと。 「子供」は何時までも「親」の望むままには育って行かないこと。
お兄さんで学ばなかったのでしょうかね・・・「子供」にだって、「子供」なりの意思が、心があるんです。
明確には言葉にできないことだってあるそれを掬い取ることは、「親」の、ひいては「大人たち」の責務なのですがね・・・。
87ヶ月前
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中島先生の扱いwww
まあその一言に尽きるわけですが。
87ヶ月前
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汗をかかずに働く
汗をかくっていうのは結構エネルギーを使うと聞いたことがある。
87ヶ月前
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銀の匙は荒川先生が描いてるから見てみたけど、いつも食べてる食材のありがたさとか、食べ方とか、作ってる人の大変さとか勉強になったし、読んでてそうなんだ・・・って、初めて農業の事を詳しく見た気がします
汗をかかずに働くって、なるほどーですね!
87ヶ月前
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なるほど汗をかかずに働く最初見たときは何のこっちゃと思い読んでみたら確かにブログ主さんと同じですアクセル全開でいって急ブレーキをやる正しくそれです勉強になりました
87ヶ月前
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父親はたぶん主人公がうまくくみ取れないだけで、ほんとはいいお父さんなんでしょうね
だからたぶんその感じ方はあってるんじゃないかなーとおもいますよ!
87ヶ月前
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見た絵だと思ったらCiv配信の人かw
87ヶ月前
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